Page 3684 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼冷房空調運転時の温度-湿度の関係について ぶー太郎 20/6/13(土) 17:52 ┣Re:冷房空調運転時の温度-湿度の関係について masa 20/6/13(土) 18:14 ┃ ┗Re:冷房空調運転時の温度-湿度の関係について ぶー太郎 20/6/14(日) 5:46 ┃ ┗Re:冷房空調運転時の温度-湿度の関係について masa 20/6/14(日) 8:02 ┃ ┣Re:冷房空調運転時の温度-湿度の関係について ぶー太郎 20/6/14(日) 11:02 ┃ ┃ ┗Re:冷房空調運転時の温度-湿度の関係について lan 20/6/15(月) 21:38 ┃ ┃ ┗Re:冷房空調運転時の温度-湿度の関係について ぶー太郎 20/6/16(火) 1:25 ┃ ┃ ┗Re:冷房空調運転時の温度-湿度の関係について masa 20/6/17(水) 10:50 ┃ ┗Re:冷房空調運転時の温度-湿度の関係について ぶー太郎 20/6/15(月) 7:56 ┗Re:冷房空調運転時の温度-湿度の関係について TWジジイ 20/6/19(金) 17:24 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 冷房空調運転時の温度-湿度の関係について ■名前 : ぶー太郎 ■日付 : 20/6/13(土) 17:52 -------------------------------------------------------------------------
空調初心者です。 パッケージ空調冷房運転時の湿度についてご教授いただきたくお願いいたします。 25m3-30m3のサーバ室に対角に、空調機が2台設置されており、1週間毎に1台ずつローテーション運転をしています。 空調温度は冷房モード23℃です。空調吹出口温湿度を測ったところ、18-20℃、80-90%でした。部屋の中心の湿度は70-80%でしたが、湿度センサ(90%以上まで上がると警報を出す)が動作し警報盤にサーバ室湿度異常が発報しました。 一般的に冷房運転は除湿も加味していると伺ったことがありますが、実際は温度が下がると相対湿度が上がるので除湿はしていないと考えます。 除湿運転にしていれば別ですが、冷房運転の際、相対湿度は上がっているのに体感的にジメジメとした湿度感を感じないのはなぜでしょうか。 冷房運転の場合、吹出方温度が低く相対湿度が高くとも、設定温度までくると送風運転になると思いますが空が除湿となるのでしょうか。 最初の空調サーモオンの際は温度が下がるまで湿度が高く、設定温度になれば送風運転となり除湿していくみたいな感じでしょうか。 また間欠冷房、除湿運転とはどういったものでしょうか。 |
正式な除湿運転の場合は、室内負荷の顕熱比に応じて、吹出温度を室内顕熱負荷が処理できるように調整し、冷却コイル温度は、室内条件の露点温度付近になるように調整します。(バイパスファクターにより、設定コイル露点温度が異なるので、室内条件の露点温度より低くなります) 以前の電算室用パッケージの場合は、冷媒再熱(冷媒レヒート)コイルによって、冷却コイルで室内露点温度まで冷却した空気を再熱コイルで室内顕熱負荷を処理できる程度まで温度上昇させていたので、吹出温度の相対湿度は、比較的低めになっていました。 再熱処理を行っていない場合は、吹出温度の相対湿度は、90〜85%(バイパスファクターにより異なります)程度と比較的高めになります。 この場合に、室内負荷の顕熱負荷により、吹出空気は設定室温まで加熱され、設定相対湿度に近い状態になります。 再熱処理を行っている場合は、送風の相対湿度は、室内負荷の顕熱比が低い場合は、低めになります。 したがって、送風の相対湿度はあまり関係無く、室内負荷の顕熱比により、室内湿度の状態は変化する事になります。 最近の電算用パッケージの場合は、インバーター制御による、冷却コイルの露点温度制御を行い、再熱による無駄な加熱を減らすようになっています。 ただし、室内顕熱負荷が想定より少ない場合(室内顕熱負荷機器の発熱量が少ない場合)は、十分な除湿が行えない場合も多いです。 その場合は、室内に除湿器を設置する場合も多いですね。 |
ご教授頂きありがとうございます。 サーバ室のパッケージ空調は三菱製壁掛けでインバータですが一般的なもので再熱器は付いていないと思います。 一般空調で冷房運転の場合、室温に対して設定温度を低く設定しますが、絶対湿度が変わらず相対湿度は上がると思うのですが、吹出口相対湿度80-100%であっても部屋の潜熱負荷なし崩しによって湿度は下がるのでしょうか。 湿度センサ上限90%が頻繁に発報するのは、直接冷気(送風(が、センサに当たっているからでじゃうか。 湿度センサにタッパーを被せ(下部を四角く開口)して、サーモオン時の冷気か直接当たらないようにすることは意味がありますか。 間欠冷房、除湿冷房とはどんなものなのでしょうか。 |
サーバー室などに、一般空調用の壁掛型室内機を使用する場合は、特別な改造を行わない限りは、室内の相対湿度の変動はかなり大きくなります。 理由は、設備用パッケージと違い、定風量運転とならない事や、冷却コイルの露点温度一定制御が出来ないからです。 ただし、外気導入量を少なくすれば、部屋の気密性が高い場合は、室内の絶対湿度は、ある一定の範囲に収まるはずです。 この場合は、室温湿度の検出器の周囲の乾球温度の変化に応じて、相対湿度が変動する事になるので、室温変動が少なければ、相対湿度もある一定の範囲に入るはずです。 一般空調用のパッケージの場合も、ある一定の範囲内に送風の露点温度が入っているはずです。(冷却コイルの温度変動により異なりますが、室内の露点温度より低くなれば、送風の相対湿度は、90%程度になるはずです) 通常のサーバー室での、相対湿度の警報は、70%RHで発報されるはずなので、パッケージの送風が直接、温湿度センサーに当たっている場合は、冷却運転中は、発報の危険性は高いです。 その場合は、警報用温湿度センサーの位置を支障の無い位置へ移動する必要があります。 また、外気の導入などにより、梅雨時や雨の日などに室内の絶対湿度が高くなっている可能性もあるので、別の計測器(温湿度記録機など)で室内の温湿度変動を記録してみる必要があるかもしれません。 |
ご教授いただきありがとうございます。 冷房空調では設定温度までサーモオンし室内温度が下がる分、相対湿度が上がる。 設定温度まで下がると送風になり、サーモオフになり、 温度が上がるため、相対湿度が下がる。 でまた、設定温度まで下げるため、湿度が上がるの繰り返す。 冷房設定23℃で吹出口13℃相談湿度60-100%でも、部屋の絶対湿度は変化しない、 発音は23℃のため湿度は吹出口と比べ下がる。 サーモオン立ち上がりほ設定温度まで下げるため、乾球温度13℃、相対湿度90-100% で吹き出ししているため、それが直接、湿度センサーに当たり誤作動する。 直接冷風が当たらないような場所にセンサを移設すれば誤作動はなくなる。 こんな感じでしょうか。 また間欠冷房と除湿運転、送風運転の仕組みと違い分かりましたら ご教授いただきたくお願いいたします。 素人なんで分かりやすくおしえて頂けると助かります。 |
間欠冷房の反対は24時間冷房でしょうか? (言葉の定義が曖昧なように思います) 送風運転は冷却も加熱も除湿も加湿もせず、 ただ空気を吸って吐き出す運転です。冷房運転中のサーモオフも汎用エアコンの多くはこの状態です。 (フィルタ等による除塵はここでは無視します) では冷房運転は?吸い込んだ空気を冷却器(蒸発器)で冷却しながら吐き出しています。 また冷却する過程で対象空気が露点温度に達した場合には結露水が発生します(ドレン水) これが除湿運転です(過冷却により除湿される) 冷房運転中には多くの場合、除湿も同時発生していることがわかります。 (吸込む空気の状態や室外機の運転状況により除湿しない場合もあります) エアコンの運転状態、吸込み温湿度条件にもよりますが、 23℃設定で13℃吹出しであれば除湿している可能性は十分考えられます。 (結果、サーバー室内の絶対湿度も変化している) エアコンの風が湿度センサーに当たりやすいことが原因であれば やはりセンサー移設が望ましいでしょう。 囲うことで誤作動しにくくなると、本来の湿度異常の検出にも支障がでるように思います。 |
ご教授いただき誠にありがとうございます。 冷房運転の場合、蒸発器で露点温度になった湿り空気を 除湿し吹き出す、その際の吹き出し相対湿度は露点温度の 100%まではいかないが高めとなるが部屋の湿り空気と混合 するので温度は高くなり、相対湿度及び絶対湿度は下がる 方向となる。 こんな感じでしょうか。 なにぶん素人なのでご教示頂きたくお願いいたします。 |
相対湿度と絶対湿度の関係ですが、室内空気と空調送風では状態変化が異なります。 室内負荷の顕熱比で状態変化は異なりますが、空調送風に関しては、冷却運転中の場合は、相対湿度はバイパスファクターにより異なりますが、吹出口の状態点では、相対湿度は90%程度(湿りコイルの場合)です。 空調送風は、室内空気との混合により、室内負荷の顕熱比線上を移動していきますが、顕熱比=1.0の場合は、絶対湿度は一定、相対湿度は室内設定温度に近づくにつれて、下がっていきます。 顕熱比<1.0の場合は、室内顕熱比線上を移動するにつれ、絶対湿度は増加し、相対湿度は室内設定温度に近づくにつれて、下がっていく事になります。 この状態変化は、空気線図に吹出口状態点と、室内負荷の顕熱比、室内設定温度条件をプロットする事によって、可視化する事が出来ます。 |
誠に申し訳ござませんが、下記の件、何方かご教授いただきたくお願いいたします。 |
PACで冷房運転するとコイル部分での結露がドレンとして排出されるので徐々に湿度は下がっていくはずです。一方でサーバー室が無人といえども新鮮空気(外気、室内空気)を導入するのでこれが湿度を上げる原因となります。 湿度を下げる為に除湿器を利用してい現場はありますが、除湿の際のドレンを排出が課題です。新築の場合はドレン配管ありますが、既設建物の一区画をサーバー化する際はドレン経路ありなしの確認が必要です。(除湿器運転中は発熱するので注意してください。) ローテーション運転と故障時の代替え運転が必要です。 勝手に停止した場合の対策として温度警報、湿度警報が必要ですし、客によっては記録計の設置を希望する場合もあります。 話が飛びましたがこんな感じです。 |
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