Page    3475
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   建築設備フォーラムへ  ┃  会議室に戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼梁貫通の孔が並列する場合について  シゲキックス 18/12/25(火) 2:19
   ┣Re:梁貫通の孔が並列する場合について  さくら 18/12/25(火) 10:58
   ┃  ┗Re:梁貫通の孔が並列する場合について  シゲキックス 18/12/25(火) 18:53
   ┗Re:梁貫通の孔が並列する場合について  響 18/12/26(水) 0:14

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : 梁貫通の孔が並列する場合について
 ■名前 : シゲキックス
 ■日付 : 18/12/25(火) 2:19
 -------------------------------------------------------------------------
   梁貫通や耐力壁貫通部の孔が並列する場合について、という部分について質問させてください。

孔が並列する場合は、その中心間隔は孔の径の平均値の3倍以上とする、という部分ですが

@孔が並列するとは、Y1〜Y2間に3個、Y2〜Y3間に3個ある場合、それぞれをまとめて平均とするのか、または柱間で分けるのか。
または、Y1〜Y2間で5個の孔があり、近接した孔が3個そこから2m程離れて残りの2個が近接している場合、それぞれのグループでの平均値とするのか、まとめた個数の平均とするのか。

A孔が3個以上並列している場合、その個数での平均値とするのか。それとも隣り合う孔同士での平均として考えるのか。

B壁貫通の場合、並列して、というのは高さを考慮する必要はないのか。例えば、FL+3000の高さに並列して3個、FL+1000の高さに並列して2個だった場合等。


構造計算をしている担当に聞け、となるのでしょうが皆さんの経験から意見を聞かせてもらえるとありがたいです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:梁貫通の孔が並列する場合について  ■名前 : さくら  ■日付 : 18/12/25(火) 10:58  -------------------------------------------------------------------------
   @柱間で分けて、それぞれ隣り合う孔の平均とする。
Aそれぞれ隣り合う孔の平均とする。
B耐震壁ならば、構造的な確認をしてもらうが原則です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:梁貫通の孔が並列する場合について  ■名前 : シゲキックス  ■日付 : 18/12/25(火) 18:53  -------------------------------------------------------------------------
   レスありがとうございました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:梁貫通の孔が並列する場合について  ■名前 : 響  ■日付 : 18/12/26(水) 0:14  -------------------------------------------------------------------------
   ・構造種別が不明ですが、質問文の内容から推測して一般的なラーメン架構の
 鉄筋コンクリート造に対し、建築工事共通仕様書による在来工法による
 開口補強を行う前提として記載します。
 (構造種別により対応できる寸法、位置等、異なります。
  また、大臣認定工法の場合は認定条件によります。)

・構造的には良くても、意匠的な納まりも考慮する必要が有る
 (例えば、S造で梁を抜く事が出来ても、外壁のALCで納まらない)場合も
 ありますので、よく注意して下さい。

・スリーブ径を検討する際、スリーブの内径なのか外径なのかで
 判定が変わってしまいますので、行き違いが無いよう注意して下さい。
 保温もどのように対応するのかを、忘れないでください。


1、柱と柱の間で考えます。スリーブの間隔は隣同士の3倍で検討します。

2、複数のスリーブをひとつの大きなスリーブとして扱って検討する事も
  方法としては可能です。
  「Y1〜Y2間で5個の孔があり〜」の場合を例に挙げると、
  近接した孔が3個をひとつの大きな開口部、残りの2個を二つ目の
  大きな開口部として、検討出来ます。
  現実には、梁の場合だと1/3の制限に引っかかりますので、よほど
  細い配管か梁せいが大きくないと不可能だと思いますが・・・

3、例えば耐力壁であれば、開口部の高さというより開口周比による判定が
  必要です。0.4以下でないと耐力壁として扱えなくなります。

  雑壁の場合は誤解されがちですが、欠損が大きくなると梁やスラブからの
  支持が出来ず自立出来ない、躯体壁にスリットを入れられなくなる事に
  よって、垂れ壁付きの梁、袖付き柱として計算する必要が出る等の不都合が
  生じますから、雑壁はどれだけ好き勝手な事をしても良い・・・
  という訳ではありません。

  忘れがちですが、スラブも好き勝手やって良い訳ではありません。


参考url:
http://www.jsca.or.jp/bbs4/_Attaches/1_20110314230935.pdf
http://www.jsca.or.jp/bbs4/_Attaches/1_20110315072836.pdf
http://www.shasej.org/gakkaishi/0703/kouza.pdf

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    建築設備フォーラムへ  ┃  会議室に戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                                Page 3475





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━