Page 1196 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼なぜ事務所を名乗る? アマノ 07/6/11(月) 6:54 ┣Re:なぜ事務所を名乗る? アマノ 07/6/11(月) 7:59 ┣Re:なぜ事務所を名乗る? hatomori 07/6/11(月) 8:49 ┣Re:なぜ事務所を名乗る? zuka 07/6/11(月) 10:40 ┃ ┣Re:なぜ事務所を名乗る? アマノ 07/6/11(月) 19:16 ┃ ┗またまた、横からですが 雅彦 07/6/11(月) 23:43 ┃ ┗Re:またまた、横からですが zuka 07/6/12(火) 5:42 ┃ ┗時間もないのに乱入 みっちゃん 07/6/12(火) 19:43 ┃ ┣Re:時間もないのに乱入 アマノ 07/6/13(水) 5:34 ┃ ┃ ┗Re:時間もないのに乱入 thor 07/6/13(水) 9:49 ┃ ┗Re:時間もないのに乱入 zuka 07/6/13(水) 6:07 ┃ ┗Re:時間もないのに乱入 けろ 07/6/13(水) 9:37 ┣二級登録では…… けろ 07/6/11(月) 13:11 ┃ ┗Re:二級登録では…… アマノ 07/6/11(月) 19:16 ┃ ┗Re:二級登録では…… けろ 07/6/11(月) 21:23 ┃ ┗Re:二級登録では…… アマノ 07/6/11(月) 22:35 ┃ ┗Re:二級登録では…… けろ 07/6/13(水) 11:41 ┣Re:なぜ事務所を名乗る? 裕次郎 07/6/13(水) 12:48 ┃ ┗Re:なぜ事務所を名乗る? Ys 07/6/14(木) 5:30 ┃ ┣Re:なぜ事務所を名乗る? zuka 07/6/14(木) 8:38 ┃ ┃ ┗Re:なぜ事務所を名乗る? Ys 07/6/15(金) 0:31 ┃ ┃ ┗Re:なぜ事務所を名乗る? けろ 07/6/15(金) 11:14 ┃ ┃ ┣けろさん、ありがとうございます!!! 鉄人60号 07/6/15(金) 19:19 ┃ ┃ ┣Re:パチ、パチ、パチ・・・拍手 デンスイ 07/6/15(金) 20:41 ┃ ┃ ┣Re:なぜ事務所を名乗る? 戦慄の貴公子 07/6/15(金) 23:28 ┃ ┃ ┗Re:なぜ事務所を名乗る? Ys 07/6/16(土) 4:38 ┃ ┃ ┣Re:なぜ事務所を名乗る? zuka 07/6/16(土) 16:57 ┃ ┃ ┣建築設備士の法令知識が少ない? masa 07/6/17(日) 15:36 ┃ ┃ ┗Re:なぜ事務所を名乗る? けろ 07/6/18(月) 21:58 ┃ ┃ ┗Re:なぜ事務所を名乗る? やま 07/6/20(水) 0:18 ┃ ┗Re:なぜ事務所を名乗る? 裕次郎 07/6/14(木) 9:28 ┗Re:なぜ事務所を名乗る? hatomori 07/6/16(土) 7:07 ┗Re:なぜ事務所を名乗る? アマノ 07/6/16(土) 14:45 ┗Re:なぜ事務所を名乗る? hatomori 07/6/16(土) 16:15 ─────────────────────────────────────── ■題名 : なぜ事務所を名乗る? ■名前 : アマノ ■日付 : 07/6/11(月) 6:54 -------------------------------------------------------------------------
zukaさんにお聞きしてみたい。 (たまたま私にレスをくれたからです。もちろん他の人でも構わない) 今まで私だって「建築設備士」ならば設備図面を書いていいと思っていた。 そして厳密に士法改正を当てはめれば、この世界が成り立っていかないだ ろうと思っている。 だから、zukaさんのおっしゃることは理解できる。 私がどうしても納得できないのは、設備士の方が無資格で設計事務所を開 いて設計報酬を得ているということをこのサイトで知ったからだ。 設備士の方が個人で設備の図面を書き、個人名の領収書で報酬を得るのは 構わないと思う。 生活のためだし、今までは設備図は「設計補助」と認識されていた(と思う) から。 しかし、事務所を開くということは、開設者は「事務所登録をしなければ ならない」というルールを知っているんじゃないだろうか。 知らないとは言わせない。 知っていて無視していたんでしょ? それを「モグリ」というんじゃないのか? 2級の受験資格さえを取れないから。 生活に追われてそれどころじゃないから。 いちいち納得できる理由だけれど、じゃあ個人的に図面を書けばいいのでは ないか。 なぜ、事務所を名乗る。 「事務所」といったけれど、「設備設計事務所」とは言っていないとおっしゃる? まさかね。 今までは法もおかしかったし、現実と乖離していたから設備士が図面を書くのは 解るけれど、モグリで事務所を開設しておきながら堂々と権利だけ主張するのは 卑怯だと思う。 私は建築科を出ていないので、受験資格を得てから2級を取り、そして事務所を 開設したよ。 それがルールだと思っていたから。 私の地域の設備事務所は、すべてそうやって自分で2級を取って解説しているし、 頑張って1級をとった人もいる。 ほとんどの人は建築科を出ていないから、あなたたちとハンディは同じだよ。 その他の人は個人名で設備図を書いている。 少なくとも電話帳や設備協会に堂々と無資格で出てくることはない(と、思う)。 なぜ、建築士でない設備士の方々は正々堂々と個人名で仕事をしてこなかったん だろう。 事務所を名乗らないとハクがつかないから? ここが私がどうしても納得できない部分だ。 これじゃ、設備側の主張が通らないはずだよ。 |
自己レスだけど…… 先週末に世間知らずが初めて設備士業界の実態を知って驚いた。 別に設備士同士で仲違いすることが目的じゃないし、事を荒立てる つもりもない。 ただ単に驚いて、そして正直者は馬鹿みたいだな……って思ったのが 素直なところだ。 私の不満が建築士のサイトで利用されるかもしれないなという思いもある。 書くだけ書いたら気が済んだ。 削除はしないけれど、別に無理してレスする必要はないです。>zaukaさん。 ああ、それから枝葉を取り上げられるのも嫌だから訂正しておきます。 >私の地域の設備事務所は、すべてそうやって自分で2級を取って解説しているし、 「すべて」ってのは、さすがに言い過ぎだろうね。 この分じゃ、私が知らないところで名乗っている所はいっぱいあるんだろう。 「多くの」とか「過半数の」とか「少なくない」とか「1割以上の」とかの 中から好きな文字をお使い下さい。 さて、そろそろ出かけなくては。 今日は先週末に飛び込んできた、少し遠方の建築事務所からの依頼だ。 もちろん注文を受けるのは初めてだ。 今からじゃ確認申請は6/20以降だろうから、ひょっとするとガチガチに 設備側の責任を取らせるつもりの依頼かもしれない。 気を付けなきゃ……。 もちろん設計料との兼ね合いにもなるが、これからは物件があるたびに 疑惑の目で見なきゃいかんのだろうか。 ちょっと憂鬱である。 |
>zukaさんにお聞きしてみたい。 >(たまたま私にレスをくれたからです。もちろん他の人でも構わない) > > >今まで私だって「建築設備士」ならば設備図面を書いていいと思っていた。 >そして厳密に士法改正を当てはめれば、この世界が成り立っていかないだ >ろうと思っている。 >だから、zukaさんのおっしゃることは理解できる。 > >私がどうしても納得できないのは、設備士の方が無資格で設計事務所を開 >いて設計報酬を得ているということをこのサイトで知ったからだ。 > >設備士の方が個人で設備の図面を書き、個人名の領収書で報酬を得るのは >構わないと思う。 >生活のためだし、今までは設備図は「設計補助」と認識されていた(と思う) >から。 > >しかし、事務所を開くということは、開設者は「事務所登録をしなければ >ならない」というルールを知っているんじゃないだろうか。 >知らないとは言わせない。 > >知っていて無視していたんでしょ? >それを「モグリ」というんじゃないのか? > >2級の受験資格さえを取れないから。 >生活に追われてそれどころじゃないから。 > >いちいち納得できる理由だけれど、じゃあ個人的に図面を書けばいいのでは >ないか。 >なぜ、事務所を名乗る。 アマノさんの地域のように、厳格に法解釈されている地域ではそのように お考えになるのも、わかります。 ただ、そのような解釈が全国統一ではないのです。 設備の設計に建築事務所登録は不要との地区も多いです。 わたしの地域では、無登録の事務所でも、あるいは個人名でも指名願いを 提出することができます。 発注されることも、無論あります。 (建築の設計、測量などは登録事務所が絶対条件です) これから、各自治体がどのような解釈をされるかは、不明です。 >「事務所」といったけれど、「設備設計事務所」とは言っていないとおっしゃる? わたしも、設備設計事務所と名乗っていますが、なんら問題はなかったのです。 モグリでやっているなど、考えたこともありません。 |
>zukaさんにお聞きしてみたい。 真面目に答えます。 私のところは、法務省から、その名称と業務を認められた「○○設計事務所」という法人です。そして、この組織の下に士法上の「○○建築士事務所」を所有しています。デザインアンドビルドのゼネコン設計部と似た組織と思って頂ければいいと思います。意匠設計の営業はしていません。これが私の開設者としてのポリシーです。(管理建築士は妻です。) 一般に言う名義借りで、建築士事務所を開設している設備設計事務所も有るし、例の圧力で、発注機関である行政から、発注出来なくなるので名義を借りてでも事務所登録しろと言った地方公共団体もあるそうです。これでもいいのでしょうか。(答えなくてよい。) あなた、2級建築士だからお分かりでしょうが、建築学科以外の出身でしかも意匠計画系以外の者が、建築士資格を取得するのは大変な無駄な労力が必要です。(無駄でない部分も多いし、設備技術者は建築の知識が少なすぎるとかねてから思っていますが。) だから、このハンデを取り除くべきだと思うのですよ。既存の制度に組み込まれるだけがよい方法とは思いません。改正士法は、妥協の産物とは思いませんか。 あなたの言う無資格者も、昔から設備設計者として、誰から何も言われずに業務を行ってきた訳です。建築士の既得権とともに、無資格で、業界と自分の為に頑張ってきた人たちの既得権もあるわけで、今更、無下にこの人たちに表に出るなとは言えないと思いますが。 前のレスでも言いましたが、設備設計者は建築士になるべきだと思いますよ。設備設計界の地位向上のためにもね。 ちなみに、設備設計事務所協会と技術者協会は国交省認可の団体です。 |
hatomoriさん、zukaさん、真摯な返答をありがとうございました。 私の疑問や不満は狭い井戸の中で浮き沈みしている自分の現状でしか 判断できなかったことから来ています。 なんと私の地域は小うるさい規制に縛られていたんだろうと、目から鱗 状態です。 しかし、他の地域の方々がうらやましいです。 うちの事務所はほとんどの役所物件の入札には加われないんですよ。 だって、2級建築士事務所ですから。 |
>>だから、このハンデを取り除くべきだと思うのですよ。既存の制度に組み込まれるだけがよい方法とは思いません。改正士法は、妥協の産物とは思いませんか。 あなたの思い通りに法が成っていないからといって、それが違法を正当化するものではありえない。 > >あなたの言う無資格者も、昔から設備設計者として、誰から何も言われずに業務を行ってきた訳です。建築士の既得権とともに、無資格で、業界と自分の為に頑張ってきた人たちの既得権もあるわけで、今更、無下にこの人たちに表に出るなとは言えないと思いますが。 建築士の既得権? 何のことでしょうか? 彼らは法的には立派な資格者としての権利はあるのです。それでも、それを守るために3年に一回の講習を受けることになっています。 他でも書きましたが、講習料が10万円、拘束時間が37時間、その後の考査で成績不良なら免許はもらえない。という噂もあります。いずれにしても、資格を持っているゆえに義務も発生しているのです。 それでも、事務所登録しなければ、設計・監理を業とすることができない。建築士としても義務を果たしても権利を行使することができないんですよ。 これが、既得権でしょうか? 国交省は、3年間で30万人の建築士を3万人にする、などという風聞もあります。 これに比べて、無資格ゆえに何の義務もないから咎めも受けない。登録も必要ない。その上で今までと同じ既得権を主張する、なんら義務を果たさず権利だけを主張する。こんな虫のいいことを云ってる自分が恥ずかしくはないのだろうか? 無資格であることを知りながら、それを制度の所為にし、挙句の果てに違法な既得権まで要求する。これが、設備業界の総意だとしたら、私は恥ずかしくて堪らない。こんな団体なら法治国家の日本においては存在する理由はない。 |
>建築士の既得権? >何のことでしょうか? >彼らは法的には立派な資格者としての権利はあるのです。それでも、それを守るために3年に一回の講習を受けることになっています。 >他でも書きましたが、講習料が10万円、拘束時間が37時間、その後の考査で成績不良なら免許はもらえない。という噂もあります。いずれにしても、資格を持っているゆえに義務も発生しているのです。 >それでも、事務所登録しなければ、設計・監理を業とすることができない。建築士としても義務を果たしても権利を行使することができないんですよ。 >これが、既得権でしょうか? どんな制約があっても既得権です。既に得ている権利があるわけで、これを既得権と言う。 >国交省は、3年間で30万人の建築士を3万人にする、などという風聞もあります。 > >これに比べて、無資格ゆえに何の義務もないから咎めも受けない。登録も必要ない。その上で今までと同じ既得権を主張する、なんら義務を果たさず権利だけを主張する。こんな虫のいいことを云ってる自分が恥ずかしくはないのだろうか? 程度の低い風聞など気にしなくていい。知識も無いのに既得権を主張する建築士資格団体にも当てはまる部分が多い。 >無資格であることを知りながら、それを制度の所為にし、挙句の果てに違法な既得権まで要求する。これが、設備業界の総意だとしたら、私は恥ずかしくて堪らない。こんな団体なら法治国家の日本においては存在する理由はない。 君は恥を知らない。制度の矛盾で、設備士は設計者としては無資格となっている。団体の存在の要否云々は国交省に言いなさい。 |
既得権云々はどうでもよい話。云い様に云えばやくざ屋さんが諸場代請求しているのと同格。所詮は需要により決定。法によって経済行為は行われるのではありませんから。結果としての瞬間風速かもしれませんが、お隣の国の不法行為偽札とか偽ブランド品とか沢山流通しています。建前では間違いなく法律違反。 こんなこと云いたくて乱入したんじゃありません。 重要なのは発端の原因の話、実を云えばあのマンション見にいった人がまわりにいるのです。安いといっていました。ではなぜ購入しなかった。簡単な話安すぎたそうです。業界常識で考えられない廉さ。 結局詐欺にあったごく一部の人を報道機関が騒いだので人気取りのために、例外的な人気取り行為に政治家が出た。個人の財産を個別に政府が保証するなど、民主国家ではありえない話。それも詐欺の被害者に対して。 世の中半分が常識があれば、確率的に後の半分は非常識ですから。 設計士云々も同様。 需要があれば違法であろうが何であろうが生き残る。需要がなければいくら難関で合法な資格でも金儲けには意味がない。それが云いたくて・・・ 必要とされているのだろうか・・・ |
その意見に賛同します。 困っているのはなにも建築設備士だけではない。 建築士だって困っています。 新法規による確認申請の講習会に行って来ましたが、いままで 設備の施工者に書かせていた図面をまともに外注せざるを得ない だろうなと思わせる雰囲気がありました。(←個人的主観です) 多くの建築事務所の人たちと話しましたが、これからは仕事が 増えそうな気がしました。 建築士の人たちも既得権だろうが何だろうが、自分たちの力で 設備図をかけるなんて考えていませんよ。(←あくまで私の主観) で、例の資格問題ですが、仲良くつきあっている建築事務所があれば 道は開いていくでしょう。 もちろん切り開くのは自分。役所は何もしてくれないでしょうね。 >需要がなければいくら難関で合法な資格でも金儲けには意味がない。 うちの田舎では1級建築設備士がそれに相当する資格のような気が してきました。 > 必要とされているのだろうか・・・ 大丈夫。思っていた以上に、我々は必要とされていますよ。 もちろんそれまでの建築事務所とのつきあい方次第でしょうが。 そう思う根拠を示せなんて言わないでくださいね。 多分みんなが同じように努力なしに救われることはないでしょう。 それぞれが住んでいる井戸の中で考えていくしかないんじゃないですか? |
>困っているのはなにも建築設備士だけではない。 >建築士だって困っています。 確かに定例打合せで「困った〜」って言っているのは建築設計事務所ですね。 設備設計は(そこが一級建築士事務所の登録をしているせいか)困ったという様子は無いです。 >それぞれが住んでいる井戸の中で考えていくしかないんじゃないですか? 私を含めて別の井戸の住民からレスが付き出したので、これ以降、話を続けるならば「設計のはなし」か「資格の会議室」にしませんか? |
> 需要があれば違法であろうが何であろうが生き残る。需要がなければいくら難関で合法な資格でも金儲けには意味がない。それが云いたくて・・・ > > 必要とされているのだろうか・・・ 改正士法施行後は違法では生き残れないようですよ。設備士の設計への関与を違法にしたら制度が成り立たないと言っているんです。 儲かっても違法で飯を食う日陰者にはなりたくないですよね。まじめにやっていれば必要とされますよ。 |
ひょっとすると、こんな現象が起こるかもしれません。 無登録の設備設計屋には外注できない。 (事務所登録のある大手設備事務所には金額面で折り合いがつかない) ↓ 意匠屋さん困る。「設備設計をやってもらえるところが無い」 ↓ 「お願いっ。契約社員ということでうちの事務所に籍を置いてくださいっ」 ↓ 一級建築士事務所の所員、且つ、副業で自営の「設備コンサルタント」も行う。 事務所登録を要する仕事は事務所の仕事として行う。 登録を要しない仕事は自営のコンサルタント業務として行う。 ↓ 結局「外注費」が「歩合制の給料」という名目に変わるだけ。 という「逆名義貸し」 資格上の名義ではなくて、「社員の身分」を貸す。 「設備設計の能力」を貸す(というか、提供する)。 ”設備設計は建築士の独占業務”が如何に変なことであるかを示していると思います。 就業規則で勤務条件や報酬条件、副業許可を規定しておけば、何の問題も無いと思います。 税務上も、自営事務所の帳簿をちゃんと整備して、給与所得と合わせて適正に申告すれば問題なし。 設備設計・電気設計の無い建築なんて、ほとんどない。 設備設計・電気設計はどうしても必要。 設備設計屋が大嫌いな意匠屋さんがたくさん居たって、 設備設計屋を業界から追放したい人がたくさん居たって、 設備設計屋を”違法”と苛めて楽しんでいる人がたくさん居たって、 設備設計・電気設計をやる人が居なくなってしまったら、建築は成り立たない。 ”意匠的な”建築になればなるほど、それを実現するためには優秀な構造屋・設備屋が必要。 「法の網の目をかいくぐるような姑息な手段を講じて……」 そういう批判が出るかも。 でもそうすると、東京本社で事務所登録をしていて地方に支店を出している設計事務所は、全部アウトになってしまいます。 「管理建築士が地方支店の業務もすべてチェックして把握しているのか」って。 同じ市内に支店を構えているほうが、ずっとチェックしやすい筈でしょ。 井の中の蛙。 井戸を埋めてしまうぞ、と言われたら、周囲の池に移り、沼に移り、何としても生きていかなくてはなりません。 地球が生存を許さなくならない限り。 あとは、同じ井の中にいる蛙どうし、どうやってこの井戸から出るか、知恵を出し合えればいいと思います。 |
近い立場にありそうな者として、レスさせていただきます。 > 設備士の方が無資格で設計事務所を開いて設計報酬を得ている わたしの周囲では、そういう例が多数あります。 (1) ただそのまま事務所を開いている (2) 建築士に名義借り(勤務実態がない)をして事務所登録をしている (3) 建築士を取得して(または採用して)事務所登録をしている のうち、(1)が一番多いと思います。次に(2)。設備設計事務所協会の会員でも、 事務所登録のないところが結構あるようです。(最近はネット上で登録を確認できます) 事務所登録無しで報酬をもらっている設備設計事務所があることを ご存じなかったということのほうが、むしろ驚きです。地域性なのでしょうか。 当地では公共建築の設備設計でも、事務所登録を求めていません。 わたしは一応、二級をとって事務所登録をしています。でもこれはほんの 「気休め」でしかありません。 もっとも、再委託通知書提出の際に事務所登録番号を求められたことは ありませんが。 > 個人名の領収書で報酬を得るのは構わない 法律論から言えば、個人・団体・法人にかかわらず、それが業である以上 事務所登録が必要です。 (士法第23条1項・第23条の9)(改正士法第23条1項・第23条の10) > モグリで事務所を開設しておきながら堂々と権利だけ主張するのは卑怯 そういう考え方も可能でしょうし、意図は理解できます。 でも設備側だけに「卑怯」とは言えないと思います。 実態や運用や歴史的経緯を無視して原則論だけに終始するのは賢明ではありません。 果たしてこの原則論が本当に国民のためになるのか。 わたしは「ならない。むしろ状況は悪くなる」と考えています。 > 受験資格を得てから2級を取り、そして事務所を開設したよ。 > それがルールだと思っていたから。 事務所開設の前には、どこでどのように実務経験を積まれましたか。 開設後の設備設計の受注物件は、二級建築士事務所に許可されている規模を 遵守されていますか。 「ルール」通りにいけば、二級建築士事務所でできる設備設計はたいへん 限られています。(士法第3条) 登録の更新に当たって、問題なく経歴を書けますか。 二級建築士事務所登録をしているのは、無登録より「少しマシ」です。 けれども「OK」ではないのです。 今まで通りいろんな規模の建物について「設備設計」を合法的に責任を持って行うには「設備設計一級建築士」を取得する以外に道がなくなったのです。 ……どう思われますか。 |
けろさん、こんにちは。 私に対しての質問のほとんどの答えはすでに他の方から言われており、それに対してすでに 返答を書いています。 何度も同じ事を書く気がしないので、ご面倒ですが金曜と土曜日の私の書込をご覧下さい。 >事務所開設の前には、どこでどのように実務経験を積まれましたか。 随分と失礼な質問ですね。尋問ですか? この質問に対しては「実務経験をごまかして受験したんじゃねえのか?」という 臭いがぷんぷんします。(違ったら失礼) プライベートなことなのですが、そんなことをあなたに答えなきゃいけませんかね? あなたが私にその質問をしなければいけない理由を説明してもらいたいものです。 普通は「建築と土木以外の学科は受験資格に建築の実務経験が7年かかるので、たいていの 設備屋さんは受けられません。他の人の参考になるかもしれないので、よかったら教えてく ださい。」ってくらいの礼節はわきまえて貰いたいな。 まあ、やましいところはないので答えたって構わないのですが、そんな聞き方をする人に答 えたくないですね。 あなただって2級を持っているじゃないですか。 自分は受験できたんでしょ? なぜ私にはそんな質問をするのですか? >開設後の設備設計の受注物件は、二級建築士事務所に許可されている規模を 遵守されていますか。 いままで建築設備は「付帯設備」や「設計補助」だったはずです。 設計できなくなったのは今回の改正からです。 だから、「設計料をもらう事を業とするなら、事務所を開設しなければならないと思っていた」と書いたのです。 いままで設備設計をするのに資格は不要だったはずでしょ? >今まで通りいろんな規模の建物について「設備設計」を合法的に責任を持って行うには「設備設計一級建築士」を取得する以外に道がなくなったのです。 >……どう思われますか。 この質問から私は「きれい事ばかり並べやがって。どうせ、2級じゃ何も出来ないんだから、自分だって隠れてコソコソするんだろ?」という意図を感じてしまいます。 もちろん「そんなつもりで言ったのではない」と言われればそれまでですが。 まあ、いい。答えてあげましょう。 現在、私は自分をいかにしたら1級建築士事務所に属せられるかという事を考えています。 (1)一緒に事務所をやっている建築設備士しか持っていない電気担当と別れて、1級を持っている電気設備事務所と組む。経理は分ける。 (2)仲良くしている建築事務所の設備担当としてやとってもらい、いまの自分の事務所を出張所にする。経理を分けられるかは、税理士と相談。 (3)物件ごとにその建築事務所に派遣される。(←自分がイヤですね) 一番現実的なのが(1)だろうな。 幸いにも仲良くしている相手が居るので、イザとなったら相談してみるつもりです。 そのためには現在の私の事務所を閉鎖するしかないのですが、食うためには仕方がないでしょう。 さて、あなたは私に疑惑の目を向けていると感じられる質問ばかりしていますが、私にばかり答えさせないであなたの考えを聞かせてください。 私は答えたんだから、次はあなたが答える番ですよ。 それがエチケットでしょう。 |
アマノさま、遠方での打合せ、お疲れさまでした。 わたしのレスにより不愉快な思いをさせてしまいましたようで、申し訳ありませんでした。 > ご面倒ですが金曜と土曜日の私の書込をご覧下さい。 拝読した上でレスしたつもりでおりました。読みが浅いと感じられた由、お詫び申し上げます。 >> 事務所開設の前には、どこでどのように実務経験を積まれましたか。 > 随分と失礼な質問ですね。尋問ですか? 大変失礼な物言いをいたしまして、すみませんでした。 わたし自身の経歴への疑問から、聞いてみたくなったに過ぎませんでした。 わたしがこのような質問を受けたら、やはり腹が立っただろうと今になって思います。思慮が足りず申し訳ありませんでした。 プライベートなことでもありますし、お答えいただかなくて結構です。 わたしは、設備設計専業の一級建築士事務所に勤め、二級受験の実務経験年数を経て受験しました。けれども、二級を受ける前に法規の勉強をしていて、いろいろと疑問が湧いてきたわけです。 入社した頃には、確か一級建築士など会社にいなかったはず。きっと名義借りだったんだろう。その後、常勤意匠設計の一級建築士を雇用してちゃんとした状態にはなりましたが、名義借りだった期間は年数に算定できるのでしょうか。 「設備設計の実務経験を積んだ」とは言え、管理建築士は意匠設計しかしておらず、彼の指導監督を得たと言える関係ではありません。これは、建築士のもとで指導を受けながら「設計補助」をしたことになるのか、ならないのか。 そもそも、設備設計とは「設計」か。どこからが設計でどこまでなら補助なのか。 こんな疑問が次々湧いてきていましたので、軽い気持ちで書いてしまいました。 尋問でも何でもございません。重ね重ね、失礼いたしました。 >> 開設後の設備設計の受注物件は、二級建築士事務所に許可されている規模を 遵守されていますか。 > いままで建築設備は「付帯設備」や「設計補助」だったはずです。設計できなく なったのは今回の改正からです。 わたしもそんな風に思っていたのですが「それは違う」という方もいて、はてさてどう考えたらよいのか、わからないのが正直なところです。 もしも今まで建築設備が「付帯設備」や「設計補助」で「設計」本体ではないとすると、事務所登録無しで報酬をもらっても問題がなかったことになります。 もしも建築設備が「設計」に含まれるのだとすると、事務所登録が無ければなりませんし、建物の規模に応じた一級・二級の資格要件が必要であったはずです。 ともかく、今般の改正で「設備設計」が明記されましたので、もはや「補助」とは 言い逃れられないのは確かなようですが。 > この質問から私は「きれい事ばかり並べやがって。どうせ、2級じゃ何も出来ない んだから、自分だって隠れてコソコソするんだろ?」という意図を感じてしまいま す。 そう感じさせてしまって、申し訳ありません。すべては、自分の立場への不安感からの記述です。「隠れてコソコソするしかないんだろうか」という悲観のようなものでした。 > 現在、私は自分をいかにしたら1級建築士事務所に属せられるかという事を考えています。 わたしは、こういう考え方は持っていませんでした。 非常に参考になりました。ありがとうございます。 「合同会社」としてやっていくのも一つの方法かも知れません。 (残念ながら、現在わたしの周囲には一級を持っている電気屋さんがいませんが) わたしが考えていたのは、別レスで書いたような姑息な手段でしかありません。 二級建築士事務所として合法的に可能なのは、士法23条1項にあるように、 「建築工事契約に関する事務、建築工事の指導監督、建築物に関する調査若しくは鑑定又は建築に関する法令若しくは条例に基づく手続の代理」 これなら、規模の制限がありません。二級でも大丈夫だと思いました。 あとは、建築設備士として建築士に意見を言う(←具体的になんのことやら……)とか、トレーサーをやるとか、公共建築の設備積算をやるとか、設備改修の提案(実施設計の前段)をやるとか、そんなこんなで食いつなぐことばかりを考えておりました。 あるいは、もうこの業界をあきらめるか……。 (無資格の設備屋には出て行って欲しい意匠屋さんも多いようですので) > さて、あなたは私に疑惑の目を向けていると感じられる質問ばかりしていますが、 私にばかり答えさせないであなたの考えを聞かせてください。 「疑惑の目」ではないのです。わたし自身の危機感をうまく表現できなかったに過ぎません。すみません。 > 私は答えたんだから、次はあなたが答える番ですよ。 ということで、お答えさせていただきました。 これでは答えになってない、不足だ、とお思いになられましたら、再度ご指摘下さい。 いろいろと失礼いたしました。 |
けろさん、私の方も言い過ぎました。 確かに読んだ時に腹は立ったのですが、説明を受けて納得しました。 不安な気持ちを抱えているのは、お互い様です。 2級建築士の受験資格はあなたと同様に、大学卒業と同時に入所した 1級建築士事務所の設備担当として8年間勤めた経験で受験しました。 設備担当が受験資格になるか問い合わせたところ、大丈夫との返事を もらったので受験しました。 こんな事を言うと別の意味で問題かもしれませんが、あなたの所属していた 事務所が名義借りだろうと何だろうと、とにかく7年間存続していたのなら それで良いのではないですか? 名義借りを見抜くのは所轄の役所の仕事でしょう。 ・設計報酬と事務所開設について 私は設計報酬を貰うには事務所登録が必要と信じており、そのために 建築設備事務所も事務所登録が必要と考えておりました。 打ち明けますと、いまは2級建築士事務所ですが設立当時は1級建築士 事務所だったのです。ちゃんと常任の管理建築士がいましたよ。 それはともかく、過去のことはもうどうでもいいでしょう。 私はこれからの事しか頭にありません。 当面の心配は建築士の3年講習です。 免許を取ってから全く建築をやっていないのに、講習後に試験があったら どうなるんだろう? 落第したら、建築士免許が取り消されるのかな? 多分、受かるはずないですもんね。 まったく、考え出したら心配事の種は尽きません。 現在直面している問題は、確認の図面に不整合があれば確認の出し直し という事です。 建築と機械と電気で図面が食い違うことなんか、いくらでもありました。 実際建築からは「設備図のおかげで確認の出し直しになったら、再申請費用は 設備で持つ様に」と言われています。 気持ちは分かりますが、やってられませんよね。 もっとも「その分だけうちからの請求が増えるだけですよ。」とは言って いますが、実際どうなんでしょう。 書き出すとすぐに長くなるので、もうやめておきます。 丁寧なレスをありがとうございました。 |
アマノさま、ご返信ありがとうございました。 >まったく、考え出したら心配事の種は尽きません。 おっしゃる通りです。 各方面からの情報が出るたびに、心配事の種が増えていきます。 建築士法の改正論議が設備設計実務に関係のない(知らない)人たちだけで勝手に進められているから、設備設計屋としては不安だらけ。先行きの見えないことだらけ。 (建築設備技術者協会の会長がいるじゃないか、って言う方もいますが……。設備設計一級建築士を「われわれが待ち望んでいた資格」なんて国会で言っちゃう人では意味がありません) でもとにかく、設備設計は無くてはならない仕事だと誇りを持って、がんばっていきたいなと思っています。 (無資格者が無意味な誇りを持ってどうする、とどこからかツッコミが来そうですけど) |
建築設備士 = 一級建築士受験資格 はある意味では良いと思うけど、 一級建築士の試験を受けて合格するのは至難の業。 建築を大学で4年間、実務2年間やっても、最近の合格率は10%弱。 構造力学、生産工学等専門分野もかなりウエイト高いし、製図の試験も クリアしなければならないから、結構ハードル高いですよ。 設備のこと知らない一級建築士も困っちゃうけど・・・ 5000平米以下ならば、設備設計一級建築士でなくても設計は出来そうだし。 そんなでかいの、年に何回もないので、今のところ静観かな。 あと1年半で制度が発効されるので、今のうちに取れる資格は取っておいた方が 良さそうですね。 |
>設備のこと知らない一級建築士も困っちゃうけど・・・ 建築士の制度が判っていないのでは? 建築士は独占業務としての建築物(設備含)の設計・監理業務とその他業務としての管理、研究、調査、行政など多くの事ができる建築業界の総合資格です。 ですから意匠を主にしてる方、構造を主にしてる方、設備を主にしてる方等多くの専門家が設計・監理業務を行うのなら必ず必要な資格です。 ですから建築士の資格試験は設計・監理業務を行う建築士として最低でも知っていないといけない知識があるかを問うものです。 つまり、意匠が主な建築士が設備・構造が弱いのは当然です。 構造が主な建築士が意匠・設備が弱いのは当然です。 設備が主な建築士が意匠・構造が弱いのは当然です。 弱いから下請け構造・設備設計事務所も専門の建築士である必要があるのです。 だから、建築設備士では設計が認められていないのです。 大昔から設備設計者は建築士が必要と法律で定められているのに、なぜ設備だけ 無資格で可能と言えるのか不思議です。 >5000平米以下ならば、設備設計一級建築士でなくても設計は出来そうだし。 >そんなでかいの、年に何回もないので、今のところ静観かな。 建築士でないと出来ませんよ。 5000平米を超えれば、設備設計一級建築士が必要ですが それ以下でも、建築基準法や建築士法による建築士の独占業務としての設計・監理 の規定は適用されます。 |
>建築士の制度が判っていないのでは? あなたの言うことも至極正しいが、裕次郎さんはよく分かっていますよ。 繰り返しになりますが、誤解が多いようなので、また言います。 大多数のアトリエ系事務所は設備、構造専門の建築士を雇っていません。したがって、設備、構造の設計と監理は専門の事務所に再委託するわけです。しかし、構造は兎も角、設備の事務所は建築士事務所ではないことが多かったのです。 そして、下請けの技術者が建築士であろうと無かろうと、設計者は元請の管理建築士なのです。この意匠計画の専門の設計者が、設備、構造を理解していないのにも関わらず、すべてに権限を持ち、責任を負わせられていることは、実情に合っていないし、公共の利益になっていないことが問題となっているのですよ。 この問題を解決するために、士法が改正されましたが、建築士の業務独占が強調されたことと、一定規模以上の建築に設備、構造設計一級建築士の関与が必要になったのみで改正前と基本的なことに変更はありません。理想を述べているだけに留まりました。 しかし、士法の改正の目的を達成するためと制度を有効にするためには、その運用が重要となります。建築設備士制度についても、実情を考慮すれば、有効な運用が必要です。設備設計に無資格者が関与しているのが見逃されてきたのも制度運用の一つと理解できますが、今後は違った運用になることは確かでしょう。 長くなるので専門外の法律論はここでは述べませんが、現状を理想に近づけるために、当分の間、経過的運用が必要だと思うし、そうなると思います。 |
>そして、下請けの技術者が建築士であろうと無かろうと、設計者は元請の管理建築士なのです。 下請けであるが、元請であろうが、現行法でも全て建築士が必要です。 確かに制度として確認申請書や責任は元請管理建築士にあります。 しかし、民法では責任は下請けにもあると規定されていたはずです。 そして、設計の業を行う場合は元請・下請や報酬も関係なく建築士である事が義務付けられてます。 つまり、多様な職能を持つ建築士は不得意な部分はパートナー若しくは下請である各分野の有能な建築士に委託し保管しあうシステムに本来なっていたはずです。 そして、意匠と構造の関係は姉歯問題等も存在しますが、職能を補完しあう建築士としてはなんとか機能してきたと思います。 しかし、設備は本来建築士を所持している必要があるにもかかわらず、殆どの建築設備設計者と称する方々は高度な設備設計をしていると言いいながら、無資格で業務を行い、本来建築士であるべきなのに「建築士は設備を理解していない。」と言います。 本来はそう言ってる人が建築士であって、建築設備設計を主に行う「設備に強い建築士」あるべきなのです。 タマゴが先か、ニワトリが先かの話ではないのです。 建築士になって建築設備を学ぶのではなく、意匠設計や構造設計をしたいから建築士になるのと同じく、建築設備設計をしたいから建築士になるのです。 建築設備設計者=建築士=設備の知識が豊富な建築士が存在する なのです。 現実とは違う、制度が見逃していたと言ってもそれは無免許で車の運転をしていて、これまで検問がなかったからであって、だからと言って無免許運転が正当化される理由にはなりません。 まして、設備に関しては設備6団体が中心となって業界全体で組織的に建築士法を無視し無資格業務を推進し、今回問題になってからは自らが無資格業務を推進してきたにも関らず既成事実として多くの無資格者を後ろ盾に圧力や不満を言う姿はまるで北朝鮮が飢えた国民を人質に国際社会に圧力をかける姿に似通って見えます。 なぜ、建築設備士の人たちは「設備設計者には必要資格」と騙して受験させて利益を得た各設備団体の責任の追及や訴訟を起こさないのか不思議です。 国や建築士に文句を言うより、自分たちを騙した人の責任追及の方が今後の業界の発展、健全化の為に必要ではないのでしょうか? |
Ysさんこんにちは。横から失礼いたします。 >下請けであるが、元請であろうが、現行法でも全て建築士が必要です。 制度の建前としてそうなっていることは、承知しています。 ただし実際の運用は、今まではそうなっていませんでした(地域差もあるようですが)。建前上の運用をしたくても、実務上実際上できなかったのだと思います。 >つまり、多様な職能を持つ建築士は不得意な部分はパートナー若しくは下請である各分野の有能な建築士に委託し補完しあうシステムに本来なっていたはずです。 建築士どうしで補完できずに、非建築士である設備技術者が補完せざるを得ない状況であったように思われます。 設備設計、電気設計を行っている有能な「建築士」の数は少ないと、わたしは感じております。Ysさんの周囲には、たくさんいらっしゃるのかも知れませんが、わたしの周囲には一級を持っている電気設計屋さんなんて、ほとんどいません。 だから、非建築士の設備設計者、電気設計者を排除すると、設備・電気設計をやる人が居なくなってしまうのではないか、という気がします。 せめて彼らに受験資格くらいは与えて、相応の期間を経た上で原則論に移行しないと、実務的に困るのではないかなと思います。 今まで、設備設計者・電気設計者を「建築士」として養成していく施策やシステムがありませんでした。それをすべて個人の能力や意欲に帰すだけで済ませてしまっては、物事の本当の解決にはならないと思います。 >本来はそう言ってる人が建築士であって、建築設備設計を主に行う「設備に強い建築士」あるべきなのです。 そこが、意匠屋さんと設備屋との考え方の違いだと思っています。 (国の議論は意匠屋さん中心で進んでいますから、こうなるのも当然ですが) 「建築技術」の中に設備技術があるのではなくて、 機械工学、流体力学、材料工学、電気工学、電子工学、そういったいろんな技術の一部を建築「にも」取り込んだに過ぎません。 各分野の専門家が、建築「にも」関わっているだけ。 新しい技術・システムを提唱し実用化をはかっているのは、建築士ではない技術者や研究者たちです。 これらの専門家を排除すると言うことは、建築に進歩がなくなるということです。 それとも、建築士がすべての工学領域の基礎と最先端に通じていくことが可能なのでしょうか。 建築とは、いろんな技術の集合体です。 なのに何でもかんでも「建築士」という枠に入れ込んでしまおうと思うから、あちこちに不都合・矛盾が出てきてしまいます。 いろんな分野の技術者(当然、非建築士)をうまく活用して、「建築」というひとつの形にとりまとめていくのが本来の「建築士の職能」だと思います。JIAで言っているのも、そういうことじゃないでしょうか。 >現実とは違う、制度が見逃していたと言ってもそれは無免許で車の運転をしていて、これまで検問がなかったからであって、だからと言って無免許運転が正当化される理由にはなりません。 建築士免許と車の免許を同列に扱うことはできないと思います。 管理建築士の事務所で働けば無免許でも良い。それが建築士。 車の運転は、免許を持つ本人しかできません。 建築士は、医師や弁護士とはあり方が違う独特な資格だと思います。 だからこそ、「建築士」としての独自のあり方を確立していかなきゃならないんじゃないかなと思う次第です。 長レス、すみません。 |
元工場設備屋です。 唐突ですが、 けろさん、素晴らしいレスを読ませていただきました。感謝します。 大変参考になりました。 ここは、やっぱり最高に有意義なサイトですね。 |
非常にわかりやすくて有意義なご意見だと感心しました。 私個人としては、建築士でも何でも受験資格などという物を 廃止すれば良いと思っています。 実務経歴も穿った見方をすれば、徒弟制度を推奨しているように 思えてなりません。(安月給で働かされる??) ちなみに電気主任技術者なんかは受験資格はありません。 誰でも受けられます。 そのことによる弊害をあまり聞いたことはないです。 |
>>「建築技術」の中に設備技術があるのではなくて、 >機械工学、流体力学、材料工学、電気工学、電子工学、そういったいろんな技術の一部を建築「にも」取り込んだに過ぎません。 >各分野の専門家が、建築「にも」関わっているだけ。 >新しい技術・システムを提唱し実用化をはかっているのは、建築士ではない技術者や研究者たちです。 夜分失礼します 某プラント系エンジニアリングを主とする 戦慄の貴公子です ↑その通りだと思います。 > >いろんな分野の技術者(当然、非建築士)をうまく活用して、「建築」というひとつの形にとりまとめていくのが本来の「建築士の職能」だと思います。JIAで言っているのも、そういうことじゃないでしょうか。 >> >>「建築士」としての独自のあり方を確立していかなきゃならないんじゃないかなと思う次第です。 > > ↑そうですね〜 現実的に可能なものから着手していく。 建設的に今なにが必要で、どうすべきかを真剣に考えないといけない時期に きていると思う。 このコメントは、現実的で、本質(核心)を突いている…と思いました。 参考になりました。(←久々にいいレスをみたような気がします) by貴 |
けろさん書き込み有難うございます。 >ただし実際の運用は、今まではそうなっていませんでした(地域差もあるようですが)。建前上の運用をしたくても、実務上実際上できなかったのだと思います。 実際の運用は確かにそうではありませんでした。 でも、それは制度が始まって間もない場合は言えてるとしても半世紀以上も前に決められた制度について「実務上実際上できなかった」と言えるのでしょうか。 >せめて彼らに受験資格くらいは与えて、相応の期間を経た上で原則論に移行しないと、実務的に困るのではないかなと思います。 私も受験資格くらい与えるのは当然だと思います。 しかし、半世紀以上も前から決まっていたのにこれまで業界全体で何故見直しを求め続けなかったのでしょうか? 少なくとも土木の卒業者は以前 見直しをされました。 >なのに何でもかんでも「建築士」という枠に入れ込んでしまおうと思うから、あちこちに不都合・矛盾が出てきてしまいます。 私もなんでもかんでも「建築士」と言う制度に疑問はあります。 ですが、「建築設備士」が設備設計者が主張するように「建築士」と同様に設計業務を行うだけの知識と責任を持つかは非常に疑問を持ちます。 特に法規の部分については、比べ物にならない程の知識・能力差があると思います。 建築は意匠、技術、環境等多くの事柄を総合したものですが、それらを最低限の秩序を決め、行政がコントロールする術が「法規」です。 ですから「建築士」には法の番人としての役割があり、姉歯と言う一部の不届き者の為に今後は更にその役目は強化されます。 意匠、構造だけでなく設備であっても法を理解し法を守って設計を行うのは当然の事です。 建築設備設計者の多くが、いくら制度に疑問があっても法を守って「建築士」を取得し「建築士事務所」登録をしているのなら、制度の一部と設備設計者資格として「建築設備士」を認めて欲しいと言えると思います。 しかし、多く建築設備設計者が設計資格と思い込み、「建築設備士」を取得している現状を見る限り疑問を感じます。 繰り返しますが、私もなんでもかんでも「建築士」と言う制度に疑問はあります。 ですが、半世紀以上も前の決められた制度を様々な言い訳をして守らない状態では何も言えないのではないのでしょうか? 少なくとも、その設備の代表として国交省の審議会に出席している団体の代表は、これまで設備技術者に設備設計資格と思い込みませて「建築設備士」を取得させてきた張本人ですから発言する資格はないと思います。 長々とすみません。 |
何度も言うように、様々な言い訳をして設備技術者に権限を与えることを阻止し続けているのは、建築士資格団体なのですよ。業界の常識ですが知らないのでしょうか。建築設備士関連団体はむかしから、設備技術者の法的な無資格状態を改善しようと大変な努力をしています。下請け事務所を搾取しやすいようにするために、違法状態を見て見ぬ振りをしていたのは建築士資格団体ですよ。業界の常識が非常識だったのはあなたのおっしゃるとおりです。 耐震偽装後、国交省が設備と構造の専門資格を創設し、建築士の権限の一部を専門技術者に委譲する案を発表したが、実現しなかったのはごく最近の経緯であり、業界人なら知らない人はいないと思う。これを阻止したのはもちろん・・・。 建築設備士の試験実施団体は建築教育普及センターであり、ここは建築設備士の数を増加させる施策をしています。技術者協会の代表がお嫌いのようですが、残念ながら筋違いですよ。彼が役員をつとめる会社で何をしているかは知りませんが。 あなたも、スキルアップの為にぜひ建築設備士を受験することを進めます。 最後に、確認申請など、基準法の改正で建築設備士についてひとつの動きがありました。東京都設備設計事務所協会のホームページを御覧なさい。これも会員を騙しているとおっしゃるのかな。 このレスはあなたのために書いているのではありません。多数の不安をお持ちの設備設計者に知ってもらいたのです。 |
スレッドの主旨からはずれて申し訳ないですが、建築設備士と一級建築士で建築設備関連の法令でどの程度知識の違いがあるのでしょうか?(あくまで、建築設備設計に関する法令の知識の範囲での話しです、発言の主旨が建築設備以外の法令知識を問題にしているのであれば、筋違いとして聞き流してください) 建築基準法の建築設備関連の条文は以下のとおりです。 法第8条、第12条3項、第12条5項、第27条、第28条、第31条、第32条、第35条、第36条、第87条の2、第88条 建築基準法施行令の同上関連条文 建築確認申請で審査すべき、建築設備関連法令として以下のものがあります。 消防法、高圧ガス保安法、駐車場法、水道法、下水道法、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律、浄化槽法 その他実務上の建築設備関連法令として以下のものがあります。 電気事業法、労働安全衛生法、建築物における衛生的環境の確保に関する法律(略称:建築物衛生法)、エネルギーの使用の合理化に関する法律(略称:省エネルギー法)、環境基本法、大気汚染防止法、水質汚濁防止法、騒音規制法、振動規制法、温泉法、高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律(略称:ハートビル法)、建設リサイクル法など 建築設備士と一級建築士で、上記法令に関してどの程度知識の差があると判断されているのでしょうか? すべての建築設備士と一級建築士で上記法令について試験を行えば実態はわかると思いますが、現実にはだれもそれはできないでしょう。 建築設備士と一級建築士の試験では法規の試験についてはそれぞれ出題範囲が違いますが、試験時間は同等です。 おたがいに、法規で求められている範囲が違うのは試験の性質上やむを得ない事です。(一級建築士に求められていた、設備法規の範囲は少なかったのでは無いですか?) なぜ、建築設備士制度を建設省(現在は国土交通省)は作ったのでしょうか?(もともと、一級建築士の試験範囲では建築設備の設計資格として不十分だとの意見があったのではないでしょうか?) 一級建築士の不足している建築設備の知識を建築設備士の意見を聴いて補完するのが制度の目的ではなかったでしょうか? |
Ysさん、ありがとうございます。 無用な誹謗中傷を排除した議論をして下さるので、とてもありがたいです。 > 実際の運用は確かにそうではありませんでした。でも、それは制度が始まって > 間もない場合は言えてるとしても半世紀以上も前に決められた制度について > 「実務上実際上できなかった」と言えるのでしょうか。 半世紀以上も「違法状態」が続いてきたことには、理由があるはずです。 それを明らかにして対処すべきです。 「設備屋の怠慢」だけが理由ではありません。 > 私も受験資格くらい与えるのは当然だと思います。 > しかし、半世紀以上も前から決まっていたのにこれまで業界全体で何故見直しを > 求め続けなかったのでしょうか? 「設備」とは前レスで申しましたように、いろいろな技術領域を建築に応用した部分を総称した呼び方ですから、「設備業界」というはっきりとした業界の区分があるわけではありません。だから一致した力になり得なかったのでしょう。 > 「建築設備士」が設備設計者が主張するように「建築士」と同様に設計業務を行う > だけの知識と責任を持つかは非常に疑問を持ちます。特に法規の部分については、 > 比べ物にならない程の知識・能力差があると思います。 「建築士」という土俵上で議論すると、そうなります。 が、設備の土俵上では逆になります。 設備も建築士の独占業務であれば、設備分野でも建築士が勝っているはずなのですが。 でも普通の建築士は「設備が苦手」と言います。 だから、設備に関しては「独占」を外して、それぞれの領域の専門家にゆだねてはどうか、と言いたいのです。『分業』です。 医療に関わるのは、医師だけではありません。 看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床工学技士などなど、 いろいろあるみたいです。それぞれの士法(師法)があります。 「命に関わる仕事なのだから、最低限の知識が必要だ」と言って、全員に医師免許取得を義務付けるでしょうか。 そんなことをすれば、医師の業務を補完する専門家たちが不足し、医療が後退することでしょう。 建築士も、同様だと思うのです。 「そんなに『独占業務、独占業務』と主張するなら、建築士だけで全部やってごらん。 できるのかい? 無理じゃないの?」 わたしは、そう思っていますけど。 無理なのに、やらなくちゃならない。……そしたら、建築士は困るのではありませんか。 |
>医療に関わるのは、医師だけではありません。 > >看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床工学技士などなど、 > >「命に関わる仕事なのだから、最低限の知識が必要だ」と言って、全員に医師免許取得を義務付けるでしょうか。 この比喩を建築業界に焼き直しして見ました。 建築に関わるのは、建築士だけではありません。 各種施工管理技士、鳶工、鉄筋工、型枠工、配管工、保温工、電工などなど、 「命に関わる仕事なのだから、最低限の知識が必要だ」と言って、全員に建築士免許取得を義務付けるでしょうか。 ・・・・・・・ この中で設備士はどこに入るのか考えて見ました。 建築士を医師にたとえて居られますので、さしずめ 外科医:意匠建築士、 内科医:構造建築士、 漢方医:設備建築士、 漢方の専門家:設備士、 バランス的にこんな感じ?。 何の根拠も御座いません。ただの”感じ”です。 読み飛ばしてください。 |
>>設備のこと知らない一級建築士も困っちゃうけど・・・ >建築士の制度が判っていないのでは? 充分わかっていますよ、私も建築士の端くれなので。 アトリエ事務所とかデザイン事務所と名乗るところに特に多いのですが、 集合住宅なのに上下で全くPSが通っていないとか、PSなんか最初からない なんて言うのは日常茶飯事です。 個人住宅で4階(屋上)に露天風呂付けたいから、給湯持って行って下さい。 (水道直結でも圧力足らなくなるよ。ポンプ必要だよと言っても、わかってもらえない) 空調機(エアコン)床に埋めて上向きに吹き出したいんだけど・・・・ ダウンライト、床の躯体に打ち込みたいんだけど・・・・ 私に言わせれば、「建築士ならもう少し設備のこと勉強してよ」と言いたくなることばかりです。 私が、建築事務所に打合せに行くと、構造にも意匠にもしっかりと意見行ってきますよ。 あとひとつ。 設備設計・構造設計の「下請け」って言う表現(一般的にどこでも言われているけど)って何とかならないものですかね。 確かに、建築設計事務所が営業してとってきた仕事の一部の設計なので、そういわれるのかもしれませんけど・・・・ 官公庁・ゼネコンでは、自分たちの仕事を建築・設備事務所に出すときも「委託先」と言っていますよね。 |
アマノさん、13年の報告ですが、設備設計事務所の実態、発注方法の違い などが、記載されています。 http://www.jaeic.or.jp/bmee-repo.pdf |
hatomoriさん、読ませていただきました。 これによると設備設計事務所の1/4が1級建築士事務所登録だそうです。 ちょうどうちの地方と同じ程度の割合なのですが、みなさんの実感から はどうでしょうか? なんだか思っていたより多い様な気がします。 このなかで名義借りをせずに、本当に1級建築士を抱えている事務所の 割合はどうなのかなあ……(以下自粛) Ysさんのおっしゃることは正論であるけれど、難しい。 他学部の人が受験するには設計事務所に7年間就職して設計に関わる しかないんだから、普通は無理でしょ。 じゃあ、受験資格さえ与えれば設備の人が1級を取れるかというと、 そんなはずがないのはご理解いただけると思う。 建築学科に入って意匠のための勉強をしてきた人が、何故か在学中に ほとんど授業にない設備に目覚め ↓ 設備図を書くために超難関の1級に挑み ↓ 無事に1級を取ってから、今度は猛勉強して設備の専門家になる って言う筋書きは夢物語の様な気がする。(←個人的感想) そういう道を進むためには地位とか名誉とか金儲けとか、とにかく 何か意匠や構造に進む以上のものを与えないと行く気がしないでしょ。 わざわざ設備の知識という、もうひとつの重荷を背負わないといけない んだから。 「1級設備建築士は儲かる」という仕組みさえ作れば、止めたって1級 建築士の中から設備に転向する人がワラワラと出てくるでしょうね。 そうなって、初めていまの仕組みが機能し始めるのだろうと思います。 それまでは……無理かな?(←個人的感想) 設備協会はいままでも主張はしてきた(はず)。 (いいのかわるいかは置いていて)議員に献金をして動いてもらった はずです。 でも握りつぶされてしまった。 業界に力がないというのはそういうものです。 ※このスレッドの立上げ者にしては論旨がおかしいという指摘は ごもっともです。反省。 |
>これによると設備設計事務所の1/4が1級建築士事務所登録だそうです。 >なんだか思っていたより多い様な気がします。 1355社の回答社が449社ですからの統計です。 26.5%が登録事務所せすが、全体ではおそらく10%をきると推測します。 発注形態 興味がありませんでしたか? 約4割の自治体が分離発注をしている。 発注の要件として事務所登録を要件としているのは4、要件としていないもは17 大きな自治体ほど内部に設備の人間をかかえ、分離発注をしている。 >Ysさんのおっしゃることは正論であるけれど、難しい。 現在では、正論かもしれません。 Ysさんが設備の人間は法規にうとい と言われていますが、どのようなことか 思い当たりません。少なくても設備に関連する法規は詳しいと考えます。 わたしたちが業界に入った(昭和30年台後半)ころは、確認申請に設備の図面は不要な時代がありました。 建築物の定義のなかに建築設備を含むものとするの一文が追加され、設備も 建築士の仕事の範疇にはいりました。 (工事金額の5割程度ある設備を、建築士以外の人間でも良いとされると 建築士の方は死活問題だったのでしょう) そのころの建築士は(現在でも)設備の図面は書けませんから外注(あるいは 無償で書かせる)していました。役所なども、建築事務所に一括して発注しても 設備は別の人間が書いている、建築士と打ち合わせしても話しが通じない、 などもあり、分離発注がすすんでいきました。 >じゃあ、受験資格さえ与えれば設備の人が1級を取れるかというと、 >そんなはずがないのはご理解いただけると思う。 受験資格、試験内容が当然変わると考えます。12月ごろまでにある程度の 内容が決まるでしょうから、注目しています。 >「1級設備建築士は儲かる」という仕組みさえ作れば、止めたって1級 >建築士の中から設備に転向する人がワラワラと出てくるでしょうね。 >そうなって、初めていまの仕組みが機能し始めるのだろうと思います。 儲かるとゆう言葉は、少し抵抗がありますが このたびのような、問題が発生し、建築士しか設備の 設計ができないと厳格に法解釈するのであれば、それなりの人間が資格を とらないと機能がマヒしますからね。 |
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