Page 747 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼8/23 1人あたり約28万円、電気代4割増。小中学校へのエアコン導入で議論すべき3つの課題 ───────────────────────────────────────
(一部引用) 1人あたり約28万円、電気代4割増。小中学校へのエアコン導入で議論すべき3つの課題 今年の夏は例年にない猛暑であった。来年以降も猛暑が続くことは否定できない。政府は来年夏までに全ての公立小中学校にクーラーを設置するため、予算措置を図る方針を固めたとの報道がなされた。秋の臨時国会に平成30年度補正予算案が提出されることを想定する。 児童・生徒の健康維持、学習意欲や集中力の向上のために、学習環境の整備の一貫としてクーラー設置は良い方向性だ。これまでは、いわき市は「東北地方」との言葉のイメージから涼しい地域だと自ら思い込んでいて、小中学校教室へのクーラー設置に積極的でなかった。しかし、気候の状況や政府の方針も踏まえて、いわき市としても全ての公立小中学校にクーラーを設置する方向性で調査検討を開始した。小中学校を所管する基礎自治体の議員として、また小中学生の子を持つ親としては、諸手を挙げて政府・いわき市の方針発表を歓迎したい。一方、地方の財政を考慮すると課題が多く、地方議員の立場で大きな憂鬱、ジレンマを感じている。 課題1:1人あたり約28万円かかる初期コスト 市内小中学校数は100校あまり、すべての学校教室に設置するためには総額約70億円を要すると見積もられている。対象とする通学する児童生徒は約2.5万人なので、1人あたり約28万円の負担に相当する。それだけ多額の設置コストが発生する要因は、当初の学校建物自体がエアコン設置を想定しておらず、単純に家庭用のシンプルな室外機と室内機を設置すれば良いというものではないからだ。一例を挙げれば、キュービクルという大容量の受電設備を新規に設置する必要があり、また専門の設備設計や躯体への新たな配管・配線等も必要となる。 リンク → https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180823-00010001-senkyocom-pol 選挙ドットコム 2018/8/23(木) 11:02配信 ────────────────────────────────────── <関連ニュース> 夏休み延長、エアコン次第?自治体で割れる対応 「負担は大きい」現場には戸惑いも 西日本新聞 2018/8/21(火) 10:14配信 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180821-00010002-nishinpc-soci 小中学校「エアコン設置率0%」自治体担当者の苦しい弁 NEWSポストセブン 2018/8/15(水) 7:00配信 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180815-00000003-pseven-soci |
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