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 ▼埋設配管の掘削  あごひもの跡 10/6/26(土) 18:36
   ┣Re:埋設配管の掘削  つなぎの水道屋 10/6/26(土) 23:24
   ┗Re:埋設配管の掘削  あごひもの跡 10/6/28(月) 12:39
      ┣Re:埋設配管の掘削  こてつ 10/6/28(月) 16:34
      ┗Re:埋設配管の掘削  つなぎの水道屋 10/6/28(月) 17:53
         ┗Re:埋設配管の掘削  あごひもの跡 10/6/28(月) 20:15
            ┗Re:埋設配管の掘削  つなぎの水道屋 10/6/29(火) 21:19
               ┗Re:埋設配管の掘削  あごひもの跡 10/7/1(木) 17:31

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 ■題名 : 埋設配管の掘削
 ■名前 : あごひもの跡
 ■日付 : 10/6/26(土) 18:36
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   埋設配管の掘削について教えていただきたいです。
現在計画している排水管が長く、末端では埋設深度は3mを超えます。
そこで、土留め(矢板)を使用する範囲で悩んでおります。
現場の建築さんは、労働安全衛生規則第356条をもとに作業しているようです。
これによると地山の種類によって5mまで90度で掘っていいことになっています。
建築さんは作業主任者の判断で90度近くで掘削しております。
これは埋設配管の掘削の際にも適用可能なのでしょうか。
また、作業主任者が経験を元に土質を判断して掘削角度を決めるのは 法的な根拠はあるのでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:埋設配管の掘削  ■名前 : つなぎの水道屋  ■日付 : 10/6/26(土) 23:24  -------------------------------------------------------------------------
   労働安全衛生規則第356条をご自身で読まれることをすすめます。
読めば、質問内容が変わるように思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:埋設配管の掘削  ■名前 : あごひもの跡  ■日付 : 10/6/28(月) 12:39  -------------------------------------------------------------------------
   つなぎの水道屋さんありがとうございます。
労働安全衛生規則第356条に当てはめてみると、今回の工事は、掘削の高さが3m程なので、ずべてオープンカットで施工可能ということになります(地山の種類によりますが)。そこで、地山の種類など判断する際は 作業主任者の判断でいいのか悩みます。何か数値的な根拠は必要なのでしょうか。
コスト的な理由よりなるべく土留めは無しで行きたいのですが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:埋設配管の掘削  ■名前 : こてつ  ■日付 : 10/6/28(月) 16:34  -------------------------------------------------------------------------
   労働安全衛生規則第356条は地山掘削の規定なので建設工事の土工事とは違うのではないでしょうか。

建設工事公衆災害防止対策要綱
第6章土留工
・土留工を必要とする掘削 第41
 掘削の深さが1.5メートルを超える場合には、原則として、土留工を施すものとする。また、掘削深さが4メートルを超える場合、周辺地域への影響が大きいことが予想される場合等重要な仮設工事においては、親杭横矢板、鋼矢板等を用いた確実な土留工を施さなければならない。

建築基準法施行令
・根切り工事、山留め工事等を行う場合の危害の防止 第百三十六条の三
4.建設工事等において深さ一.五メートル以上の根切り工事を行なう場合においては、地盤が崩壊するおそれがないとき、及び周辺の状況により危害防止上支障がないときを除き、山留めを設けなければならない。この場合において、山留めの根入れは、周辺の地盤の安定を保持するために相当な深さとしなければならない。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:埋設配管の掘削  ■名前 : つなぎの水道屋  ■日付 : 10/6/28(月) 17:53  -------------------------------------------------------------------------
   あごひもの跡さん

労働安全衛生規則第356条は、
そもそも「手掘り掘削」に関する文なので
3m程であれば、機械掘削になると思いますので、
掘削面のこう配の基準は、無視して
掘削面は一律90度でよいと解釈しています。

ただし 労働安全衛生規則第359条にあるように
掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削の場合は、
手掘りあるいは機械掘削どちらであっても
土止め支保工は必要だと思っています。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:埋設配管の掘削  ■名前 : あごひもの跡  ■日付 : 10/6/28(月) 20:15  -------------------------------------------------------------------------
   こてつさん、つなぎの水道屋さんありがとうございます。

やはり 土止めが必要になってくるようですね。
現場の建築さんが 根切りの際も雨水配管でも90°で かなり深く掘っていたので、土止め無しも可能なのかと思っていました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:埋設配管の掘削  ■名前 : つなぎの水道屋  ■日付 : 10/6/29(火) 21:19  -------------------------------------------------------------------------
   こてつさんのどちらの話にも1.5m以上が出ていたので
少し気になり調べてみました。

http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-44/hor1-44-44-1-0.htm

別添1に「1.5m以上」とありました。
(平成15年・・・私、勉強不足でした。)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:埋設配管の掘削  ■名前 : あごひもの跡  ■日付 : 10/7/1(木) 17:31  -------------------------------------------------------------------------
   大変勉強になります。
ありがとうございます。

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