Page 1746 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼温湿度制御について okano 07/11/28(水) 15:57 ┗Re:温湿度制御について ada 07/11/29(木) 9:21 ┗Re:温湿度制御について okano 07/11/29(木) 16:53 ┗Re:温湿度制御について ada 07/11/29(木) 18:54 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 温湿度制御について ■名前 : okano ■日付 : 07/11/28(水) 15:57 -------------------------------------------------------------------------
中低温エアコン・ヒーター・蒸気加湿器を設置して室内の温湿度制御をしている のですが、エアコンの運転制御が0-100%です。現在、設定湿度±5%でいききして いるのですが、もう少し制度をあげたい(±2%程度)。 現状から何をするのが一番手頃でしょうか。 |
>中低温エアコン・ヒーター・蒸気加湿器を設置して室内の温湿度制御をしている >のですが、エアコンの運転制御が0-100%です。現在、設定湿度±5%でいききして >いるのですが、もう少し制度をあげたい(±2%程度)。 >現状から何をするのが一番手頃でしょうか。 各機器の能力・制御機器の構成・設定値・パラメータ・負荷の状況などはどうなっていますか? 空気線図で確認すれば判りますが、相対湿度を±2%以内にしようと思うとまず乾球温度を±0.5℃以内に制御しなければなりません。PACのコンプレッサのON/OFFでは必ずヒステリシスが存在し、発停頻度が制限されるので無理です。そのため、コンプレッサは常にONの状態(つまり、冷却・除湿は常に100%運転)にしてヒータと加湿器を比例制御して温度・湿度を安定させます。 この時、負荷が安定していて外乱が無く、運が良ければセンサ点で湿度が±2%になるでしょう。分布については成り行きですが…負荷が安定していないで変動幅が大きい場合で制御量が大きく変化するような状況下では、まず条件内に収まりません。±2%に近づけることは出来るけど、保証は全く出来ないです。また、無効な能力消費をしてしまうことになるので損失エネルギーが大きく、状況によっては使用電力量は2倍以上になります。 制御機器の構成・制御盤の回路構成にも依りますが、運が良ければ調節計のパラメータ変更で出来るはずです。制御機器のパラメータを全て控えておいて(いつでも現状復帰できるように)、識者に確認しながら自分でやってみるのも良いかもしれません。 |
ありがとうございます。 エアコン設定温度とパラメータ設定をしてみます。 |
>ありがとうございます。 >エアコン設定温度とパラメータ設定をしてみます。 その前に私が書いている内容に変更することが可能か現状のシステムと照らし合わせて確認してください。システム自体が出来ない構成になっていたら、いくらパラメータを弄っても希望通りに動きません。 また、最低限の基礎知識が無いと何をどう変更して良いのか見当も付かないと思います。制御機器の取扱説明書などを熟読して何をどう設定すればよいのかアウトラインを掴んでください。制御の動きをどんな形でも良いので紙に書き出して見てください。その上で識者にチェックを仰ぎ、修正点などを変更して纏めておくと良いと思います。合わせて弄って良い部分といけない部分をはっきり切り分けてください。 実際に設定変更を行う場合には、(当たり前ですが)管理責任者に了解を貰ってください。現状の設定値を控えておくのは勿論ですが、変更を行ったら一つ一つメモしておくことを薦めます。そうしておくと、いつでもマイルストーンに戻ってやり直すことが出来ます。自信が無ければ必ず識者に立ち会ってもらってください。これ重要。 |
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