Ｐａｇｅ 1725 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ ＩＮＤＥＸ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼厨房換気量の算定 morimasa 07/10/31(水) 18:16 ┗Re:厨房換気量の算定 masa 07/11/1(木) 1:13 ┗Re:厨房換気量の算定 morimasa 07/11/1(木) 7:39 ─────────────────────────────────────── ■題名 ： 厨房換気量の算定 ■名前 ： morimasa ■日付 ： 07/10/31(水) 18:16 -------------------------------------------------------------------------
| 現在、ベイカリー（パン）の換気算定をしています。 厨房内にIHフライヤー4.3Kw（フード付）とデッキオーブン15Kw（フード付）が あります。必要換気量の求め方がわかりません。 電気式なので算定の仕方がわかりません。 教えていただけませんか？ |
| 過去ログにもありますが、法令上の指導基準は、排気風量＝30Q（Q:入力kw）、住宅用ミニキッチンで200m3/h、普通のキッチンで300m3/hです。 なお、業務用厨房の場合は普通火力調理でフード面風速0.3m/s以上、大火力調理でフード面風速0.5m/s以上とする事が望ましいです。 なお、フライヤーの場合は油温180℃程度であれば、普通火力調理の面風速0.3m/s程度で通常は問題ありません。（フードの高さがフライヤーから1m程度の場合） フライヤーの平面サイズ：0.5m×0.6m、フードの平面サイズ：0.8m×0.8mとした場合は、排気風量＝0.8×0.8×0.3×3600＝691.2m3/hとなります。 法令指導基準では、排気風量＝30×4.3＝129m3/hとなりますが、これは少なすぎます。 デッキオーブンの場合は扉開時の蒸気・熱の排気風量として、テナント要求としては2000m3/h程度が提示される例が多いです。 デッキオーブンの平面サイズ：1.3m×1.0m、フード平面サイズ：1.5m×1.5m（両側に0.1m、前面に0.5m余裕をとった場合）とした場合、普通火力調理の面風速0.3m/sを確保すると、排気風量＝1.5×1.5×0.3×3600＝2430m3/hとなりテナント要求にほぼ適合しています。 法令指導基準では、排気風量＝30×15＝450m3/hとなり、これもやはり少なすぎます。 |
| いろいろ詳しく、教えて頂いてありがとうございます。 今後、厨房関係で換気量の計算があれば参考にさせて頂きます。 |
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