Page 169 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼雨水貯留における排水ポンプ選定 きんちゃん 03/5/28(水) 11:56 ┣Re:雨水貯留における排水ポンプ選定 のりたろう 03/5/28(水) 15:17 ┣Re:雨水貯留における排水ポンプ選定 きんちゃん 03/5/28(水) 17:00 ┃ ┗Re:雨水貯留における排水ポンプ選定 のりたろう 03/5/29(木) 18:35 ┗Re:雨水貯留における排水ポンプ選定 ときたま 03/5/28(水) 17:30 ┗Re:雨水貯留における排水ポンプ選定 きんちゃん 03/5/28(水) 17:54 ┗Re:雨水貯留における排水ポンプ選定 なかしん 03/5/28(水) 18:27 ┗Re:雨水貯留における排水ポンプ選定 きんちゃん 03/5/28(水) 19:15 ┣Re:雨水貯留における排水ポンプ選定 機械設備 03/5/29(木) 11:31 ┣Re:雨水貯留における排水ポンプ選定 boa 03/5/29(木) 20:00 ┗Re:雨水貯留における排水ポンプ選定 boa 03/5/29(木) 20:10 ┗Re:雨水貯留における排水ポンプ選定 きんちゃん 03/5/29(木) 21:03 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 雨水貯留における排水ポンプ選定 ■名前 : きんちゃん ■日付 : 03/5/28(水) 11:56 -------------------------------------------------------------------------
ぜひ、皆さんのお力をお借りしたくて投稿致します。 当初は、地下躯体の雨水排水槽にドライエリアから流れてくる少量雨水を単純にポンプによって排水する予定だったのですが、途中で計画が変わってしまい、建物屋上分や、開放廊下分等の面積の大量雨水を雨水排水槽に流さなくてはならなくなりました。 単純に増えた面積分をポンプ能力アップとして反映させようとしたところ、それでは過剰設計だとの指摘を受けました。 そこで、雨水排水槽は、かなりの容積があるので、容量オーバーしない程度に貯留を考え、徐々に排水するようにしたいのですが、その場合の排水ポンプの算定の仕方をどなたかご存じないでしょうか。 よろしくお願いいたします。 |
真面目にやるなら、排水面積から地域に対応した降雨強度式を用いてピーク値や降雨曲線を求めて貯留量に見合ったポンプを選定するのでしょうけど、その場合でも非常時用としてそれなりの予備のポンプを設置する必要があると思います。って考えると比較的容量の小さなポンプを複数台設置して台数制御したら以外と安価なのではないでしょうか?(←いつものように安易!) ハイエトグラフのソフトって結構高いなぁhttp://www.mmjp.or.jp/yamasoft/PDF/hyeto1.pdf (私は気のいい下水道局のおっちゃん計算してもらってたけどね(爆) |
>のりたろうさんありがとうございます。 >大変参考になります。しかし、私の質問の仕方と情報不足がまずかったと思いますが、今回の場合は、雨水排水面積2000u程度なので、あまり大げさな計算でなくて、もっと簡単な方法はないでしょうか? 雨水排水槽の容量も1500m3程度貯留することが出来るので、1日の降雨量393mm(東京)として、2000×0.393=786m3/h 1500÷786=1.9とすると、ポンプ無しで最大降雨が約2日降り続いても溢れないと思います。 それを、容量オーバーしない程度に貯留を考え、徐々に排水するようにしたいのです。何か、相手を説得するうまい計算式はないでしょうか >よろしくお願いいたします。 |
>雨水排水槽の容量も1500m3程度貯留することが出来るので、 きんちゃんさん、構造にもよるけどそんなに貯留するなら構造設計者に相談しておくことをオススメします。ウチの構造担当者はちょっと貯留するって云うと『え゛ーっ!!』って騒ぐしぃ(笑) |
どこに放流するのかしりませんが、 放流先に制限があるのでは、ありませんか?? 雨水貯留槽からの放流は、役所と要相談とおもいますが |
役所との事前協議では、「雨水浸透設備を設けること」があります。しかし放流先は、雨水浸透配管であれば問題ないとのことです。 |
>役所との事前協議では、「雨水浸透設備を設けること」があります。しかし放流先は、雨水浸透配管であれば問題ないとのことです。 こんにちは。 雨水抑制は、河川や下水道本官(合流の場合)の負荷低減、地下へ戻すことが定義 だったのではないでしょうか。つまり、現在の土地が農地のように、土であった 場所に建物が建てば、流出係数が上がり流出量が上がります。 現在の流出量を同等または下回れば、納得させられるのではないでしょうか。 横浜では、許容最大放流量が決まっていました。 |
>こんにちは。 >雨水抑制は、河川や下水道本官(合流の場合)の負荷低減、地下へ戻すことが定義 >だったのではないでしょうか。つまり、現在の土地が農地のように、土であった >場所に建物が建てば、流出係数が上がり流出量が上がります。 >現在の流出量を同等または下回れば、納得させられるのではないでしょうか。 >横浜では、許容最大放流量が決まっていました。 おっしゃるとおりだと思います。 しかし私の質問の仕方が悪かったのだと思いますが、今回皆さんにお知恵を拝借したかったのは、対役所との問題や、法的な問題ではなく、元々は雨水浸透配管に直接建物の排水をする計画でいたが、構造や敷地の問題で、やむなく雨水槽(これを一時貯留にしたい)を経由してポンプアップして排水する場合、事業主(施主)が、納得する計算式みたいなものがあればと言うことなのです。 よろしくお願いいたします。 |
普通はポンプ排水量・貯水量の関係はポンプ2台同時で最大流入量に対応するとして V=T×Q/4 V:有効貯水量(m3) T:サイクルタイム(10〜15min) Q:ポンプ吐出量(m3/min・台) で算出しますが… |
はじめまして。僕も過去に2現場,同じ様な現場を管理しました。道路の中央分離帯に当たる箇所にGL-6mの地下公園を建設し,そこに振る雨水を一回地下貯留槽に為,地上までポンプアップしました。 その時,市役所の担当と設備全般の検討をしたときの事をお話しします。 まず,ポンプの吐出量については,その地域の雨水計画が7年確率の数値を採用していたので,7年確率の1時間当たりの瞬時最大雨量x敷地面積にて決定しました。その雨量を2台の水中ポンプで,並列運転したときにその量を吐き出せるようにしました。常時は自動交互運転でポンプを運転させました。(あくまでこの雨量は過去最大のデータ値ですから,普段は1台運転で十分だと思います。) とにかく過去最大雨量の雨が降っても,2台運転で貯留槽から雨水があふれることはないというのがまず根拠になると思います。 あと注意した点は,ポンプを運転させる為の電極棒等のレベル決定です。水中ポンプはモーターが本体上部にあり,本体が水中に水没していることで,運転時のモーター発熱の冷却をかねています。ポンプメーカーにより異なるかもしれませんが,通常10分以上,モーター部が水没していない状態で運転を続けるとオートカット機能と言うモーター保護機能が働き,ポンプが停止しています。 なので,躯体水槽も,トン数ではなく,水槽の深さが問題になってきます。貯留槽自体が浅い場合は,やっかいで,ポンプ運転開始水位でもモーターが露出している可能性がありますね。その場合は,電極レベル差を少なくして,チャタリングしない程度に発停頻度を多くするとか,ポンプ設置個所の釜場を深くするとか対策が必要です。 納得のいく答えになっていないかもしれませんが,ポンプ容量のみならず,貯留槽の大きさ,ポンプ発停レベル設定,放流先条件等総合的にお話をしてみてはどうでしょうか? |
たびたびすいません。 さっきの投稿に追記します。 ポンプ発停レベルの問題で,最悪の条件をお話してみてはどうでしょうか? 例えば,あと1cm水位が上がると,ポンプが起動する水位で,貯留槽内水位が停留していて,そのレベル時に先程言った瞬時最大雨量が貯留槽内へ流入してきた場合,その量を吐き出せる流量がポンプにないと,貯留槽から雨水があふれてしまいますとか・・・。 ただし,死水対策(雨水停留における貯留槽内水の腐敗)として頻繁にタイマー運転による対応がとられていると,上記のような事は殆どありえないと思いますが・・・。 役所物件ならなおさら,最悪の最悪の話をすれば,納得して頂けると思いますが・・・ では。 |
皆さん、どうもありがとうございました。 とくにboaさん、大変参考になりました。 さっそく検討してみます。 |
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