Page 717 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼冷却塔の水質管理について ひろぽん 04/11/3(水) 16:07 ┣Re:冷却塔の水質管理について おにぐん 04/11/3(水) 17:58 ┗Re:冷却塔の水質管理 質問追加 ぶた 04/11/3(水) 18:54 ┗Re:冷却塔の水質管理 質問追加 シリュー@元修理屋 04/11/3(水) 23:56 ┗Re:冷却塔の水質管理 質問追加 ぶたマン 04/11/4(木) 23:45 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 冷却塔の水質管理について ■名前 : ひろぽん ■日付 : 04/11/3(水) 16:07 -------------------------------------------------------------------------
いつも忙しくて、「教えてくん」になりがちですが 東北地方で設備設計をやっているものです。 今回、冷却塔の水質管理について少々調べていたところ どっちつかずの評価になりまして、経験豊富な皆様の意見を お聞きしたく、投稿しました。 いつも水道水の電磁弁による、ブローしかやっていないもので(汗) この方式との組み合わせにより、最も良いと思われるものを 意見色々お聞かせ下さい。 方式@ 薬注装置による、投入量調整にて管理 方式A イオン化又は磁気化装置(配管途中に付けるもの) を設置し、水質を管理 メーカーのカタログ、営業の方のみの意見では良いところしか言わないので 実際に現場で設置した。または設置されている現場をメンテナンスしている などの方からの情報もあれば有り難いです。 宜しくお願いします。 |
>いつも忙しくて、「教えてくん」になりがちですが >東北地方で設備設計をやっているものです。 > >今回、冷却塔の水質管理について少々調べていたところ >どっちつかずの評価になりまして、経験豊富な皆様の意見を >お聞きしたく、投稿しました。 > >いつも水道水の電磁弁による、ブローしかやっていないもので(汗) >この方式との組み合わせにより、最も良いと思われるものを >意見色々お聞かせ下さい。 > >方式@ >薬注装置による、投入量調整にて管理 > >方式A >イオン化又は磁気化装置(配管途中に付けるもの) >を設置し、水質を管理 > >メーカーのカタログ、営業の方のみの意見では良いところしか言わないので >実際に現場で設置した。または設置されている現場をメンテナンスしている >などの方からの情報もあれば有り難いです。 > >宜しくお願いします。 少し前に同様のスレが立っていて何人かがレスってますが 下記は と さんのものです。 と さんも書かれていますが、 薬注は主に防藻・防錆で、比抵抗管理(電導度) は、自動ブローを用いるので @、Aは 各々必要と考えますが・・・・ 冷却塔の水処理にお困りとのことですね。 錆とシリカ分では、対応が異なると考えます。 錆については、冷却塔本体と配管が心配ですね。 これについては、水処理メーカーか水処理剤の会社に 冷却水の成分分析を依頼して、適切な薬剤を選定して もらうのがベターと考えますが。 シリカ分については、電導度を計測して自動的に 補給水を入れて、冷却水をオーバーフローさせる方法が ベターだと考えますが。冷却水の濃縮を防ぐためです。 何れにしろ、コストがかかることですので、冷却塔の メンテコストに計上できるか検討が必要だと思います。 ついでながら、レジオネラ属菌については、冷却塔の 設置場所が生活環境に影響するような所であるとすれば、 薬剤による処理を検討すべきでしょう。これも、やはり、 薬剤コストとレジオネラ属菌の検査コストがかかってきま すが。 と ( と さん 勝手文章を引用させていただきました 申し訳ありません ) |
こんにちは。 薬注についてですが、管理さんによっては人力で定期的に注入してらっしゃる場合もあるようです。 ところで、かぶせ質問ですが、 >イオン化又は磁気化装置(配管途中に付けるもの) ↑これ、実用的に効果があったという実感がある方っていらしゃいますか? または、採用にいたった決定的理由がある方とか。ちなみに私は採用したことありません。 もの凄く高いらしいんですが、一説には、スケール・腐食等にほとんど効果が無いっていう報告が、どっかの講習会であったとかなかったとか。こんなこと言うとメーカーさん怒りそうですけど、どうでしょう? |
シリューです。 私の経験のみでお答えします。(メーカーを誹謗中傷する気は有りません) @薬注方式について 事前に循環水(十分循環濃縮されたもの)をサンプリング・分析し、最も 水質に合った薬品と濃度を決める必要があります。 メーカーカタログのみでエイヤッで種類・濃度を決めても効果は弱いです。 更に、給水ブロー装置を併用して、循環水の濃縮倍率をスケール析出濃度 以下に管理する事で、初めて有効な方法となります。 但し、薬品によっては、ブロー水・排水がかなりアルカリに振る事があり ますので、排水基準のうるさい地域では、これにも御留意下さい。 Aイオン化・磁気化装置について これも、各種調査・実使用してみましたが、水槽に棒状の磁石を沈める タイプで一例だけ、スケール析出防止と付着スケール溶解が認められました。 他のものについては施主の依頼で付けましたが変化はわかりませんでした。 但し、各タイプを同一水質でテストした訳ではありませんので、優劣は つけられませんが、個人的には、これだけの費用を掛けて導入するには リスクが大きすぎると考えます。 追加:電極式? 以前、導入計画があり、他社設置現場で見学したのですが、電極を設置して 微弱電流を流す装置を見た事があります。(貯湯タンクの電気防食みたいな もの)これは、設置した施主に聞いた処、非常に効果が有り、東北から九州 までの各工場に導入しており、地域による差は無いとの事でした。 以上、経験談です。長文になり、すみません。 |
シリューさん、ありがとうございます。 相変わらず経験豊富で頭がさがります。 >Aイオン化・磁気化装置について > これも、各種調査・実使用してみましたが、水槽に棒状の磁石を沈める > タイプで一例だけ、スケール析出防止と付着スケール溶解が認められました。 なるほど、次回真剣に検討してみようと思います。やっぱり高いんですか? > 他のものについては施主の依頼で付けましたが変化はわかりませんでした。 ↑これは、配管につけるやつですかね。これ、うん百万って話を耳にしました。 >追加:電極式? > 以前、導入計画があり、他社設置現場で見学したのですが、電極を設置して > 微弱電流を流す装置を見た事があります。(貯湯タンクの電気防食みたいな > もの)これは、設置した施主に聞いた処、非常に効果が有り、東北から九州 > までの各工場に導入しており、地域による差は無いとの事でした。 ↑これも恥ずかしながら初耳なので、検討してみます。ちなみにメーカー分かったら教えてください。 って、私トピ主じゃなかったです。トピ主さんごめんなさい。 |
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