Page 862 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼住宅用換気扇の防雪フードをご存知ないですか... 無知な販売者 05/3/3(木) 20:37 ┣Re:住宅用換気扇の防雪フードをご存知ないですか... おにぐん 05/3/3(木) 22:03 ┃ ┗Re:住宅用換気扇の防雪フードをご存知ない... 無知な販売者 05/3/4(金) 8:35 ┃ ┣Re:住宅用換気扇の防雪フードをご存知ない... こてつ 05/3/4(金) 12:10 ┃ ┗Re:住宅用換気扇の防雪フードをご存知ない... マリーナ 05/3/4(金) 12:40 ┃ ┗Re:住宅用換気扇の防雪フードをご存知ない... 無知な販売者 05/3/4(金) 13:23 ┗Re:住宅用換気扇の防雪フードをご存知ないですか... おっちゃん 05/3/5(土) 7:53 ┣Re:住宅用換気扇の防雪フードをご存知ないですか... ジャイアン 05/3/5(土) 8:21 ┗Re:住宅用換気扇の防雪フードをご存知ない... 無知な販売者 05/3/7(月) 9:52 ┗Re:住宅用換気扇の防雪フードをご存知ない... ジャイアン 05/3/7(月) 11:24 ┗Re:住宅用換気扇の防雪フードをご存知ない... 無知な販売者 05/3/7(月) 13:44 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 住宅用換気扇の防雪フードをご存知ないですか... ■名前 : 無知な販売者 ■日付 : 05/3/3(木) 20:37 -------------------------------------------------------------------------
住宅用の24時間換気システム(1種換気)を販売しています。青森や山形で今年給気フードから雪が吹き込んで、換気装置の内部に雪がたまってしまいました。その後解けて水が滴り落ちるという事態です。 過去ログを見ていると防雪フードの話がありインターネットで調べてみましたが、換気用と思われるものでもとても大きな板金加工のものでした。ちなみに屋外フード部分の面風速は3m/s程度であり、この点も過去ログからすると大きいようです。ちなみに使用しているフードは横から吸い込むタイプです。フード面積が同じなら深型の下に向いたもの方がだいぶましでしょうか? 軒天からとるなど建築的に逃げるしかないでしょうか? どなたか情報をおもちであれば教えていただきたく、宜しくお願いします。 (24時間換気義務化後の寒冷地の機械給気は問題になっていないのでしょうか?) |
はじめまして。 以前東北に住んでいました。 住設は経験が無いのですが、知っていることを少しばかり・・・ >ちなみに屋外フード部分の面風速は3m/s程度であり、この点も過去ログからすると大きいようです。 3m/sは確かに給気としては速いと思います。 私がやった設備は2m以下に抑えました。 それでも給気の場合、軽い雪は吸ってしまいます。 外壁貫通部近くはダクトの口径を大きくして出来るだけ風速を落とした方が よいと思います。 >ちなみに使用しているフードは横から吸い込むタイプです。 >フード面積が同じなら深型の下に向いたもの方がだいぶましでしょうか? もちろん深型のほうがよいと思いますが、市販の深型ではやり吸ってしまうように 思います。 >軒天からとるなど建築的に逃げるしかないでしょうか? 出来れば、その方がよいと思います。 ・・・一般住宅の場合は、天井内の懐が無いので無理かもしれませんが、私の場合 吸い込んだ雪が機器側に入らないように、外壁に向かって勾配を取っていました。 それも、45°エルボとかで急勾配にしていました。 ダクトは出来るだけ、外壁と平行になるように貫通後直ぐに曲げてしまった方が 途中ダクトの壁面に雪が当たって奥のほうまで侵入しにくいと思います。 市販品のフードだけでは完璧な処理は難しいと思いますが。 ・・参考になれば、幸いです。 |
おにぐんさん有難うございます。 風速対策でも風の影響は計り知れないので、やはり入る事を前提とした設計を第1にした方がよさそうですね。 エルボで雪をあてる方法も検討してみます。ただ寒冷地の住宅は無落雪屋根なので天井裏空間が少なく、排水の勾配がどこまでとれるかというネックがあります。 できれば対策を2重にする意味で、外部処理の防雪フードも考えたいのですが、実例をお持ちの方、情報をいただきたく。。。。(レンジフードで屋外側につける程度の大き目のフードでも少しは改善されるのでしょうか?つまり風速が速いフードの吸い込み口を雪からできるだけ遠ざけるというのが防雪フードの考え方でよいのでしょうか?) |
既製品ではこれくらいしか見当たりません。 内部にじゃま板がついているので幾分違うと思います。 ↓ http://www.unix-coltd.co.jp/unix/catalogView?katasiki_no=SPSF-A3MBL 実用空調・衛生設備設計データブックに寒冷地の外気取入口(空調機)の参考図がのっています。(2例)住宅用ではないので参考になるかわかりませんが。 1.外部ウエザーカバー、内部チャンバー(じゃま板付)〜ダクト接続 (チャンバー内にドレンパン設置、ドレン配管接続) 2.外部ウエザーカバー、内部チャンバー(じゃま板無)〜チャンバー内にエルボ返しでダクト接続(チャンバー内にドレンパン設置、ドレン配管接続) なお、「チャンバー内通過風速は1m/s程度とする」とあります。 既製品にこだわらないのであれば、風速1m/s程度でフードの下部開口を決め、じゃま板を内部につければよいのではないでしょうか。 寒冷地の建物もいくつか設計していますが、パイプ接続の場合は深型フード程度ですませています。工夫した実例は持っていません。(ごめんなさい) |
こんにちは 住宅用ってところがネックですねー こんなのはどうでしょう。 三○電機三の商品検索でP-13KVQを当たってみてください。 業務用ならダンパーによる制御とかもあるのですが いかんせん天井裏に設置スペースがないのでは あんまし良いアイデアが出ませんでした。 |
こてつさん、マリーナさん 有難うございます。 まさに現在使用している屋外フードは ○○のKVQなのです。 皆さんのおかげで考えがまとまってきました。 1.屋外フードを超深型のものにする。または現在ついているフードを覆うウエザーカバーの大きいものを取り付ける。 2.その上で、ブリザードの地域などでは、屋内にチャンバーを設けて、ドレンで外部に戻す(戻すといっても凍結するかもしれないから日当たりよいところが前提となるということですね。。。) みなさん、有難うございました。 考えるきっかけとなる情報があると、とても理解が進んで助かりました。 (解決!とりあえず。。。来年の結果を見よう。。。) |
おはようございます。 地方周りから昨日の夜帰ってきたおっちゃんです。 ・まず、寒冷地住宅の場合、全熱交換タイプではなく 「顕熱交換タイプ」を選定してください。ドレン処理が可能になります。 >住宅用の24時間換気システム(1種換気)を販売しています。青森や山形で今年給気フードから雪が吹き込んで、換気装置の内部に雪がたまってしまいました。その後解けて水が滴り落ちるという事態です。 ・フードに向かって若干の勾配はとっていますか? またダクトに関しては、消防上支障がなければ「塩ビ」という方法もあります。 ・フードについても、ダクトの1サイズアップさせる方法も あります。 |
北海道の設備屋です。 参考までに 小口径(丸形)フード・ダクトの場合 1・深型フード+ガラリ付+防虫網付 (防虫網を取り付ける場合はメンテナンスを考慮) 2・外壁貫通部直近でダクトを立ち上げ (スペースがない場合には外壁に向かって下がり勾配とする) 3・フード及びダクト内にじゃま板及びフィルターを設置 4・ダクトを塩ビ管(VU・VP・トミジ)で施工 etc 大口径(矩形)フード・ダクトの場合 1・防雪フード+防虫網 2・防雪・防雨ガラリ (ガラリの羽根が縦・横に二重・三重についていて雪・雨が入りづらい構造になっている) 3・ダクト内にフィルターを設置 (フィルターチャンバーにはドレン配管を接続) etc 色々と方法が有りますよ。 |
おちゃんさん、ジャイアンさん 有難うございます。 再度整理すると、なんといっても第1はフードから入らないようにすること、第2にダクト内に入った雪の処理で、入る雪の量などのリスクに応じて、ドレン処置(邪魔板+ドレン含む)またはダクトの水勾配(エルボ利用を含む)のみというところですね。 ところで以前から気になっていたのですが、皆さんドレンはメーカーの指示通り、室内の排水口へ接続しているのでしょうか?(トピックスの主題からは広がる内容ですが。。。) 住宅では2階に水廻りはトイレがあればよい方なので、当初から良く計画してもらわないと難しいです。 実際、余程の山の中でなければ東北でも外気温度が零下である期間というのは少ないように思えるので、南側外壁などから排出しているのでしょうか? 以上 |
私の廻りの地域(道南)の話ですが ダクト内に入った水については、ダクトの勾配でフード・ガラリから自然排水しています。多少凍ることが有ると思いますが、暖かい日(北海道では良く暖気と言います)に自然と溶けます。(塩ビダクトにしたり、ダクトのシールが必要ですが) 又、機器のドレン配管については、寒冷地では水道の凍結という問題があって給水・給湯配管は水抜きをしないといけないんで、ドレン配管や排水ホッパー(間接排水口等)がPS内やメーターボックス内にあるのでそこまで配管していますよ。(良心的な設計事務所さんはトイレや洗面所・UB等の水廻り近傍に機器を設置してくれます) 以上参考まで |
ジャイアンさん 有難うございます。 寒冷地というのは色々頭を使わないと難しいですね。 住宅の気密化など新しいことは寒冷地からというのも うなづけます。。。以上 |
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