Page 3585 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼厨房器具からのCO2発生量の求め方について ぽんぽんペイン 19/8/21(水) 2:41 ┗Re:厨房器具からのCO2発生量の求め方について masa 19/8/21(水) 3:27 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 厨房器具からのCO2発生量の求め方について ■名前 : ぽんぽんペイン ■日付 : 19/8/21(水) 2:41 -------------------------------------------------------------------------
実務の本を読むと、厨房器具の排ガス発生量(CO2)の計算式として M=Q×Mco2 Q=ガス消費量[kW] Mco2=ガス消費量1kWあたりのCO2発生量[m3/h・kw] とありました。 Qが10kWでMco2が0.094の場合、排ガス発生量は0.94[m3/h]になりますよね。 この結果をppmに変換したいのですが、その方法を教えてください。 よろしくお願いいたします。 |
換気量と、流入外気のCO2濃度がわからないと、定常的な室内CO2濃度を求める事はできません。 流入外気のCO2濃度が仮に600ppmとすると、換気量を1000m3/hとすれば、一時間に流入するCO2量は、1000m3×600/1000000=0.6m3、室内発生CO2量=0.94m3/h、合計のCO2量=0.6+0.94=1.54m3/h、換気量は1000m3/hなので、CO2濃度=1.54/1000=0.00154m3/m3→ppm表示とするには、1000000倍すればいいので、0.00154×1000000=1540ppmとなります。 これは、換気による希釈で室内CO2濃度を評価した場合です。 厨房の直近のフード等で直接排気される場合の換気量を理論排ガス量の40倍とした場合は、都市ガス1kWあたりの理論排ガス量(これは、文字通りの排ガス量で、CO2発生量ではありません)は、0.93m3/hなので、10kWのガス消費量の場合は、必要換気量=40×0.93×10=372m3/h 排ガスの補修率を70%程度と考えた場合は、室内拡散CO2量=0.94×(1-0.7)=0.282m3/h、室内CO2濃度=(0.282+(372×600/1000000))/372=(0.282+0.2232)/372≒0.001358m3/m3→1358ppmとなります。 |
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