Page 204 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 kells 09/9/9(水) 19:41 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 masa 09/9/10(木) 3:19 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 kells 09/9/10(木) 7:44 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 masa 09/9/10(木) 23:29 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 kells 09/9/11(金) 11:06 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 masa 09/9/12(土) 0:22 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 kells 09/9/17(木) 23:29 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 masa 09/9/18(金) 1:48 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 kells 09/9/18(金) 7:36 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 kells 09/9/18(金) 18:48 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 masa 09/9/19(土) 1:54 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 kells 09/9/19(土) 2:35 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 masa 09/9/19(土) 11:55 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 kells 09/9/25(金) 22:07 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 masa 09/9/26(土) 12:42 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 kells 09/9/26(土) 13:45 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 masa 09/9/26(土) 14:28 ┗Re:H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 kells 09/9/26(土) 16:10 ─────────────────────────────────────── ■題名 : H20年 設備設計終了考査・空調換気選択問題 ■名前 : kells ■日付 : 09/9/9(水) 19:41 -------------------------------------------------------------------------
お疲れ様です。いつも参考にさせていただき初めて試験を受ける者です。 表記問題の問2について検討いたしましたので、諸先輩がたのご指導いただきたく 初めて投稿させていただきます。 送風量: 顕熱負荷を条件より求め公式より 204.9×1000×3600/1.0×1000×1.2×(26-15.5)=58542立米/h コイル能力: 0.33×58542(52.9-40.7)×1.05/1000=247kw 水量: 247×14.3/5=706リッター ここまでで考え方に不具合等ございましたらご指導いただきたくよろしくお願いいたします。 |
平成20年度正規講習の、問2のどの空調器を計算されているかは不明ですが、解答例は以下のとおりです。 事務室:床面積=1,260u、人員=150人、外気量=150人×25m3/人=3,750m3/h ペリメーター負荷(北面)=1,260u÷2×50w/u=31,250w、顕熱比=1.0 ペリメーター負荷(南面)=1,260u÷2×65w/u=40,950w、顕熱比=1.0 インテリア顕熱負荷=1,260u×40w/u(照明)+150人×64w/人=60,000w インテリア全熱負荷=1,260u×40w/u(照明)+150人×98w/人=65,100w、顕熱比=60,000w÷65,100w≒0.92 ペリメーター空調器(機械室1)送風量=31,250w÷(26.0−15.5)÷1.2kgDA/m3÷1.0KJ/kgDA℃×3.6KJh/w≒8,929m3/h→8,930m3/h 冷却能力=8,930m3/h×1.2kgDA/m3×(52.9−40.7)KJ/kgDA÷3.6KJh/w≒36,316w→37kw(若干除湿されますが、コイル出口条件が指定されているので、そのままとします) 冷水量=37kw×3,600KJh/w÷4.19KJ/kg・℃÷5℃÷60min/h≒106L/min ペリメーター空調器(機械室2)送風量=40,950w÷(26.0−15.5)÷1.2kgDA/m3÷1.0KJ/kgDA・℃×3.6KJh/w=11,700m3/h 冷却能力=11,700m3/h×1.2kgDA/m3×(52.9−40.7)KJ/kgDA÷3.6KJh/w≒47,580w→48kw(若干除湿されますが、コイル出口条件が指定されているので、そのままとします) 冷水量=48kw×3,600KJh/w÷4.19KJ/kg・℃÷5℃÷60min/h≒138L/min インテリア空調器送風量=60,000w÷(26.0−15.5)÷1.2kgDA/m3÷1.0KJ/kgDA・℃×3.6KJh/w÷4台≒4,286m3/h 外気量の比率=3,750m3÷4台÷4,286m3/h・台≒0.22 レタン外気ミキシングポイントの比エンタルピー=52.9×(1−0.22)+83.7×0.22≒59.7KJ/kgDA 冷却能力=4,286m3/h×1.2kgDA/m3×(59.7−40.7)KJ/kgDA÷3.6KJh/w≒27,144w→28kw 冷水量=28kw×3,600KJh/kw÷4.19KJ/kg・℃÷5℃÷60min/h≒81L/min |
早速のご指導ありがとうございました。(遅い時間に本当に申し訳ありません) 問題は下記記入頂いた問題そのものです。 各空調機に分けて計算するという初歩的なことについて理解していないことが、わかりました。 南面、北面のそれぞれの空調機について負荷を特にインテリアのみに人の潜熱を考慮することなど 空調の基礎をわかり易く記述いただいて大変わかりやすかったです。 またミキシング比エンタルピーも空調機を4台にわけての計算をするということで理解できました。 問題では「冷却コイルのコイル負荷」を問われているのですが、冷却コイル能力と同じ意味であることも 理解できました。 ありがとうございました。 |
kellsさん、一部単位の語表記がありました。 正誤表を以下に示します。 誤:3.6KJh/w→正:3.6KJ/wh 誤:3,600KJh/kw→正:3,600KJ/kwh |
重ねがさねありがとうございました。 ひとつ大変些細でご指摘するのも申し訳ないのですが 1,260u÷2×50w/u=31,250w→31,500wであることを確認致しました。 いつも問題を解くとき手計算でやらず、電卓でやっているので 実際の試験の時、ケアレスミスしないようにそろそろ手計算に 切り替えようと思っています。 参考書等で調べてみたのですが、「冷却コイルの冷却能力」と 「冷却コイル負荷」の関係は、1.1倍の関係と記述されている物を見つけました。 実際の試験では冷却能力を1.1倍したもので正解となりますでしょうか? |
計算ミス、申し訳ありませんでした。 問題では、「機器の余裕率は見込まない」との注記があったので、あえてコイル汚損係数などの補正係数は見込まない計算式になっています。 みなし講習のテキストの設計例では、冷却コイルの冷却能力は、コイル汚損係数1.05を見込んで算出する事になっています。 冷却コイル能力=冷却コイル負荷×1.05(コイル汚損係数) これは、余裕率ではないと判断するなら、見込む必要があるでしょう。 |
ご教授ありがとうございました。 引き続き問1を作図してみました。解答用紙がないので以下の表現でどのようにしたら良いか迷いました。 問題では ペリメーターを4系統、インテリアを2系統(1階から4階) ペリメーターを1系統、インテリアを2系統 となっています。 解答用紙は断面図のようなものがありそれに書き込む形なのでしょうか? みようみまねで系統図を作成してみました。ご確認頂けましたら幸いです。 http://web.me.com/kells14/サイト/Welcome.html |
解答用紙の詳細は不明ですが、問題文から察するに、方眼用紙に系統図用の各階のFLラインが書かれ、代表室名で区画されている状態だと思います。 イメージ RFL −−−−−−−−−−〜〜−−−−−−−−− | | | | | | |屋外 | |機械室1|応接室 |機械置場| 5FL −−−−−−−−−−〜〜−−−−−−−−− | | | | | | | | |機械室1|事務室 |機械室2| 4FL −−−−−−−−−−〜〜−−−−−−−−− | | | | | | | | |機械室1|事務室 |機械室2| 3FL −−−−−−−−−−〜〜−−−−−−−−− | | | | | | | | |機械室1|事務室 |機械室2| 2FL −−−−−−−−−−〜〜−−−−−−−−− | | | | | | | | |機械室1|大会議室 |機械室2| 1FL −−−−−−−−−−〜〜−−−−−−−−− | | | | | |受水槽 |消火 | |機械室 |ポンプ室 |ポンプ室| B1FL −−−−−−−−−−〜〜−−−−−−−−− 系統図を拝見したところ、問題から逸脱しているのは以下の点です。 冷温水発生機を屋外機置場に設置していない。 ファンコイルが4管式になっていない。 2管式のインテリア空調器が表示されていない。(CH・CHRを接続) CH・CHRの冷水・温水切替は3方弁は使用できない。(リークで冷水・温水が混合する) 空調器制御の2方弁はリターン配管側に設置する。 ファンコイルの制御弁が記載されていない。 圧力逃がし弁・圧力検出器の位置が違う。(圧力検出器は2次ポンプデリベリヘッダー、圧力調整弁は2次ポンプのデリベリヘッダー・サクションヘッダー間に設置しないと意味が無い) 圧力検出器の表現が差圧計のような表現になっている。(圧力検出のみなので、配管の1点に挿入する事) 冷温水発生機は、冷水・温水同時取り出しではないので、冷水・温水を同時に取り出せない。(1台は冷房専用、1台は冷房・暖房切替とする) 熱源の熱量計が表示されていない。 熱源機の送水温度一定制御の為のバイパス管の記載が無い。 計装用制御装置の表現が違う(インバーターはポンプ1台に1基、台数制御装置は、制御グループに1基) |
masa様 早速のご回答ありがとうございます。 管理人様 投稿のルール逸脱してしまい申し訳ありません。再投稿しました。 方眼用紙に系統図用の各階のFLラインが書かれ、代表室名で区画されている絵を作ってみます。 冷温水発生機を屋外機置場に設置していないのは完全に勘違いしていました。 「ファンコイルが4管式になっていない」は 問題では3方弁の記号がありここにつかうのかなと思ったので使用してみました。 単純につないでみます。 「2管式のインテリア空調器が表示されていない。(CH・CHRを接続)」 了解しました。 「CH・CHRの冷水・温水切替は3方弁は使用できない。(リークで冷水・温水が混合する)」 これは調べてみます。 「空調器制御の2方弁はリターン配管側に設置する。」 了解しました。 「ファンコイルの制御弁が記載されていない。」 ここに3方弁を使用する絵にしてみます。 「圧力逃がし弁・圧力検出器の位置が違う。(圧力検出器は2次ポンプデリベリヘッダー、圧力調整弁は2次ポンプのデリベリヘッダー・サクションヘッダー間に設置しないと意味が無い) 圧力検出器の表現が差圧計のような表現になっている。(圧力検出のみなので、配管の1点に挿入する事)」 了解しました。(差圧発生器の絵にしていました) 「冷温水発生機は、冷水・温水同時取り出しではないので、冷水・温水を同時に取り出せない。(1台は冷房専用、1台は冷房・暖房切替とする)」 冷温水発生機を2台にわけて絵を書きます。 「熱源の熱量計が表示されていない。」 HCRの間に電磁流量計のように書いてしましました。位置調べて絵作成してみます。 「熱源機の送水温度一定制御の為のバイパス管の記載が無い。」 変流量方式の絵で送りヘッダーのあとに2方弁制御のつもりで書いた絵にしてしまいました。 「計装用制御装置の表現が違う(インバーターはポンプ1台に1基、台数制御装置は、制御グループに1基)」 了解しました。 本日中に完成いたします。いつも本当にありがとうございます。 |
masa様 いつも大変お世話になっております。 ご指摘頂きました点について修正したしました。(過去の1075の投稿も拝見させて頂きました。) http://web.me.com/kells14/サイト/Welcome.html 作図していて以下が疑問に思いました。ご教授頂けましたら幸いです。 断面図の主要な部屋が機械室1と2の場合インテリア系の4系統をどのように表現したらよろしいですか? 5階にはペリメーターも1系統あるが問題には「機械室1及び2にはそれぞれインテリア空気 調和器が各1台設置」とあるのでペリメータの表現はしなくてよいですか? 3方弁は結局使用しませんでした。(どの場所にいれるのかご教授お願いいたします) |
系統図イメージの〜〜は部分省略を意味します。 実際の解答用紙では、主要室すべてが表現されているはずです。 |
早速のご回答ありがとうございました。 実際の試験では結構なボリュームの書き込みを 細かな場所にすることがわかったことでさらに勉強のイメージがつきました。 何度も書いて練習をしてみます。 本当にいつもありがとうございます。 (リンク先の絵は一度下げ、今回講習でもらったP650の系統図をみながらまずは練習してみます。) |
3方弁を使用しなかったという事ですが、3方弁は冷温水発生機の送水温度一定制御に使用します。 3方弁は、冷温水発生機の入口側に設置します。(熱源用リターンヘッダーから冷温水器入口への配管に挿入して、冷温水発生機出口配管のバイパス配管を接続します) |
ありがとうございました。 お礼が遅くなりましたこと深くお詫び申し上げます。 本日は別件についてご質問させて頂きたくお願い申し上げます。 質問事項:雨水集水量の計算について 平成21年度講習テキストP303に沈砂槽の計算方法があります。 そこには有効容量=計画時間最大雨水集水量において滞留時間を1分以上とし 水槽幅を1m、有効水深を1mとあり計算結果は1.3米平で 水槽の大きさが(0.5mW×1.4mL×1mH)となっています。 ここで疑問は0.5mWになっていることです。 問題で水槽幅1mとなっているので誤植なのでしょうか? それともポンプのように2台相互運転するのであえて2個に分けるのでしょうか? またP667では1分以上の滞留時間にたいして2/60を計画時間最大雨水集水量に乗じています。 この2は1分以上なので2分と考えたのでしょうか? この問題では沈砂槽の容量を求めているだけなので、大きさは書いていませんでした。 容量は砂だまりの深さ30cmの深さをのぞいての大きさを実際には水槽の大きさをきめることに 成りますか? いつも質問させて頂きありがとうございます。よろしくお願いいたします。 |
沈砂槽の必要容量=1.3m3の場合は、1.0mW×1.3mL×1.0mH=1.3m3とする必要があるので、解答の0.5mW×1.4mL×1.0mH=0.7m3<1.3m3は水槽幅0.5mWが1.0mWの誤植でしょう。 P667は、安全率を2倍として、計画時間最大雨水集水量に乗じているのでしょう。 通常は、1.2〜1.5倍で充分ですが、2倍としても沈砂槽の大きさが設置可能であれば問題無いでしょう。 沈砂槽の大きさとしては、泥だまりを含めた大きさを表現します。 仮に、有効容量=1.4m3とした場合で、有効水深1.0mH、泥だまり0.3mHならば、以下のとおりです。 沈砂槽:1.0mW×1.4mL×1.3mH(有効水深1.0mH、有効容量1.4m3) |
大変良く理解できました。ありがとうございました。 大変恐縮なのですが解答用紙に記載する能力表のイメージが付かなかったので 平成20年空調・換気設備(選択問題)の問2の機器能力表を以下のように作成してみました。 問題ないかご指導頂きたくお願い申し上げます。 http://web.me.com/kells14/サイト/Welcome.html おそらくオレンジ色の部分だけで良いとかんがえますがいかがでしょうか? ペリメーターの外気量は0と記入してみました。 ペリメータのhは室内空気のhを記入してみました。 冷却コイル負荷は冷却コイル能力に1.05を乗じてみております。 |
問題で要求している解答は、送風量・冷却コイルの冷却能力・冷水量・レタン外気ミキシングポイントの比エンタルピー・冷却コイル負荷なので、要求事項のみの記載でいいと思います。 冷却コイル負荷は受持負荷の合計又は空気線図の冷却コイル入口空気条件・出口空気条件から算出される値となるので、記載されている冷却コイルの冷却能力と冷却コイル負荷は逆になっています。 冷却コイルの冷却能力>冷却コイル負荷×コイル汚損係数となっていなければいけません。 ペリメーター空調器の外気量=0、レタン外気のミキシングポイントの比エンタルピーは室内条件でいいと思います。(解答用紙はレタン外気のミキシングポイントの比エンタルピーの記載欄は無いかもしれませんが?) ペリメーター空調器の冷却コイルの冷却能力・冷却コイル負荷の値が間違っているようです。 |
どうもありがとうございました。 当日ご指摘いただいたケアレスミスがないように注意せねばと 強くおもいました。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━