Page 1601 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼到達距離の求め方 ダクトラブ 07/4/4(水) 14:06 ┣Re:到達距離の求め方 hatomori 07/4/4(水) 17:42 ┣Re:到達距離の求め方 なかしん 07/4/4(水) 22:02 ┃ ┗Re:到達距離の求め方 やま 07/4/6(金) 9:56 ┃ ┗Re:到達距離の求め方 なかしん 07/4/6(金) 16:03 ┃ ┗Re:到達距離の求め方 やま 07/4/6(金) 17:52 ┃ ┣Re:到達距離の求め方 やま 07/4/6(金) 19:06 ┃ ┗Re:到達距離の求め方 なかしん 07/4/7(土) 0:37 ┃ ┗Re:到達距離の求め方 やま 07/4/7(土) 5:08 ┃ ┗Re:到達距離の求め方 kojima 07/4/9(月) 12:13 ┃ ┣Re:フォローアップありがとうございます。 なかしん 07/4/9(月) 13:32 ┃ ┗Re:到達距離の求め方 やま 07/4/9(月) 14:58 ┃ ┗Re:到達距離の求め方 なかしん 07/4/9(月) 16:00 ┃ ┣Re:到達距離の求め方 やま 07/4/9(月) 17:23 ┃ ┃ ┗Re:到達距離の求め方 なかしん 07/4/9(月) 19:02 ┃ ┃ ┣Re:到達距離の求め方 鉄人60号 07/4/9(月) 20:04 ┃ ┃ ┗Re:到達距離の求め方 やま 07/4/10(火) 5:46 ┃ ┃ ┗Re:到達距離の求め方 なかしん 07/4/10(火) 8:53 ┃ ┃ ┗Re:到達距離の求め方 やま 07/4/10(火) 9:19 ┃ ┗ASHRAE確認しました やま 07/4/24(火) 15:51 ┃ ┗Re:ASHRAE確認しました なかしん 07/4/25(水) 20:17 ┃ ┗Re:ASHRAE確認しました やま 07/4/26(木) 4:11 ┗Re:到達距離の求め方 ダクトラブ 07/4/5(木) 7:46 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 到達距離の求め方 ■名前 : ダクトラブ ■日付 : 07/4/4(水) 14:06 -------------------------------------------------------------------------
先輩から教えて貰いこのサイトに以前投稿して色々とご指導を頂き それ以来勉強になるのでいつも拝見させて貰っている新米の物です。 今回も前から疑問に思っている事が有ったのでご存知の方がおりましたら ご教示の程お願いします。 ダクトの制気口での到達距離を求める計算式は有るのでしょうか? 有るとすればどの様な計算式で求めるのか又どの様な条件が必要なのでしょうか? 制気口メーカーカタログには風量と器具面積と圧損(面風速)からなる性能表から 到達距離を求める物は有るのですが・・・・・ 計算で求める方法がある様でしたら是非ご指導の程宜しくお願いします。 |
考え方は、便覧をみられたら載っていると思います。 (最新版を持っていないので) 到達距離を計算でもとめるより、制気口メーカーの資料から求めるほうが より現実的だと考えます。 |
ダクトラブさん こんにちは。 計算式については、hatomoriさんが言われるように便覧を参照してください。 10版、11版、13版(最新)に記載されています。 (12版は会社から消えたのでわかりません。) 10版と11版では第3領域での記載が異なりますが、11版以降の記載の変化は 無いと言ってよいでしょう。問題なのは吹出し口定数の「K」ですが、これは 便覧の式に直接代入してはいけないということです。 Kと記載されていますが、実用式の√4/π を掛けないといけないことです。 便覧の記載されている(6・8)式の「k」は「k'」の記載ミスです。 これが何十年も続いています。 誰も使わないから良いのかもしれませんが・・・・・。 参考まで。 |
>Kと記載されていますが、実用式の√4/π を掛けないといけないことです。 >便覧の記載されている(6・8)式の「k」は「k'」の記載ミスです。 便覧13版の(6・6)式のKはDo(直径)に対する定数、K'はAo(面積)に対する 定数をKから導いた形になっています。 (6・8)式のHoは単位の次元が長さ(Lの1乗)ですからDoと同一次元ですので Kのままで良いのではないでしょうか? 初歩的な疑問ですみません。 |
やまさん こんにちは。 弥生町3丁目で事件です!! という挨拶が通じると良いのですが・・・・ >>Kと記載されていますが、実用式の√4/π を掛けないといけないことです。 >>便覧の記載されている(6・8)式の「k」は「k'」の記載ミスです。 >便覧13版の(6・6)式のKはDo(直径)に対する定数、K'はAo(面積)に対する >定数をKから導いた形になっています。 >(6・8)式のHoは単位の次元が長さ(Lの1乗)ですからDoと同一次元ですので >Kのままで良いのではないでしょうか? >初歩的な疑問ですみません。 私がなぜ、この些細なことに気づいた理由として。ある外国人が私の計算書をチェックし、コメントをしてきたことに発します。もし、便覧の10版があるならご確認ください。(7・5) また、ASRAE FUNDAMENTALS があるならご確認ください。(32.2 (2))式 次元についてはわかりませんが、定数として扱っているようです。 3.14には次元がないような・・・。自宅に帰って「数学物語」を読んでみます。 k’単なる1.13倍すればよいというなことでしょう。 私が申し上げたいのは、10版から11版に変わった段階で、ASHRAEとの違いが出た ということでなのです。単なる「'」(1.13倍)ですが・・・。 外人に間違いを指摘されると、誰に言ってよいものだか。・・・・ つまり、根本から離れ世界のスタンダードから取り残されてしまったのね。 と言いたいのです。データーはASHRAE使っているのにぃー。。。。 最新の便覧を出すなら、その根拠や進展の状況も把握していただきたいと考え、 あえてコメントした次第です。これが届くかは不明ですがね・・・・ 権威や権限のない私のような者が電話しても、担当者に伝えておきます。。。 で終わっています。(涙;) |
なかしんさん、こんにちわ。残念ながら 弥生町3丁目で事件です!! という挨拶は通じませんでした。・・・ごめんなさい。 宜しければせめてその「こころ」のヒントだけでも頂けませんか? 早速御丁寧な解説を頂きまして有り難うございます。 現在ASHRAEハンドブックを確認出来る環境に有りませんので (便覧10版も有りません)分かりませんが、私の疑問は単純です。 (6・6)式に記載されている通りK・Do = K'・√Aoです。 ここでAo=Pi/4×Do^2ですからK'=√(4/Pi)・Kとなります。 (6・6)式の但し書きの通りですね。 これは単にDo(Lの1乗)の係数KをAo(Lの2乗)の係数K'に 換算して必ずしも丸形でない吹出口にも適用出来るように(かどうか ?想像ですが)面積で扱えるようにしたものと見なせます。 ここで、次元(Lの1乗かLの2乗か)が関係して来ます。 Lの1乗(直径または幅等=長さ)に対する係数はK、Lの2乗(=面積) に対する係数はK'とすれば (6・7)式は(6・6)式の3項目と同様「面積」に対する係数なのでK' (6・8)式は(6・6)式の2項目と同様「長さ」に対する係数なのでK となるのではなかろうか?と思った次第です。 現在のASHREAハンドブックを確認できるのでしたら、その式で係数 『K'』をかけている分子の次元が「長さ」なのか「面積」なのかだけでも 念のため教えて頂けませんか?。 |
正確さに欠けた書き方が有りましたので補正させて頂きます。 次元(1乗、2乗)との記述を概念的に表現してしまいました。 正しくは面積での計算の場合も√で開いていますから次元はLの1乗 に変わり有りませんでした。ですから 計算対象を面積の平方根で取っている場合K’ 計算対象を直径または幅等(直接長さ)で取っている場合K と表現を訂正させて頂きます。 いつもながら注意深くない表現をしてしまいました。反省! |
やまさん こんにちは。 >なかしんさん、こんにちわ。残念ながら 弥生町3丁目で事件です!! >という挨拶は通じませんでした。・・・ごめんなさい。 >宜しければせめてその「こころ」のヒントだけでも頂けませんか? さすが、やまさん。つぼを心得ていますね。 ごめんなさい。矢追町3丁目の間違いでした。 それでも理解できない貴兄に・・・・ マカロニ、ジーパン、テキサス、ボン、・・・・・・ あの伝説的な「太陽にほえろ」を見ていただきたい。すみません。。。 45歳前から60歳前半の、チョイ悪オヤジ的な人々は、この文章を読み、お茶を飲みながらモニターに吹き出した人々は多いと思います。 実は、この時代の人々が日本の中枢にいたりします。バブル前の人々とちょっと ちがう人種であるには確かです。(新旧の間にいた人) >(6・6)式に記載されている通りK・Do = K'・√Aoです。 >ここでAo=Pi/4×Do^2ですからK'=√(4/Pi)・Kとなります。 >(6・6)式の但し書きの通りですね。 >これは単にDo(Lの1乗)の係数KをAo(Lの2乗)の係数K'に >換算して必ずしも丸形でない吹出口にも適用出来るように(かどうか >?想像ですが)面積で扱えるようにしたものと見なせます。 さすが、やまさんです。ここまで分析できるとは。。。 想像していませんでした。あくまでも到達距離は気流の中心線として扱います。 そこで、昭和35年、36年の日本における実験成果がでてくるのです。 ここで、曖昧になってしまったのだと考えます。日本の便覧として・・・。 >ここで、次元(Lの1乗かLの2乗か)が関係して来ます。 >Lの1乗(直径または幅等=長さ)に対する係数はK、Lの2乗(=面積) >に対する係数はK'とすれば >(6・7)式は(6・6)式の3項目と同様「面積」に対する係数なのでK' >(6・8)式は(6・6)式の2項目と同様「長さ」に対する係数なのでK >となるのではなかろうか?と思った次第です。 > >現在のASHREAハンドブックを確認できるのでしたら、その式で係数 >『K'』をかけている分子の次元が「長さ」なのか「面積」なのかだけでも >念のため教えて頂けませんか?。 現在、ASHREでは、「K‘」 は使っていないのです。 定数(1.13)として扱っています。 もし、13版を読まれているなら、なぜ、(6・7)式から(6・8)式を変化した 場合、実用係数を加味した式から、理論式にもどるのも不思議でなかったですか? つまり、この場合形状にかかわらず、4.0も。理解できなかったのです ここで、ミスプリと判断したのです。その前の10版はK‘となっていて、KとK’の表が分かれています。(数値が分かれて書かれている) 通常問題になる、Centerline Velocity in Zone 3 の変形で公式とし到達距離(distance from outlet to measurement of centerline velocity) この1.13は何であるかを追求したか結果、便覧にある定数であることが理解できた次第です。10版を読むと原文に近いと思います。10版では到達距離の【例」と【解】が記載されています。また、当然ASHRAE F2001ですが【例】と【解】が記載されています。 公式について私が意義を唱える研究もしていないのが現実です。しかし 何十年もそのままというのも・・・・。- また、日本の研究成果が認められないのもいただけないと思っています。 つまり、ここで誤差が生じるという現実を知ってもらえればと思っています。 どちらが正解なのか私はわかりません。また、何十年か後に世界表標準となる日がくるでしょう。 回答になっていませんが・・・。 この辺で取調べをお許し願いませんでしょうか。 やまさん? |
なかしんさん こんばんわ。再度の丁寧なご説明有り難うございます。 「取り調べ」と感じられた由、私の質問の仕方に問題ありとのご指摘と受け止め させて頂きました。不徳の致す所でございます。 単に疑問に感じた所をお伺いしたかっただけですのでお許し下さい。 >現在、ASHREでは、「K‘」 は使っていないのです。 >定数(1.13)として扱っています。 連続スロットまたはふく流形の近似式(Hoをパラメータとした計算式)にも係数 1.13がかかっていると言う事なのですね。何度も出ている通り1.13は面積の平方根 から相当直径への換算係数の筈ですが・・・。うむむ・・・。 なるほど・・・。 >もし、13版を読まれているなら、なぜ、(6・7)式から(6・8)式を変化した >場合、実用係数を加味した式から、理論式にもどるのも不思議でなかったですか? 便覧13版の記述では (6・7)式はアスペクト比の大きい長方形吹出口の近似式で「面積」から計算。 (6・8)式は連続スロットによる吹出気流の近似式で「スロット幅」から計算。 と読めましたので、扱う対象が「面積(m2等)」と「幅(m等)」で異なります から係数も1.13かかる場合{(6・7)式}とかからない場合{(6・8)式}とに分 かれていると解釈しましたので『もどる』とは感じませんでした。 読解力に欠けるのかも知れませんね。 いずれにしても今回問題提起して下さり勉強になりました。有り難うございます。 ASHRAEやCARRIERは日本の空調歴史の原点ですので、今後も折に触れ 紹介して下さいますようにお願い致します。(これに懲りずに・・)。 |
>「取り調べ」と感じられた由、私の質問の仕方に問題ありとのご指摘と受け止め >させて頂きました。不徳の致す所でございます。 >単に疑問に感じた所をお伺いしたかっただけですのでお許し下さい。 なかしんさんの洒落です。 やまさんとは、「太陽にほえろ」の山村刑事(配役は、下川辰平さんだったかな?)のことです。 「山さん、矢追町三丁目で事件です。」というシーンを何度か見た記憶があります。 世代間のギャップで洒落が通じなかったようですね。 |
>なかしんさんの洒落です。 フォローアップありがとうございます。(感謝) 投稿しやすい環境は、自分自身にも是正するところがあることを発見できたこと は感謝いたします。 ラーメン、そば、うどん、パスタ、フォー、センレックなのでも、コショウや 唐辛子、砂糖、ナンプラーを・・・ ちょっと食べた後・・・。スパイスを入れる性格が災いしたと思います。 ということで、やまさん、ごめんなさい。 kojimaさん、ありがとうございます。 |
>世代間のギャップで洒落が通じなかったようですね。 kojimaさん、なかしんさん、ご心配をお掛けしてしまい申し訳ありません。 解説をしてくださったkomimaさんの優しい性格がよく伝わって来ました。 でも、どうかご心配なく。 蛍光灯と言うにはあまりにお粗末で、壊れた電球のような頭の中身ですから ご心配をお掛けしてしまいましたが、太陽に吠えろの事は今は気付いています。 気付いたことをお知らせするにはちょっとタイミングを外し過ぎてしまいました ので、触れずに居りました事が返って災いしたようです。済みません。 なかしんさんにも「すみません」なのは私の方ですので、大変恐縮です。 質問するときに自分の思いをストレートにぶつける悪癖がありますので、嫌な 思いをさせてしまったのでは?と言う反省が常につきまとうのも事実です。 特にユーモアーもありませんし・・また学習能力が無いというのか・・。 ところで「設計のはなし」として結論を待たれている方のため敢えて記しますが >どちらが正解なのか私はわかりません。 の「こころ」は、計算根拠を求められた時の提出資料により使い分けする (ASHRAEの場合1.13K,便覧の場合K,その他の場合etc.) と言う回答(結論)と解釈して宜しいでしょうか?なかしんさん。 |
>解説をしてくださったkomimaさんの優しい性格がよく伝わって来ました。 本当にそうですね。 わざと"ボケ”の役をしていただいたのでしょう。 それは、ちょうさんでしょう。!!関西の方ですかね?? 正解は露口茂さんですね。 >蛍光灯と言うにはあまりにお粗末で、壊れた電球のような頭の中身ですから >ご心配をお掛けしてしまいましたが、 そんなことはありません。LEDのように光っています。疑問はとても大切で・・ 私も子供のころ、自分の父に、なぜ?、どうして?と聞いていた時があります。 その時、父は世の中の全てを知っている全能の父であったのですが・・・・ ある時、質問に答えられないことがありました。つまり、子供心として 全てを知っていると思った父にも知らないことがあるのだと思った次第です。 そこから、調べたり、根本とは何かの追求の旅が始まりました。 >ところで「設計のはなし」として結論を待たれている方のため敢えて記しますが >どちらが正解なのか私はわかりません。 >の「こころ」は、計算根拠を求められた時の提出資料により使い分けする >(ASHRAEの場合1.13K,便覧の場合K,その他の場合etc.) >と言う回答(結論)と解釈して宜しいでしょうか?なかしんさん。 ********************************************* 結論を申し上げますと。 13版(6・8)式は・・・・・・・間違いです。 ********************************************* すぐに正誤表を。 しかし、何十年も前に言っているのに。 色々ありますよ。機会がありましたら。 一期一会です。 |
>********************************************* >結論を申し上げますと。 >13版(6・8)式は・・・・・・・間違いです。 >********************************************* > >すぐに正誤表を。 なかしんさん、力強く明快な回答を有り難うございました。 今後の参考にさせて頂きます。 |
>今後の参考にさせて頂きます。 ここで、私自身の最後の言葉の意味を理解するほうが、やまさんにとって今後、 とても重要なのだと思います。 私自身、年配者へのお礼状の手紙の、〆(しめ)としていつも書き続けている、 座右の言葉(書)があります。。。。「一期一会」 意味をしっかり感じて、今後の成長をお守りしています。 つまり、理解するのではなく、感じることが大切なのです。歴史や定理は 日々進化しているということなのです。天動説から地動説・・・・ 聖徳太子の肖像画、鉄砲伝来・・etc 現在は正解だけれども・・・、変化する可能性があると。。。 その時を生き、時代を共有した人々として・・・ from:なかしん |
なかしんさん、ご苦労様です。 >私自身、年配者へのお礼状の手紙の、〆(しめ)としていつも書き続けている、 >座右の言葉(書)があります。。。。「一期一会」 なかしんさんの頭の中は和洋共生ですね、うらやましい限りです。 著者の勘違いか、単なる印刷ミスか、その原因はよく分りませんが 最近の技術書では、数式間違いをよく見かけます。 若いときは、間違いを見つけると、こんな間違いを書く著者に本を出す資格はない と腹立たしく思いましたが、最近は「またやってるな」と流しています。 式に用いた記号の説明のない本は許せませんが・・・ 読むほうとしては、反面教師として扱うのがよろしいかと思っています。 数式は、科学技術にとって思想を正確に表現するためのツールです。 数式が明解にしっかりと組み立てられていれば、 その式を演繹あるいは解くことによって得られる成果も大きいですね。 数式成立の基盤となる前提条件や、基本物理量の捉え方などを 懇切丁寧に説明している本に出会うと嬉しくなります。 技術書は数式の単なる羅列でなく、思想解説の羅列であって欲しいと思います。 いずれにしても、数式(数学)は万国共通です。 若い人には、英語と同じように身を入れて学んで欲しい学科です。 |
>ここで、私自身の最後の言葉の意味を理解するほうが、やまさんにとって今後、 >とても重要なのだと思います。 > >私自身、年配者へのお礼状の手紙の、〆(しめ)としていつも書き続けている、 >座右の言葉(書)があります。。。。「一期一会」 >意味をしっかり感じて、今後の成長をお守りしています。 自分では気がついて居りませんが、礼を失した部分が有ったのでしたらお詫び 致します。(具体的にご指摘頂ければ今後気を付けます) 断定的に「・・は誤りです。」と仰って頂くと妙に納得してしまいますが、空気 調和衛生工学便覧と言えば業界ではとても権威ある技術書だと思います。 便覧には絶大の信頼を置いて居りましたので、誤りを何十年も放置している信頼 の置けない技術書と指摘されたようでとても残念な気持ちになったのが本心です。 その為、くどいほど食い下がってしまいました。ご理解賜りますように。 不一 |
>自分では気がついて居りませんが、礼を失した部分が有ったのでしたらお詫び >致します。(具体的にご指摘頂ければ今後気を付けます) ぜんぜん失礼など、感じていませんよ。やまさんは大変まじめ方で・・・ 私の方が失礼な言い回しをしてしまったと反省しています。 ごめんなさい。 >断定的に「・・は誤りです。」と仰って頂くと妙に納得してしまいますが、空気 >調和衛生工学便覧と言えば業界ではとても権威ある技術書だと思います。 >便覧には絶大の信頼を置いて居りましたので、誤りを何十年も放置している信頼 >の置けない技術書と指摘されたようでとても残念な気持ちになったのが本心です。その為、くどいほど食い下がってしまいました。ご理解賜りますように。 私自身も権威ある技術書という認識はかわりません。必要なパートを出典から 隅々まで読んでいます。その出典の書籍まで購入するものですから本であふれ ています。 鉄人さんも書いておられますが、最近の技術書での間違いが多くなっている。 という件ですが、著者自信が出典の原本を読む機会がなくなった。また、その 原本が入手不可能というものがあります。どのような本でも、版を重ねている 本であれば、正誤表の紙が入っていますね。その出典の本に間違いがあったり 数値が改定されていれば・・・・、どうですか? ASHRAE FUNDAMENTALS も2005年度版が一番新しいと思います。13版の根拠や 出典を見ますと、1985年のFUNDAMENTALSとなっていますね。20年前の本を 探すのは一苦労です。学会にはありますので、閲覧は名前を書けば自由です。 ご自身で探る旅に出かけられるのも良いと思いますよ。違う発見があると 思います。 私自身、旅行のガイドブックを頼りにレストランを探したら・・・ あれ?ない!、移転した?、何年前?。という経験が何度もあります。 現地最新情報は間違えないという意味でもとても重要です。 こんなことを感じて欲しいかなと思って前レスを書いた次第です。 その時が重要です。 もう一つ、「感動した」などといいますが、「感じて動く」ことがとても 大切で、動かなければ「感動した」ということではないのです。 鉄人60号さん(steinさん)の考えに感動し、紹介していただいた書籍は 全て読む(動く)ことにしています。まだまだ、尊敬してやまない人たち がいます。やまさんも尊敬しています。単なる1文からここまでレスが 伸びるとは考えていませんでした。 これからも、よろしくお願い申し上げます。 |
『一期一会』・・。 私の書き込みが一期一会の精神に背いている為の助言と受け止めていました。 >ASHRAE FUNDAMENTALS も2005年度版が一番新しいと思います 読む努力をしてみます(その前に入手が先ですが・・・) >これからも、よろしくお願い申し上げます。 格の違いを思い知りました。 こちらこそ、どうぞ宜しく御願い申し上げます。 飽きずにおつきあい下さり有り難うございました。 |
なかしんさん、こんにちわ お陰様で2005 ASHRAE HANDBOOK FUNDAMENTALSを入手して吹出口到達距離の 計算式を確認する事が出来ました(p33.2〜p33.3)。 仰る通りASHRAEの本では(2)式においてVx/Vo=√(1.13K*Ho/X)となって いる事が確認出来ました。これは便覧13版第3巻p284の(6・8)式に対応する部分 だと思います。 ただ ASHRAEのTABLE2表と便覧の表6・3は共に(Tuve,1953他)からの引用で同一年の同 一文献の引用と思われますが「ふく流形(ANNULAR SROTS, AXIAL OR RADIAL)」 の3.9と4.8という係数値がASHRAEでは「−(ハイフン)」になっていて数値が明 示されていませんでした。 つまり3.9や4.8が1.13倍したKの値で無いとも言い切れないような・・。 私が設備屋初期の頃手にした井上宇市の「空気調和ハンドブック」(S49/4/30発 行)では同じ(Tuve,1953他)と思われる表でふく流形のみ「K'」になっていて、 その値は3.9と4.8で便覧の表6・3と一致します。 (余談ですが2005 ASHRAEでも今だ1940〜50年代の文献を引用しているんですね =驚!) また便覧(6・8)式では第2域の式でも連続スロットに限定していますがASHRAE (2)式は第2域の一般式と受け取れる表現になっていますので、Kの値も4 (程度)と限定している便覧と、市販吹出口種類毎に応じた係数(TABLE1)を使 うASHRAEとの違いが有っても不思議で有りませんし、便覧のK≒4の中にも 1.13が掛けられていないとは、必ずしも言い切れないようにも思えます・・。 以上から【便覧13版第3巻(6・8)式は誤り】と断定してしまって、本当に 宜しいのでしょうか?との疑問が残ります。(私の意見です。回答は要りません) この係数K自体が1.13で効かない大ざっぱな範囲を持った数値ですからこの事 (KかK’か)を突き詰めてもあまり意味が無いかも知れませんが・・。 ともあれ、なかしんさんのお陰で以前から欲しいと思っていた本を入手する きっかけに巡り会い、そして入手出来た事をお礼申し上げます。 これを機会に今後も研鑽に努めたいと思います。 |
やまさん こんにちは。 高額な出費をさせてしまったように思え、申し訳ありません。 あの式のために・・・・・。 グローバルな社会になりつつありますので、きっと役立つことがあると思います。 いや、役立ててほしいです。 ここでの議論は、二人が理解し合えたという喜びでいっぱいです。 ハッピーエンドではありませんが、根本を調べることで基礎の確立ができると 思っています。ちょっとした風で木の枝は折れることが多いですが、木の幹が しっかりしていれば、その木自体は少々の風では折れることは無いと思って います。 さらなる発展に向け頑張ってください。レスありがとうございました。 私も抜かされないようにがんばろう。。。 |
>高額な出費をさせてしまったように思え、申し訳ありません とんでもございません。「欲しいと思っていた」と言うのは事実ですから。 ASHRAE会員にならなければ入手出来ないと思いこんでいた杓子定規の殻を破る きっかけを与えて頂き感謝しております。 >私も抜かされないようにがんばろう。。。 私がこの先何度輪廻転生を繰り返してもなかしんさんを追い抜くなど あり得ないでしょうから、あまり頑張り過ぎないでくださいね(笑)。 では、また新たな刺激(勉強の糸口)のご提供を期待しまして・・ 『感謝!』 |
hatomoriさんなかしんさんさっそくご丁寧な説明有り難うございます。 勉強になります。今後も何か有りましたら宜しくお願いします。 |
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