Page 1534 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼背圧 nori 07/1/5(金) 14:50 ┣Re:背圧 みっちゃん 07/1/5(金) 17:47 ┣Re:背圧 なかしん 07/1/6(土) 19:17 ┣Re:背圧 飲み疲れ 07/1/10(水) 11:31 ┃ ┗Re:背圧 鉄人60号 07/1/10(水) 22:05 ┣Re:背圧 (・Ω・) 07/1/11(木) 10:19 ┣機器が異なると みっちゃん 07/1/12(金) 14:09 ┣Re:背圧について 団塊のQ 07/1/12(金) 21:39 ┗Re:背圧 鉄人60号 07/1/17(水) 16:38 ┗Re:背圧 みっちゃん 07/1/17(水) 17:44 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 背圧 ■名前 : nori ■日付 : 07/1/5(金) 14:50 -------------------------------------------------------------------------
ポンプの背圧ってどこの圧力を言うのですか。 背圧の概念が今ひとつピンときません. |
>ポンプの背圧ってどこの圧力を言うのですか。 >背圧の概念が今ひとつピンときません.> > ポンプ本体の内部にかかる圧力。 吸込側の圧力を動作圧力、排出側を背圧と呼ぶ場合もあります。 自分でくぐって見れば、たくさんでてきますけど・・・ |
>ポンプの背圧ってどこの圧力を言うのですか。 >背圧の概念が今ひとつピンときません. 英語の方が"ピン!"と くるかもしれませんね。 「back-pressure」又は「backing pressure」 参考まで。。。 |
>ポンプの背圧ってどこの圧力を言うのですか。 >背圧の概念が今ひとつピンときません. 背圧という言葉自体があまりよくないかもしれません。 簡単に言えば ポンプが止まっているときにかかる水圧のことです。 ポンプの性能とは関係なく、水圧を受ける容器としてのポンプケーシングの 仕様(強度)に影響します。 高い背圧用のポンプの写真をカタログで見てください。ケーシングにリブが 入っていますね。 |
> 背圧という言葉自体があまりよくないかもしれません。 > 簡単に言えば ポンプが止まっているときにかかる水圧のことです。 元工場設備屋です。 恥ずかしながら「背圧」は使ったことがありません。 ご教示ありがとうございました。 良く似た意味の言葉に「暗騒音」というのがありますね。 英語では「back ground noise」 なかしんさんのレスでは、 「背圧」は[back pressure]とあります。 英語では似ていますが、翻訳用語は大分違っています。 最初に翻訳した人(学会)?の趣味の違いでこうなるのでしょうか・・・ |
>ポンプの背圧ってどこの圧力を言うのですか。 >背圧の概念が今ひとつピンときません. ポンプの吸い込み側にかかっている圧力のことです。 ただしマイナス圧(つまり吸い上げ運転)は背圧とは言いません。 また、プラスでも2〜3mでは使いません。 循環ポンプのように10m以上の大きな圧力がかかる場合に使います。 (決まりがあるようではないですが。) ポンプや使用配管の耐圧に関係するからでしょう。 背圧のことを忘れているとハンマーでポンプや配管が破損します。 |
>ポンプの背圧ってどこの圧力を言うのですか。 >背圧の概念が今ひとつピンときません. 最初の答え方が言切りの形だったので、色々余計わかりにくくなってしまいました。 (・Ω・)さんの『ポンプの吸い込み側にかかっている圧力のことです』は単純ないい間違いとしても、飲み疲れさんの『ポンプが止まっているときにかかる水圧のことです』は大きな誤解を招きます。 発生する配管内の流体の慣性力に打ち勝つだけの力『水圧を受ける容器としてのポンプケーシングの仕様(強度)に影響します』。出口圧力。但し、ジェットやロケットなどでは内圧と背圧は別の扱い(外部の雰囲気圧)になるので留意が必要です。 一般的に原動機の場合には排気圧が背圧で、ターボE/gの場合はエンジン→タービン間を"排圧"、タービン→マフラー出口間を"背圧"と別に呼ぶ場合もあります。 結局、飲み疲れさんの仰るように、ケーシングの仕様(強度)に影響する場合や、背圧弁を設置しないと流体制御がうまくおこなわれないような場合に(破壊だけでなく、逆流やエアーかみなど)、真空ポンプの臨海条件などは特に背圧を気にするようです。原動機(エンジン)や真空(圧縮機)で考えられるのは、以後の圧力によって効率などが相当異なるので特に気にされるのだと思います。(バイクのマフラー改造すると相当早くなる場合があります)。それに対し一般流体では(粉体は別ですが)それほど問題が大きくなる場合は、揚水ダム等を除くとそう多くないからでしょう。 真空ポンプなどを設計しているメーカーの技術者に聞かれるのが一番詳しくて適切かと思います。 |
「 nori 」さんへ 団塊のQです。 スレッド主の返事がないので 「みっちゃん」さん、「飲み疲れ」さん他に補足してみます。 >背圧の概念が今ひとつピンときません. 具体的に、冷却水ポンプとしてイメージしてください。 1)冷却塔設置階:屋上(高さ GL+30m) 2)冷却水ポンプ設置階:地下3階(高さ GL−15m) 3)冷却水ポンプ揚程:25mH (配管抵抗他 合計) このような冷却水系統を想定します。 ・ポンプ運転時の圧力状態 吐出側圧力 P1:6.5Kg/cm2(ゲージ圧) 吸込み側圧力 P2:4.0Kg/cm2(ゲージ圧) ここで吸込み側配管抵抗を5mと仮定しました。 ・ポンプ停止時の圧力状態 吐出側圧力 P1:4.5Kg/cm2(ゲージ圧) 吸込み側圧力 P2:4.5Kg/cm2(ゲージ圧) 実際は、P1、P2の高さの差のぶん異なります。 ポンプメーカーに手配する際に 水量、揚程、モーター動力等の他に背圧が必要となることがあります。 背圧(ポンプ押し込み圧と考えて良いと思います)4.5Kg/cm2でメーカーに仕様を確認します。 背圧でポンプケーシング強度(吸込み側)、水封方式がメーカーにより標準から外れることがあります。 通常は高密度パッキン仕様か、メカニカルシール仕様となります。 背圧4.0〜4.5Kg/cm2が標準仕様の境界となります。 地域冷暖房等で背圧が機器表に明記されてる例があります。 具体的には、ポンプメーカーに直接確認するか、ポンプの技術資料を見てください。 以上、参考にして下さい。 |
時期遅れかも知れませんが、レスを出した責任上、図書館で「背圧」を調べてきました。 1)図解配管用語辞典 @バルブにおける2次側の圧力 A安全弁の出口側圧力 B背圧弁においては1次側の圧力 2)機械用語大辞典 流体をノズルなどから外部へ噴出させるときの噴流を取りまく外部の圧力 3)出典不明(メモ紛失・・) @油圧、空圧、蒸気圧などの回路の戻り側もしくは排気側、または圧力作用面の 背後に作用する圧力 A気体を大気圧以下の圧力空間に排出する場合の真空ポンプの排気口での圧力 とありました。 いずれにしても設備によって採り方が色々変わる用語のようです。 できることなら、使いたくない用語ですね。 |
>B背圧弁においては1次側の圧力 いわれて見ればそうですが、知りませんでした。 >@油圧、空圧、蒸気圧などの回路の戻り側もしくは排気側、または圧力作用面の背後に作用する圧力 戻り側も背圧になるのですね? 知っているつもりでも、確認しないとだめですね。 大変いい勉強させていただきました。今後もよろしくお願いいたします。 |
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