Page 1133 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼オールフレッシュACの選定 どしろうと工場管理屋 05/9/16(金) 19:21 ┣Re:オールフレッシュACの選定 noa 05/9/17(土) 0:00 ┃ ┗Re:オールフレッシュACの選定 どしろうと工場管理屋 05/9/17(土) 9:57 ┣Re:オールフレッシュACの選定 冷蔵庫屋さん 05/9/17(土) 10:38 ┃ ┗Re:オールフレッシュACの選定 どしろうと工場管理屋 05/9/22(木) 19:24 ┃ ┗Re:オールフレッシュACの選定 冷蔵庫屋さん 05/9/24(土) 8:52 ┣Re:オールフレッシュACの選定 こてつ 05/9/20(火) 15:34 ┃ ┗Re:オールフレッシュACの選定 どしろうと工場管理屋 05/9/22(木) 19:21 ┃ ┣冷房設計の場合 masa 05/9/23(金) 1:41 ┃ ┗Re:オールフレッシュACの選定 こてつ 05/9/26(月) 17:31 ┗Re:オールフレッシュACの選定 どしろうと工場管理屋 05/9/28(水) 19:15 ─────────────────────────────────────── ■題名 : オールフレッシュACの選定 ■名前 : どしろうと工場管理屋 ■日付 : 05/9/16(金) 19:21 -------------------------------------------------------------------------
過去ログで検索したのですが、わからなかったので質問させて頂きます。 送風量(外気量)をどれくらいにしたら良いか解りません。 また、負荷計算をするとき、どのように外気負荷を考えたら良いか解りません。 的外れな質問かもしれませんが、宜しくお願いします。 |
>過去ログで検索したのですが、わからなかったので質問させて頂きます。 >送風量(外気量)をどれくらいにしたら良いか解りません。 換気回数が決まってませんか? それで送風量は決まると思いますが。 >また、負荷計算をするとき、どのように外気負荷を考えたら良いか解りません。 >的外れな質問かもしれませんが、宜しくお願いします。 ピーク負荷で計算すれば良いと思われます。 |
返信有難う御座います。 換気で考えると換気回数3回/hで良いと思います。 それで送風量を決定して良いものなのでしょうか? 一般の空調では循環回数10〜12回/hぐらい無いと良くないと 聞いた事が有ります。 しかし一般空調並みの回数の風量では莫大な能力になってしまいます。 やはりオールフレッシュのみで一般空調レベルの室温にもって行くのには 無理な話なのでしょうか?スポット空調で対応するしかないのでしょうか? |
オールフレッシュで空調する必要があるのかよく検討した方がいいと思います。 過去に設計した事例を上げますと、 1)オイルミスト対策の為(メンテナンスに手を取られたくないと言う理由だったと思います) 2)温度管理を必要とする危険物倉庫(倉庫内の温度が上がり、発火性もしくは爆発性のガスが発生した場合の危険を考慮して) 3)粉塵の多い施設(粉塵爆発やメンテナンスを考慮して) コストと必要性をよく検討されて、導入する設備を選定してください。 |
返信有難う御座います。 人体には影響は無いのですが室内空気が腐食性が有るため、 RAを取りたくないのが現状です。 局所排気では対応できないのも現状です。 オールフレッシュが最適とおもったのですが・・・ |
人体には影響は無いのですが室内空気が腐食性が有るため、 >RAを取りたくないのが現状です。 腐食性がある状況と言うことですが、エアコン以外の機器はどうされているんでしょうか。 オールフレッシュを選定した場合と、一般のエアコンを設置した場合の寿命が短くなったときのコスト差を考慮した方がいいんじゃないでしょうか。 参考までに、全然関係ない設備なんですが、温泉の加温のためのボイラーを耐食性の強い材質、たとえばチタンとか。 この場合耐用年数は長いが高価しかも入れ替え時に納期が必要。 ごく普通の家庭用ボイラーを設置。 耐用年数は2年から4年ぐらい?価格も低価格、品物も即納品。 お客様と話し合い安価なボイラーを設置しています。 |
全外気空調機なのですから、外気量=送風量です。(当然ですが) 送風量は下記(1)〜(3)の最大値です。 (1)熱負荷を除去するための風量(装置負荷含む) (2)在室人員のための必要換気量 (3)その他条件による換気量(汚染の希釈による風量など実数で決まっている場合はその風量、換気回数が条件であればその換気回数、フード、ドラフトチャンバーなどの排気を確保する場合はその排気量) >換気で考えると換気回数3回/hで良いと思います。それで送風量を決定して良いものなのでしょうか? かまいません。但しここでの換気回数3回/hは上記(3)の風量の意味でしょうか?あくまで全外気空調機での選定であれば(1)〜(3)の最大値です。 >一般の空調では循環回数10〜12回/hぐらい無いと良くないと聞いた事が有ります。 関係ありません。室内の空気清浄度が別途設定されている場合は全外気空調機に設置するフィルターの能力をあげることで対応します。 >やはりオールフレッシュのみで一般空調レベルの室温にもって行くのには無理な話なのでしょうか?スポット空調で対応するしかないのでしょうか? オールフレッシュで必要な室温にできるような空調機を選定すればよいだけのことです。 但し、(1)の熱負荷を除去するための風量が(2)、(3)の風量を大きく上回っているとして、室内に局所空調機が設置できるならば、風量(外気量)は(2)、(3)の最大値とし、その分の熱量を除いた分を局所空調機にて負担させるほうが経済的なのはもちろんです。 |
返信有難う御座います。 室内空気が腐食性が有るためRAを取りたくないのが オールフレッシュ選定の大きな要因です。 人員も少なく、その他特別な要因が無い為、室内熱負荷を除去すればいいのです。 その場合の負荷計算はどうなるのでしょうか? 最初に外気量を決めて負荷計算して出てきた能力に見合う機種を選んでも 送風量(外気量)が計算時よりも上回ってしまったらだめな気がします。 どのような順序で選定したら宜しいのでしょうか? |
冷房設計の場合 まず内部負荷の計算を行います。(室内発熱量・外部からの貫流熱量・日射負荷などの合計です) 空気線図上に室内温湿度条件点をプロットし、そこから飽和線に向かって内部負荷の顕熱比状態線を引きます。 顕熱比状態線が飽和線と交差するのを確認します。(交差しない場合は再熱プロセスが必要となります) 交差する場合は相対湿度90〜95%の状態線と交差する点の乾球温度を送風温度とします。 続いて、吹出口の形状を決めて、吹出口形状の許容吹出温度差と送風温度差を比較します。 送風温度差が許容吹出温度差以内なら送風温度はそれで決定します。 送風温度差と内部顕熱負荷から送風量を算定します。 送風量と室容積から換気回数のチェックをします。(一般的には5〜6回以上の換気回数が必要です) 換気回数が少ない場合は送風量を増やします。(湿度条件を守る為には再熱プロセスが必要となります) 送風温度の相対湿度90〜95%状態点と外気条件の比エンタルピー差と送風量から装置負荷を算定します。 以上が室内負荷からの送風量・装置負荷の算定です。 上記風量が室内腐食性ガスの許容濃度を維持する為の換気量より大きいならば、設計は終了です。 少ない場合は送風量を必要換気量に修正して、再計算します。(湿度条件を守る為には再熱プロセスが必要になります) |
masaさんが書いていただいた手順の通りです。 なお、暖房設計の場合は暖房用室内熱負荷から同様に暖房用必要送風量を算出します。 冷房用必要送風量と暖房用必要送風量のどちらか大きいほうが決定送風量となります。 なお、全外気なので、通常の熱負荷計算と違い、外気負荷を室内熱負荷に加えるという計算ではありません。 室内状態点と吹出状態点の比エンタルピー差と送風量から装置負荷を算定します。 >最初に外気量を決めて負荷計算して出てきた能力に見合う機種を選んでも >送風量(外気量)が計算時よりも上回ってしまったらだめな気がします。 (手順) 室内熱負荷計算→必要送風量(外気量)の算出[各種条件の最大値]→装置負荷の算定 となります。送風量(外気量)が計算時よりも上回る・・・ということはありません。なぜなら各種条件の最大値で送風量(外気量)を決定するからです。 |
皆さん、ご親切に色々有難う御座います。 この所、出張続きで良く見ていませんが、取り急ぎお礼だけ述べさせて 頂きます。 後でじっくり見て無い頭をフル活動させて見ます。 |
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