Page 1780 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼SGPドブメッキのTig溶接 おち 09/8/7(金) 11:00 ┗Re:SGPドブメッキのTig溶接 こてつ 09/8/7(金) 15:41 ┗Re:SGPドブメッキのTig溶接 おち 09/8/7(金) 16:01 ┗Re:SGPドブメッキのTig溶接 こてつ 09/8/7(金) 16:21 ┗Re:SGPドブメッキのTig溶接 おち 09/8/10(月) 8:09 ┗Re:SGPドブメッキのTig溶接 こてつ 09/8/11(火) 11:18 ┗Re:SGPドブメッキのTig溶接 おち 09/8/11(火) 12:37 ┗Re:SGPドブメッキのTig溶接 こてつ 09/8/11(火) 16:28 ┗Re:SGPドブメッキのTig溶接 おち 09/8/12(水) 14:07 ─────────────────────────────────────── ■題名 : SGPドブメッキのTig溶接 ■名前 : おち ■日付 : 09/8/7(金) 11:00 -------------------------------------------------------------------------
いつも参考にさせてもらっています。 工場空調配管の施工管理をしています。 「黒SGP+ドブ漬メッキで、現場一層Tig溶接+被覆アーク溶接のx-Ray検査」という仕様の現場が出て困っています。 いろいろ調べまして不メッキ剤を処理して、開先防錆材を塗布して出荷するという方向で考えています。 質問としましては、 1 メッキ時の不メッキ剤で、どの程度の効果があるのでしょうか?(そのままTig溶接できるのか?) 2 開先防錆材を塗布した状態で溶接は出来るようなのですが、x-Rayにも問題はないのでしょうか? |
こんにちは。いろいろご苦労が絶えませんね。お疲れさまです。 >1 メッキ時の不メッキ剤で、どの程度の効果があるのでしょうか?(そのままTig溶接できるのか?) 開先加工は当然行うのですから、その際に不メッキ材は削られるのではないでしょうか。 >2 開先防錆材を塗布した状態で溶接は出来るようなのですが、x-Rayにも問題はないのでしょうか? 初層のTig溶接は問題ないと思いますが、被覆アーク溶接は放射線透過試験を行うような溶接品質には、耐えないと聞いています。(判定基準にもよりますが) 被覆アーク溶接だと、溶接士の腕が相当よくないと欠陥が出る可能性があります。 放射線透過試験を適用する場合、全層Tig溶接が一般的なのではないでしょうか。 なお、この話は、相当昔に経験した現場であったことの聞きかじりです。 残念ながら溶接の専門家ではないので、溶接施工・検査の本当の詳しいところは存じません。無責任モードでごめんなさい。 |
ご意見ありがとうございます。 加工〜現場へのフローですが、 工場で黒SGP加工→x-Ray検査→不メッキ処理→メッキ工場へ出荷→メッキ処理(メ)→ →開先部不メッキ剤を除去(メ)※1→防錆剤を塗布(メ)→現場へ出荷(メ)→現場施工(溶接) ※1メッキ屋に確認したところ、焼けカスの様になりワイヤーカップで落とす程度との事 ※2 (メ)はメッキ屋が行います となります。不メッキ剤の効果が完璧ならばいいのですが、完璧で無い時にメッキ屋さんに「完璧にすり落としてください!」というのも筋違いな気がします。 |
開先加工は現場施工(溶接)の際の一連の作業で、現場の溶接工の作業範囲であり、メッキ屋さんの範囲ではありません。 放射線透過試験を行うような配管溶接で、開先加工がないというのは考えられませんよね。 |
返信が遅くなりまして申し訳ありません。 加工〜現場への中の、「工場で黒SGP加工」の中に当然開先加 工も入っております。 客先の方針で、「現場に搬入したらすぐに施工が出来る状態で 出荷してくれ(開先のメッキは完全に落としておけ。(もっと 言えば)不具合があれば相殺するぞ)」ということなんです。 それで不メッキ材の効果も模索しております。 いわれている >開先加工は現場施工(溶接)の際の一連の作業で、現場の溶接 工の作業範囲 とは、「どんなものが支給されようと、それを仕様通りに施工 するのは職人の仕事(技量)だ。」と言う意味でしょうか? それとも、「開先は普通現場で取るもんだよ」という意味でし ょうか? 一般空調でx-Rayなどやることがなく、検討違いな事を言って いるのかも知れませんが、ご指導ください。 |
こんにちは。なかなか大変そうですね。 ”開先加工は現場の溶接工の作業範囲”とは「(現場溶接の場合)開先は普通現場で取る」という意味です。 工場溶接の場合の開先加工は、もちろん工場の溶接工の作業範囲です。 9950)の記載ではX-Rayは工場溶接のみなのですね。(現場でx-Rayを行うものと思っていました) 溶接を完了してX-Rayを終えた工場プレハブ配管であれば、溶接部にメッキをかけても支障ないと思いますが?) なお、最初の元レスでは現場でx-Rayを行うようにしか読めないのですけど。 また、X-Rayを行うような配管では、それ相当の技量を持った溶接工場に依頼することが必要です。(例:MITIの認定工場)そちらに施工要領書を提示してもらって協議なさることを薦めます。 |
返信ありがとうございます。 一般空調配管では、工場で開先を取ったパイプを搬入・施工しています。 客先・自社共に現場工数を減らすのが一番で、溶接は業者の責任施工で「溶け込めば良い。漏れなければ良い」程度なので、そこまで開先に気を使ってないのが現状です。 この辺の感覚は箱物・プラントで全く違うと思います。 >9950)の記載ではX-Rayは工場溶接のみなのですね。(現場でx-Rayを行うものと思っていました) 申し訳ありません。当然、現場溶接部もx-Ray仕様です。抜けていました。 工場の黒管溶接のx-Rayは今までも実績があるので(多分)大丈夫です。 今回テストピースで不メッキ剤の効果を確認する方向で社内を通しています。 結果は少し先になると思いますが・・・ |
現場溶接配管で工場で開先をとってもかまいかせんが、溶接前に開先面(金属面素地)を清浄にクリーニングする作業が必須です。(グラインダー、ワイヤブラシ等を使用、防錆剤の除去も含む) まして、メッキ工場側が、「焼けカスのようになる」と言っているのではなおさらです。 溶接欠陥の一種に「異物巻込み」というものがあります。X-Rayで欠陥として出ると思いますよ。 多数の補修箇所が出て、切断−再溶接−再度のX-Ray・・・となったら目もあてられません。 そもそも、正規の作業とは思えない上に少しの工数をケチってそれだけのリスクを負うことは(私からみたら)とんでもないことです。 工場溶接と現場溶接は違いますよ。やめといたほうが良いです。 |
まだ契約をする前ですので、「出荷前に不メッキ剤塗布と、焼けカスの除去にて出荷」という方向で、最終仕上げは現場責任範疇でやってもらう方向で検討させてもらいます。やったことが無いので変にがんばって目も当てれなくなるといけないので・・・ ありがとうございました。 |
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