Page 819 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼土中埋設排水用鋼管の防食について 茂 05/1/27(木) 23:25 ┗Re:土中埋設排水用鋼管の防食について hatomori 05/1/28(金) 17:55 ┗Re:土中埋設排水用鋼管の防食について 茂 05/1/29(土) 22:54 ┗個人的な見解ですが・・・ 設備屋のひよこ 05/1/29(土) 23:17 ┗Re:個人的な見解ですが・・・ 茂 05/2/2(水) 1:38 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 土中埋設排水用鋼管の防食について ■名前 : 茂 ■日付 : 05/1/27(木) 23:25 -------------------------------------------------------------------------
国土交通省の「公共建築工事標準仕様書機械設備工事編」では、『土中埋設の鋼管類(ステンレス鋼管、排水配管の鋼管類及び合成樹脂等で外面を被覆された部分は除く。)には、防食処理を行う。』とあります。 従って、「土中埋設の排水配管の鋼管類は、除く」となって防食処理をしなくてよいことになります。 土中に排水用亜鉄管を埋設する場合、プラスチックテープ巻き等を行わずに配管すると、腐食が進行すると思いますが、いかがでしょうか? どのような理由により、防食処理を行わないのか教えてください。 よろしくお願いいたします。 |
過去ログにも問題提起がありましたが、結論がでていない問題です。 国交省の仕様書には確かに明文化されています。 私が住んでいる広島市が発注する機械設備の特記仕様書には、その為かわざわざ 土中埋設の鋼管はプチル系とする。MDなどの継手部はペトロラタム系とするの 注意事項があり、裸管での埋設を禁じています。 なぜ、排水用の鋼管は防食が不要と書いてあるかは、よくわかりませんが 裸管だと、排水管でも(中に常時水がなくても)外面は腐食するはずです。 しかし、ご質問のようにプラスチックテープをまいただけの防食では、防食被覆に 欠陥(完全な施工は困難であり埋め戻し時等に外傷を受ける危険が高いなど)があると 腐食電流がその微小な欠陥部に集中するため、なにも巻かない裸管の腐食よりは4〜5倍 の速度で進行するようです。 ・プラスチックテープを巻くよりは裸管のほうがよい。 ・防食するのであれば、ペトロラタム系の防食とする。 ・コンクリート/土壌系マクセル腐食が主原因であろうと考えられるので、 建物の鉄筋などと接触しないようにする。 が私の考えです。 大手ゼネコン、サブコンの図面も不要と書いてありますから、その関係の人は よくご存知なのではないでしょうか。 どなたか、正式な答えを教えてください。 |
hatomoriさんご回答ありがとうございました。 過去ログにもあったとのことですみませんでした。一度見てみます。 プラスチックテープ巻きではあまりよくない旨よくわかりました。 また、大手ゼネコン、サブコンの図面も不要と書いてあるということは下手にテープを巻かないのが一般的ということですね。 大変参考になりました。 今後ともよろしくお願いします。 |
テープを巻いた方が電食の進捗が進みやすいということと、中途半端に巻いて経年で配管が腐食して時に、発見が遅れる。巻かない方が腐食しても発見しやすいということで、地中埋設の配管には『防食は不可』ということになるのではと思っています。 |
設備屋のひよこさん やはり電食の要素が最も可能性が高いということですね。 回答ありがとうございました。 とはいっても、これまでの習慣で何か巻きたいような・・・・。 |
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