Page 3816 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼冷媒管の仕組み ドッカン 21/7/26(月) 14:49 ┗Re:冷媒管の仕組み いのさん 21/7/26(月) 19:38 ┗Re:冷媒管の仕組み ドッカン 21/7/27(火) 7:54 ┣Re:冷媒管の仕組み いのさん 21/7/27(火) 19:13 ┃ ┗Re:冷媒管の仕組み ドッカン 21/8/2(月) 9:29 ┃ ┗Re:冷媒管の仕組み いのさん 21/8/8(日) 23:19 ┣Re:冷媒管の仕組み いのさん 21/7/27(火) 19:26 ┗Re:冷媒管の仕組み いのさん 21/8/1(日) 10:28 ┗Re:冷媒管の仕組み きりん 21/8/2(月) 7:56 ┗Re:冷媒管の仕組み いのさん 21/8/8(日) 23:15 ┗Re:冷媒管の仕組み きりん 21/8/9(月) 7:29 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 冷媒管の仕組み ■名前 : ドッカン ■日付 : 21/7/26(月) 14:49 -------------------------------------------------------------------------
こんにちは。 設備素人です。 お聞きしたいことが2つあります。 1.冷媒はどのような仕組みで還っていくのですか? 2.冷媒管は上がり下がりしてもいいのでしょうか。(曲がりも少ない方が良いのでしょうか?) ご回答の程、宜しくお願いします。 |
1 、冷媒とは熱を運ぶ媒体を指します。種類は色々あります。フロン、二酸化炭素、プロパン、水、アンモニア等あります。 多分フロンの事だと思います。 フロンは冷媒配管のなかで液体と気体繰り返しその時の潜熱を利用して熱運搬を行います。太い配管が気体(ガス状) 細い配管が液体です。 2、基本は圧縮機に向かって下り勾配で冷媒と一緒に循環している冷凍機油を圧縮機に帰りやすく配管します。しかし、ヒートポンプ機では往、還が入れ替わりますので 冷房で下り勾配にしても暖房では上り勾配に為、あまり意識しません。 曲がりでは抵抗になる為、少ない方が良いです。また、配管距離も2m以上で短い方が良いです。 |
早急に回答ありがとうございます。 つまり冷媒は常に満たされたままということでしょうか? 宜しくお願いします。 |
満たされてるのとは違うような。 基本は冷媒配管の中には フロンの液状体と気体状態、冷凍機油しかありません。 運転中は場所により フロンは液状のみのところと気体状のみのところ さらにその両方が存在しているところがあります。 |
いのさん様 ご回答頂いていたのに返事できずに申し訳ありませんでした。 フロンの液状態と気体状態の二つがあること分かりました。すると、冷媒管にはそれぞれ液体状態、気体状態の通り道として液管、ガス管の二つがあるという認識で良いのでしょうか? また、冷媒管に行きも還りも無いという認識で良いでしょうか? |
返事が遅くなり申し訳ありません。 冷媒配管にも往管、還管は存在します。 通常のエアコンですと冷房と暖房で往管、還管が入れ替わる機械が多いです。 |
例えば やかんに水を入れて火にかけます。 やがて沸騰します。その時やかんの中は100℃のお湯と100℃の蒸気です。 お湯は液体、蒸気は気体ですね。 冷媒配管の中は常にこれに近い状態にあります。 |
わかりにくかったでしょうか? 私は冷凍空調科の世界では 指導的立場にあります。 今後の為にも皆さんの意見をお聞かせください。 |
先生、平素は後進のご指導、心より御礼申し上げます。 ご回答はわたくしも同じです。 せっかくですので先生に聞いていただきたいのですが、冷凍機の冷媒配管の設計についてです。 冷媒配管の配管径の選定については、どのように行っていくのがいいのか? 旧冷媒の時は産調出版(冷媒配管マニュアル)を参考にしながらやってきましたが 新冷媒のものは存在しません。 蒸発器の能力選定、膨張弁の選定、各調整弁の設置条件、すべて冷凍機油また冷媒の流速が影響します。誠に難しいです。 昨今は圧縮機の保護の為、インジェクション制御、DSHの設定、INV回転制御、 ポンプダウン停止等、冷凍理論を超えた運転状態、本当に難しです。 ご教示くださいませ。 |
返事が遅くなり申し訳ございません。 私がやっていた時は冷媒はR-22 冷凍機油はスニソ って決まってましたので 文献もあったのです。 現在は各メーカーで様々な冷媒、冷凍機油を使用していますのでそれに対応するのは大変かと思います。 各メーカーもあまり資料を出してくれませんので資料が少ないです。 容器や配管などの厚みは計算方法が決まっています。 また材質によっても変わります。 個々に勉強していかねばならないので大変かと思います。 |
ありがとうございます。やはり難しいのですね。頑張ります。 先生、昨今の技術革新は凄いと思いますが、冷凍機油に関しては飛躍的に向上していると感じます。 ある合成油の化学メーカーの開発の方とお話する機会がありました。この分野は日本が、かなり進んでいるみたいです。 各メーカーからの要望される品質は厳しいようです。でも、日本がTOPを走っていると聞いて嬉しかったです。 |
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