Ｐａｇｅ 100 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ ＩＮＤＥＸ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼電気設備の計算問題 ひで 08/10/18(土) 3:13 ┗Re:電気設備の計算問題 masa 08/10/18(土) 12:23 ┣Re:電気設備の計算問題 再受験生 08/10/18(土) 14:22 ┃ ┗Re:電気設備の計算問題 masa 08/10/18(土) 14:40 ┗Re:電気設備の計算問題 ひで 08/10/18(土) 17:58 ┗Re:電気設備の計算問題 masa 08/10/18(土) 19:30 ─────────────────────────────────────── ■題名 ： 電気設備の計算問題 ■名前 ： ひで ■日付 ： 08/10/18(土) 3:13 -------------------------------------------------------------------------
| 明日試験ですですが、未だによく分かっていないことが一点。 受変電設備の総容量の算定方法がよくわかりません。 なにか簡単な例題と解答例なにかないでしょうか。 |
| 基本的には、講習テキストの電気設備設計の部分と、設計例を参照するのが良いと思います。 受変電設備の総容量は、統計データ（講習テキスト記載のグラフや表）から算出します。 例、床面積当たりの電灯負荷・動力負荷から算出する方法 電灯負荷＝40w/㎡、動力負荷＝60w/㎡、述床面積＝8,500㎡、需要率＝0.7、不等率＝1.0、電灯力率＝0.9、動力力率＝0.8の場合（非常灯負荷、保安用負荷は含まれていると考える） 電灯総負荷＝8,500㎡×40w/㎡＝340,000w→340kw 動力総負荷＝8,500㎡×60w/㎡＝510,000w→510kw 電灯変圧器容量＝電灯総負荷×需要率÷（電灯力率×不等率）＝340kw×0.7÷（0.9×1.0）≒264.43KVA→単相変圧器100KVA×3台とする。 動力変圧器容量＝動力総負荷×需要率÷（動力力率×不等率）＝510kw×0.7÷（0.8×1.0）＝446.25KVA→三相変圧器500KVA×1台とする。 受変電設備の総容量＝電灯変圧器＋動力変圧器＝（100KVA×3）＋500KVA＝800KVA 契約電力比率＝0.5とすると、契約電力＝（264.43KVA＋446.25KVA）×0.5＝355.34kw→360Kwと想定する。 |
| >契約電力比率＝0.5とすると、契約電力＝（264.43KVA＋446.25KVA）×0.5＝355.34kw→360Kwと想定する。 『契約電力比率』についてテキストには記載が無いのですがこの点を教えていただけませんでしょうか。 テキスト（P352）では最大需要電力＋α(将来の需要増）程度の数値となっているのですが・・・この点がよく理解できておりません。ご教授願えませんでしょうか。 |
| 講習テキストを持っていないので、P352の記載内容は不明ですが、最大需要電力＝契約電力です。 講習テキストでは、将来の需要増分を見込んで余裕をみて契約電力を想定しているのでしょう。（講習テキストどおりの回答で、修了考査は問題ありません） すべての機器の需要率・不等率を厳密に計算して加算したものが、最大需要電力＝契約電力となります。（変圧器選定の場合は、負荷容量・需要率・不等率・力率は安全側で選定しているので、普通は変圧器総容量より最大需要電力は少なくなります） 契約電力比率は、単純に需要率又は総合効率と表現される場合もありますが、統計データから、0.4～0.6程度となる場合が多いようです。 テキストでは、最大需要電力を求める式で同様の係数を乗じていると思います。 |
| 丁寧な説明ありがとうございます。 説明分のなかの変圧器の種類ですが、 100KVA×３ とか 500KVA×１とありますが、 100と500意外にどんな容量のものがあるのでしょうか？ |
| 標準品では、単相トランス（6.6kV/210-105V）で、20、30、50、75、100、150、200、300、500kVA、三相トランス（6.6kV/210V）で、30、50、75、100、150、200、300、500、750、1000kVAの系列になります。 |
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