Page 374 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼コンクリートダクトを伝わる騒音 悩める設計担当 03/11/19(水) 22:40 ┗Re:コンクリートダクトを伝わる騒音 こてつ 03/11/27(木) 11:37 ┗Re:コンクリートダクトを伝わる騒音 悩める設計担当 03/11/27(木) 11:50 ┣Re:コンクリートダクトを伝わる騒音 ぱんだ 03/12/1(月) 13:27 ┃ ┣Re:コンクリートダクトを伝わる騒音 ぱんだ 03/12/1(月) 13:31 ┃ ┗Re:コンクリートダクトを伝わる騒音 こてつ 03/12/1(月) 18:52 ┃ ┗Re:コンクリートダクトを伝わる騒音 ぱんだ 03/12/1(月) 21:41 ┗Re:コンクリートダクトを伝わる騒音 なかしん 03/12/2(火) 18:24 ┗Re:コンクリートダクトを伝わる騒音 悩める設計担当 03/12/2(火) 20:04 ─────────────────────────────────────── ■題名 : コンクリートダクトを伝わる騒音 ■名前 : 悩める設計担当 ■日付 : 03/11/19(水) 22:40 -------------------------------------------------------------------------
コンクリートダクトに換気ダクトとエンジンの排気ダクトを接続しています。 この建物が敷地境界線が近く騒音の問題が出てきそうな物件です。そこで騒音検討を行ってますが、コンクリートダクト内ではエネルギーの拡散がないため減音はないものとして計算していますが、この考えでよいのでしょうか。私はコンクリートを通過する音の分は減音されるのではないかと思うのですが根拠がないため悩んでいます。 |
このレスを見てしばらく気になっていたので調べてみました。 コンクリートのデータはないのですが、類似のものとして、「軽量コンクリートブロック の吸音率は、全周波数帯域にわたって0.2の程度であって、それほど大きな効果を期待 することはできない。」と騒音・振動対策ハンドブックに記載があります。 軽量コンクリートブロックよりは普通コンクリートのほうが吸音率が悪いように思いますし、確たるデータもないようですから、(多少の減音はあるにしても)計算上は減音は見込まないで計算されるのが妥当と考えます。 |
レスありがとうございました。やはり減音は見込めないのでしょうね。 設計段階では測定点が地上1.2mで計算しており、何とか規制値に入っており、建屋の建築は一旦終了したのですが、今回設備機器の変更をしているのですが、役所の意見が変わり水平距離で境界線上の騒音値を出すべきだということになり、規制値に収まりきれないようになりました。そこで考えを変えて計算で規制値に収まれば計算をやり直そうと思ったのですが、やはりダクトやチャンバーに消音対策を施さなければ無理みたいですね。 |
>レスありがとうございました。やはり減音は見込めないのでしょうね。 >設計段階では測定点が地上1.2mで計算しており、何とか規制値に入っており、建屋の建築は一旦終了したのですが、今回設備機器の変更をしているのですが、役所の意見が変わり水平距離で境界線上の騒音値を出すべきだということになり、規制値に収まりきれないようになりました。そこで考えを変えて計算で規制値に収まれば計算をやり直そうと思ったのですが、やはりダクトやチャンバーに消音対策を施さなければ無理みたいですね。 某エアハンメーカー勤務の関係もあり、この件は非常に興味を持っておりました。 で、私なりに調べたところ、以前 機械設備さんからご教授いただきました 兵伸装備さんのエンジニアズブックのp434の右上に載っておりました。 単一壁の透過損失の表です。 壁の厚さ(2〜80cm)と比重から透過損失(dB)が求められます。 兵伸装備さんのホームページから取り寄せが出来ます(無料)ので、 一度お取り寄せされてはどうでしょうか? 結構便利です。 尚、この場を借りまして、 兵伸装備さんが非常に有用な資料を無償で配布されていることに深い謝意を表したいと思います。 ありがとうございました。 |
>>レスありがとうございました。やはり減音は見込めないのでしょうね。 >>設計段階では測定点が地上1.2mで計算しており、何とか規制値に入っており、建屋の建築は一旦終了したのですが、今回設備機器の変更をしているのですが、役所の意見が変わり水平距離で境界線上の騒音値を出すべきだということになり、規制値に収まりきれないようになりました。そこで考えを変えて計算で規制値に収まれば計算をやり直そうと思ったのですが、やはりダクトやチャンバーに消音対策を施さなければ無理みたいですね。 > >某エアハンメーカー勤務の関係もあり、この件は非常に興味を持っておりました。 >で、私なりに調べたところ、以前 機械設備さんからご教授いただきました >兵伸装備さんのエンジニアズブックのp434の右上に載っておりました。 >単一壁の透過損失の表です。 >壁の厚さ(2〜80cm)と比重から透過損失(dB)が求められます。 >兵伸装備さんのホームページから取り寄せが出来ます(無料)ので、 >一度お取り寄せされてはどうでしょうか? >結構便利です。 > >尚、この場を借りまして、 >兵伸装備さんが非常に有用な資料を無償で配布されていることに深い謝意を表したいと思います。 >ありがとうございました。 すみません。 自己レスです。 具体例を忘れておりました。 コンクリート厚15cmで49dBの透過損失 と例が載っておりました。 ご参考まで。 |
ぱんださんへ せっかくレスしていただいて申し訳ないのですが、この話は透過損失の話ではなく、 コンクリートダクト内を伝播するダクト内騒音の話です。 ファンの出口からの騒音源をパワーレベルとしてダクト内を減衰を伴いながら 伝わって開口部(排気口)に到り、(エルボ、開口で各々減音して)開口部からは距離減衰にて受音点(敷地境界)に到るという騒音計算です。 従って、ダクト内の吸音率が問題となりますが、コンクリートの吸音率のデータ はないということです。 |
>ぱんださんへ >せっかくレスしていただいて申し訳ないのですが、この話は透過損失の話ではなく、 >コンクリートダクト内を伝播するダクト内騒音の話です。 >ファンの出口からの騒音源をパワーレベルとしてダクト内を減衰を伴いながら >伝わって開口部(排気口)に到り、(エルボ、開口で各々減音して)開口部からは距離減衰にて受音点(敷地境界)に到るという騒音計算です。 >従って、ダクト内の吸音率が問題となりますが、コンクリートの吸音率のデータ >はないということです。 すみません。 私の勘違いですね。 申し訳有りませんでした。 |
>レスありがとうございました。やはり減音は見込めないのでしょうね。 >設計段階では測定点が地上1.2mで計算しており、何とか規制値に入っており、建屋の建築は一旦終了したのですが、今回設備機器の変更をしているのですが、役所の意見が変わり水平距離で境界線上の騒音値を出すべきだということになり、規制値に収まりきれないようになりました。そこで考えを変えて計算で規制値に収まれば計算をやり直そうと思ったのですが、やはりダクトやチャンバーに消音対策を施さなければ無理みたいですね。 直管部分でも減衰量が見込めます。通常は減衰量が小さいため安全側として 無視しています。 実務的騒音対策指針 応用編 日本建築学会偏 技報堂出版 減衰量が書かれていますが亜鉛鉄板の減衰量です。 もとはASHRE 先日、ALCのシズカライトの防音壁デモを会社に持ってきていただき 見せていただきました。(クリオン株式会社) シズカライトで4方向囲った中にベルを入れて音の減衰量を体験する 簡単な実験装置ですが、かなりの減衰があると思いました。 コンクートダクトを思わせるようだったのでレスします。 気泡が音を減衰させるそうです。 なにかの参考になれば・・・・ |
レスありがとうございました。 参考になりました。 今回は、送風機の発停のタイミングを見直しを行い、同時に運転しないようにすることで発生音自体を下げるようにします。 |
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