Page 3875 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼油配管について 夢夢銀 22/2/20(日) 6:40 ┣Re:油配管について 谷やん 22/3/9(水) 23:11 ┃ ┣Re:油配管について 原 隆 22/3/10(木) 23:55 ┃ ┗Re:油配管について 夢夢銀 22/3/12(土) 10:11 ┗Re:油配管について 拝観ジジィ 22/3/12(土) 10:02 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 油配管について ■名前 : 夢夢銀 ■日付 : 22/2/20(日) 6:40 -------------------------------------------------------------------------
送油設備配管(灯油・重油など)について素人の為、ご質問です。 ①なぜ原則として、溶接配管なのでしょうか?漏洩リスクの為ですか?溶接配管以外の方法は認められるのでしょうか? ②現場は、油往管と油還管となっています。なぜ還管が必要なのでしょうか? |
確かに仰る通りですね。 私も疑問に思いながらそれに従い長年設計施工してきました。 私も知りたいです! ちなみに小口径配管でネジを使ったことはありますが現場で問題を起こしたことは一度もありません。 誰も返事してないので書いてみました。なんのお役にもたてずあいすみません。 |
灯油や軽油などの燃料油は、水に比べて浸透性(物体の隙間をすり抜けて液体が通過したり、内側に入り込む性質)が極めて強いです。例えば、コンクリート製の槽に燃料油を貯めると、コンクリートに染(し)み込んでいき、コンクリート中の水分が油に置き換わるようです。コンクリート面に油を垂らせば、その性質を目視できます。また、紙などに油を垂らしても、その性質を目視できます。また燃料油などは、物質を侵す(劣化などの害を与える)性質が強いです。かなり昔の若い頃の実体験ですがが、ゴム手袋で油に触れる仕事をしていたら、ゴム手袋がボロボロになりました。ねじ込み配管においては、管のネジ表面と継手のネジ表面の機械的な接触だけでは、気体や液体などの流体の浸透を防ぐことが難しいので、塗布剤やテープなどでシールをします。昔は塗布シール剤として、黒色のヘルメチックというものを使用していましたが、当時、これが油に侵されるとされ、油配管には使用されていませんでした。現在は、油配管用のヘルメチックがあるようですが・・・。シールテープが油に侵されるかどうかについては知見がありません。燃料油は水に比べて危険性が高いこともあり、シール剤を用いるねじ込み配管よりも、管と継手を一体化する溶接配管が信頼性・安全性などの面でベストであると考えます。付け加えますと、ねじ込み配管では、曲げ力が作用すると、ネジの谷部が裂けて折損しやすいですが、溶接配管ではそのようなことがなく、強度的にも強いということがあります。以上は、油配管という視点から記述しました。 |
谷やん様 返信ありがとうございます。 私も、疑問を持ちながら施工してました。 小口径で、露出配管の場合は、ネジ配管施工してました。 何か分かりましたら、お手数ですがご教授願います。 |
こんにちは! 現場側の人間です。 油やガスは漏れないのが原則(水や電気は良いって事じゃありませんが) と言う事で溶接じゃないかと。 母材のパイプより溶接部は強度が上がりますからね。 ネジ加工だと地震とかでは加工部分で折れて漏洩の原因になるかと思います。 最近では転造ネジも有りますが一般的なネジは切削されて母材が薄くなっているので折れやすいですよね。 余談ですが北陸でも地下タンク埋設の油配管は減って来ましたねぇ~。 |
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