Page 1400 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼錦鯉の飼える鑑賞池 なんさん 07/10/6(土) 21:39 ┣Re:錦鯉の飼える鑑賞池 鉄人60号 07/10/6(土) 21:50 ┃ ┗Re:錦鯉の飼える鑑賞池 どんちゃん 07/10/9(火) 8:49 ┣Re:錦鯉の飼える鑑賞池 みっちゃん 07/10/7(日) 17:20 ┗Re:錦鯉の飼える鑑賞池 たーきち 07/10/16(火) 21:45 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 錦鯉の飼える鑑賞池 ■名前 : なんさん ■日付 : 07/10/6(土) 21:39 -------------------------------------------------------------------------
関西で設備業をしています。 得意先から錦鯉の飼える池の施工と濾過設備の依頼を受けました。 錦鯉を飼える池と設備となると、何が必要なのか全くわかりません。 随分、お世話になっている得意先ですので、何とか期待に応えたいのですが、何かいいアドバイスがあればよろしくお願いします。 |
元工場設備屋です。 だいぶ前に、同じような質問がありました。 そのときにネット検索して見つけたサイトです。 参考までに http://www.ishigaki.co.jp/wakishimizu/index1.htm |
>http://www.ishigaki.co.jp/wakishimizu/index1.htm 讃岐の会社ですね。 鯉のサイズと数がわかりませんが、池容量が20旭焚射僂覆里如「 池が大きいときはスーパー湧清水という製品もあります。 池深さは2m以上あればベストです。 |
>得意先から錦鯉の飼える池の施工と濾過設備の依頼を受けました。錦鯉を飼える池と設備となると、何が必要なのか全くわかりません。 >随分、お世話になっている得意先ですので、何とか期待に応えたいのですが、何かいいアドバイスがあればよろしくお願いします。 錦鯉ですと考える点が三つあります。広さと、楽しみ方と、掃除の容易さです。 後飼い方として夏冬池で飼うのか、冬は室内に上げるのかです。 水槽の場合、水の循環量は24回/日が基本ですが池の場合にはこのような回数循環させることは経費的に出来ないでしょう。又鯉は相当水が悪くても生存できますので、どの程度の透明度を考えるかにより循環回数を考えて良いはずです。 その他の管理項目として重要なのは溶存酸素濃度と硝酸塩濃度の管理です。 溶存酸素を高くするには、水槽などに使われるエアーポンプを利用するより、うなぎ池で使われているような表面攪拌式の方が動力効率が良いので、池が大きい場合にはこちらを選択されることをおすすめします。 硝酸塩の管理は有象無象のメーカー業者が種々の薬品や浄化装置を出していますが基本は生物浄化と水替えに頼るしか信頼できるものはないでしょう。滝や数メートルの水路を作り浅瀬や水草を植えるて補助的な処理装置の変わりに使用する場合や、人工水路や曝気装置などを組み合わせた人工浄化装置もありますが、よほどの大規模施設でないと維持管理が大変です。 注意しなければいけないのは、睡蓮などの鉢をいれると土中の養分が水に溶けだして、余計に水質を悪化させるので避けるべきです。 濾過装置は砂濾過が基本ですが、余裕があれば生物膜も考えた緩速濾過(重力)が好ましいです。 大きさに関しては10m2以上、10〜5m2、5m2未満で考え方が替わります。 10m2以上の場合には総水替えは経費や手間の点から相当な負担になります。 質のよい井戸水や湧水が簡単に入手出来る場合を除いて水中の微生物による浄化を期待しないと水の管理は出来ないでしょう。 10m2未満の場合には春と秋の二回水替をします。ですから容易に水が排水できるようにする必要があります。基本的には水は半分ずつ替えますので排水管が底になくても何とかなります。出来れば底に排水管があるのがベターですが循環ポンプの出口側に分岐を付けて、総水替えの場合にはポンプ利用で排水することで代償できます。(何れにせよ水替えの手段は確保しておく必要があります) 排水の配管は、土砂などが有ることを考えると80mm以上確保しておくことが好ましいです。 池で冬越しさせる場合、夏の水温上昇を考えると、水深1m程度の深さが必要です。最低でも600mm以上は必要です。大きい池の場合この深さですと上からの観賞がしにくいので400〜500程度の浅い部分を作り、この部分に餌をやると観賞がしやすいように作るとよいでしょう。 深い部分には必ず隠れ場所となる土管や工作物を作っておく必要があります。 ネコや鳥に襲われる場合がありますので、池の周囲には防止できるような、柵や網が掛けられるような場所も予め用意する必要があります。 ネコよけは、要は水際で覗けないような形状にすればよいです。 鳥用の網は全面にかける必要はなく、テグスなどが数十cm置きに張れるような準備をしておけばよいです。 池の防水をよく考えないとすぐ水漏れします、内面は清掃がしやすいことと観賞を考慮すると、余りこらずに平滑に仕上げた方がよいと思われます。 コンクリートの場合には、いわゆるあく「アルカリ分」がなかなか抜けないのでその点を注意する必要があります。下手に酸などで中和しますとコンクリートをいためますので施工実績のある土木工事屋さんか造園屋さんに相談されるとよいでしょう。 重要な注意点が一つ、そのお宅には小さいお子さんはいらっしゃいませんか。又はお子さんが遊びにこられることはありませんか。 転落防止と、転落した場合の救助アクセスも考えておくことは重要です。 |
インターネットで検索しましたら、近くに池工事もできる錦鯉屋さんを見つけましたので そちらにお願いしました。私も同じような悩みをかかえていました。 http://www.koibest.com/koujibu.htm そちらは濾過設備も自社で発売するほど熱心で水質に関しては水造りが重要だということを教えてもらいました。 コンクリートのアク対策としてアク抜き剤があることも教えてもらいました。 あまり知られていませんが、 意外と池とか濾過に関しては錦鯉屋さんの方が頼りになりそうです。 そこで錦鯉の面倒も見ていただいております。 |
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