Page 113 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼冷媒配管の再利用について さいはてくん 03/4/8(火) 23:22 ┣Re:冷媒配管の再利用について masa 03/4/8(火) 23:51 ┣Re:冷媒配管の再利用について なかしん 03/4/9(水) 16:34 ┃ ┗Re:冷媒配管の再利用について プンプン 03/4/10(木) 16:44 ┣Re:冷媒配管の再利用について CO2濃度 03/4/10(木) 18:45 ┗Re:冷媒配管の再利用について issy 03/4/14(月) 13:35 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 冷媒配管の再利用について ■名前 : さいはてくん ■日付 : 03/4/8(火) 23:22 -------------------------------------------------------------------------
既存の冷媒配管を残して、室外・内機を取り替えても、 よいものでしょうか?? どんな問題を検討すべきでしょうか? |
R22とR407Aの場合は冷凍機油の性質が違うため完全に冷媒管の洗浄を行えない場合は既存配管の再利用はできません。 メーカーで冷媒管の洗浄機を使用して既存冷媒管を再利用できる場合もありますが、コストがかかるので冷媒管を交換した方が安い場合もあるのではないでしょうか? |
>既存の冷媒配管を残して、室外・内機を取り替えても、 >よいものでしょうか?? >どんな問題を検討すべきでしょうか? 多くの、改修の案件を扱ったことがございますが、近年では新冷媒になってい ますので、それを盾(フロン規制)に全部を改修する提案することは容易だと 思っています。わたしも気楽 しかし、多少の知識がある施主は・・・・・・・ 「あるメーカーは対応可能だぞ」と言われる可能性があります。 歴史をたどると、冷媒管サイズ(ガス管が太い)が異なる事や、液管側が保温 してないなどのことがあります。(この場合は、施主も納得で全て更新) 全部かえましょう〜。 既存配管のサイズ、保温の確認が最優先だと思います。 制御線は、6芯や4芯ということもあるので、2芯だけ生きていれば可能という こともあります。(たいした金額ではないですが・・・・) 改修エリア以外に通っていることもあるので・・・・(参考) 先日、計画した案件は、8階に屋外機があり各階まで冷媒管が外壁を沿わして 配管(SUSラッキング)してあるものでした。(12年で更新しました) この時は、足場の金額、外部配管の更新と金額が大きくなりましたので、 外部立管のみを再利用し、屋上(足場をかけない範囲)と室内は全て交換 致しました。(しかし、見ない間に、機器の掛率下がりましたね〜。) 配管の劣化等があると、新冷媒機器は圧力が高く、問題となりますのでそのときは 全面でよろしいですね。とクギを刺しておきます。(計画段階ではわかりません) 洗浄、配管の切断、耐圧には、気を使いましたが、なんとか稼動しています。 減額(お金が無い)と言われるとつらいですね。 |
既存冷媒管の利用に関しては 発注側としては少しでも投資を抑えたいという意向から 再使用が可能ならと縋る思いで訴えてくるようですが 施工がわとしては極力トラブルを避けたいという このギャップに揺れ動きます 冷媒配管の洗浄に関しては結局のところ ケースバイケースでしょう メーカー側としても100パーセントの「保証」を謡っているわけでは ないようです また結果は作業者の問題、現地配管のルートなどの配管状況の 問題で これを見極める事は難しくただでさえカネがない現場、 「凶」と出た場合の金銭負担はこちらもちというリスクを負いながら そこまでして再使用を薦める業者は少ないでしょうね また他の方のご指摘どうり昔の冷媒配管は液側配管の保温が無いケースが あり後の結露トラブルにもなりかねませんし 劣化した保温材では心配で夜も眠れないという事になってしまいます 新冷媒の圧力は410Aで従来の約1.6倍 407Cで約1.1倍です 元の溶接箇所が気になります・・・ そういうわけで配管更新派です |
新冷媒に移行したことにより、冷媒管の流用は難しくなってきました。 既存冷媒管の肉厚の問題や管内清浄度の問題が考えられます。 基本的に旧冷媒からの冷媒管の流用は、考えない方が賢明かも知れません。 しかしながら、メーカーによっては「リプレース」や「ネクスト」などの 名称で旧冷媒からの冷媒管流用を可能としている機種もありますが、値が 張るものもあるようです。 物理的に冷媒管の流用が必須の場合は、この手の機種を使っても良いかも 知れません。 ただし、マルチの分岐管部分の交換のみが必要になる場合もあるようです。 また、配管長が短い場合などの条件によっては、配管更新の方がはるかに 安くなる場合があり、コスト比較が必要になります。 |
三菱電機製ルームエアコンはカタログに既存配管使用可となっております。 冷凍機オイルにHABというオイルを使用しているからだそうです。 パッケージについてもリプレースインバーターシリーズも同様のオイルを使用し、塩素分を吸着するフィルターを装備しているので既存配管使用可となっております。 マルチについてもリプレースマルチシリーズがあります。 ダイキン工業は、既設設備が使用できるうちに完全に冷媒をポンプダウンできて、オイルの残留が少なければ使えると製品講習会で行っていました。文章としては出回っていないそうですが。 |
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