Page 1503 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼酸欠測定器のメンテについて アロサウルス 08/5/3(土) 7:49 ┣Re:酸欠測定器のメンテについて masa 08/5/3(土) 8:35 ┗Re:酸欠測定器のメンテについて つなぎの水道屋 08/5/3(土) 22:27 ┗Re:酸欠測定器のメンテについて masa 08/5/3(土) 22:54 ┗Re:酸欠測定器のメンテについて つなぎの水道屋 08/5/3(土) 23:47 ┗Re:酸欠測定器のメンテについて アロサウルス 08/5/5(月) 9:38 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 酸欠測定器のメンテについて ■名前 : アロサウルス ■日付 : 08/5/3(土) 7:49 -------------------------------------------------------------------------
先日古い学校のトイレ下のピットに入る仕事がありましたが、 30年近く開けてない点検口を開けると中には膝近くまで水が 貯まっていて、入る前に酸欠測定器で酸素や可燃ガス、硫化水素 を測定しましたが、このとき使用した測定器はもう十年近く何の メンテナンスもしていません。毎年のように水槽やマンホールで 起こる酸欠事故に遭いたくないので、この測定器が頼りなのですが、 労働安全基準法か若しくは別の法に測定器は毎年業者によるメンテ ナンスをしなければならない、と言うような文言は載ってないので しょうか? 私の友人の会社は毎年メンテに出していると聴き、ます ます不安になっています。 何か関係法令に記述があれば、上司の 説得材料になるのですが、どなたか情報をお持ちの方がいらしたら 教えてくださいませんか? ピットに入るとき、安心して作業した いのです。どうぞ宜しくお願いします。 |
労働安全衛生法の省令として、酸素欠乏症等防止規則があります。 この中で、酸素欠乏症を起こす可能性のある作業場では、作業場の作業内容に応じた指定講習修了者から選任した酸素欠乏危険作業主任者を従事させる事を義務付けています。 酸素欠乏危険作業主任者は、作業場所の酸素濃度測定及び、酸素濃度測定器の点検を行う事が義務付けられています。 点検(校正ガス等による)の結果、測定器の測定値が正しくないと判断した場合は、メーカーにメンテナンスを依頼する必要があります。 点検は、作業開始前に必ず行う必要があるので、メンテナンスを何年に一回などの期間の定めはありません。 酸素濃度測定器が、検定等を受けていて有効期間が定められている場合は、検定有効とする為に再検定等を受ける必要がありますが、労働安全衛生法では検定を義務付けていないので、作業主任者が検定不要と判断すれば、特に必要はありません。 |
詳しいものではないですが、手元のお書物には ガルバニ電池式酸素濃度計は、「製造後は使用しなくても空気に触れているだけで劣化してしまう」「通常21%の空気中で6ヶ月〜1年」とあります。 硫化水素検知管は、「保存寿命は製造後3年で、最終有効期限が箱に記されている」とあります。 |
ガルバニ電池方式の酸素濃度センサーのメーカーHPでは、応答速度により、2年〜10年が大気中に放置した場合の寿命のようですね。 一般品の酸素濃度計だと、センサー寿命は2年が多く、最長でも5年程度の機種があるだけです。 10年以上メンテ無しだと、すでにセンサー寿命は過ぎている可能性が大ですね。 |
>ガルバニ電池方式の酸素濃度センサーのメーカーHPでは、応答速度により、2年〜10年が大気中に放置した場合の寿命のようですね。 masaさん、ご指摘、ありがとうございます。以前受けた講習テキストからでした。 アロサウルスさん、私の情報は古いようなので、再度確認していただけると助かります。 手前の話になりますが、これからも、新しい情報を少しずつ仕入れていこうと、再認識しました。 |
皆様、連休中にもかかわらず丁寧に教えていただき ありがとうございました。 |
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