Page    1896
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   建築設備フォーラムへ  ┃  会議室に戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼高圧引込耐火電線の使用について  ルーク 08/6/19(木) 19:59
   ┣Re:高圧引込耐火電線の使用について  EM 08/6/20(金) 8:36
   ┣Re:高圧引込耐火電線の使用について  綿菜 08/6/20(金) 9:08
   ┗Re:高圧引込耐火電線の使用について  どんちゃん 08/6/20(金) 10:40
      ┗Re:高圧引込耐火電線の使用について  ルーク 08/6/20(金) 19:49
         ┗Re:高圧引込耐火電線の使用について  EM 08/6/21(土) 8:32
            ┗Re:高圧引込耐火電線の使用について  ルーク 08/6/21(土) 11:27

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : 高圧引込耐火電線の使用について
 ■名前 : ルーク
 ■日付 : 08/6/19(木) 19:59
 -------------------------------------------------------------------------
   契約電力1,000kWで契約しています。
電気室が2つあります。
第1電気室がオープン式です。第1電気室にて高圧分岐をかけて、屋外キュービクル式第2電気室へ電源供給をしています。
第1〜第2電気室への配線は屋外架空で、6KVCVTにて配線しています。
第2電気室の負荷に消火栓ポンプがあります。(Tr2次側にて共用)
もちろん電力会社からの引込ケーブルも6KVCVです。
Tr2次側から消火栓ポンプ(200V)まではFPケーブルです。
上記の場合、6KVCVTケーブルは耐火ケーブルでなくて良いのでしょうか?
また他に、消防負荷として何か対応しなければいけないことはありますでしょうか?
宜しくお願い致します。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:高圧引込耐火電線の使用について  ■名前 : EM  ■日付 : 08/6/20(金) 8:36  -------------------------------------------------------------------------
   >上記の場合、6KVCVTケーブルは耐火ケーブルでなくて良いのでしょうか?
>また他に、消防負荷として何か対応しなければいけないことはありますでしょうか?>宜しくお願い致します。

 参考にしてください。
消防法では、建物を基本的に15に分類しています。
用途がまざると、16項の複合用途防火対象物です。
そのなかで、不特定多数の人が出入りするものを
(店舗・ホテル・病院等)特定防火対象物としています。
 まず、建物用途が重要です。
特定防火対象物であれば、非常用電源(発電機等)が必要になります。
特定防火対象物でなければ、非常電源専用受電となり、
引込みケーブル・キュービクル(認定品)等で規制を受けます。
 この規定ができる前の建物であれば、特定でないものにつき、
法の遡及はうけません。(できた時のままでいいよとのこと)
どちらにしろ、所轄の消防署の指導を受けたほうがいいですよ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:高圧引込耐火電線の使用について  ■名前 : 綿菜  ■日付 : 08/6/20(金) 9:08  -------------------------------------------------------------------------
   電気屋の綿菜です。

>Tr2次側から消火栓ポンプ(200V)まではFPケーブルです。
疑問に思ったのですが、トランス2次側から直接消火栓ポンプに配線されているのでしょうか?
私が思うに、
Tr(2次側)⇒低圧配電盤⇒消火栓ポンプ
という様に配線されているのではありませんか?
これであれば、
キュービクルの遮断器⇒高圧Tr(1次側) 間:6kv CV又はCVTケーブル
Tr(2次側)⇒低圧配電盤 間:600v CV又はCVTケーブル
低圧配電盤⇒消火栓ポンプ 間:600v FP又はFPTケーブル
となります。

トランスから直接ポンプに配線されているとするならば、
ポンプの点検時にはキュービクルにてトランスの回路を遮断しなければなりませんし、
ポンプ又はその回路に異常があった時はキュービクルがダウンする事になります。
その様な事には、なっていないと思いますけど。(^-^)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:高圧引込耐火電線の使用について  ■名前 : どんちゃん  ■日付 : 08/6/20(金) 10:40  -------------------------------------------------------------------------
   法的には、専用受電設備の場合、専用受電設備が非常電源となるため
キュービクル等以降が耐火となります。
そちらは、屋外キュービクルを専用受電設備にしているのでは?
但し、福岡市のように条例で引き込み線も耐火にしているところもありますので
所轄消防に確認するのが一番です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:高圧引込耐火電線の使用について  ■名前 : ルーク  ■日付 : 08/6/20(金) 19:49  -------------------------------------------------------------------------
   EM様
お返事頂きありがとうございます。
建物用途は工場です。→非常電源専用受電で良いですか?
また、屋外キュービクルは日東製で消防認定品に準ずるものです。

線菜様
お返事頂きありがとうございます。
電源系統はTr2次側MCCB→消火栓ポンプ制御盤→消火栓ポンプです。
→部分だけを耐火ケーブルで良いということで良いのでしょうか?
また、MCCBの選定で2.15倍?とか(数値はウル覚えです)ありませんでしたでしょうか?
また、赤い隔壁等でブレーカーを囲むとかってありませんでしたでしょうか?
もし宜しければご返事願います。

どんちゃん様
第2電気室の屋外キュービクルが認定品なら問題ないということでしょうか?
もし、第1電気室の負荷に消防負荷(バッテリーではないもの)があった場合はどうなるのでしょうか?
第1電気室はオープンフレーム式です。
オープン式で認定品ってないですよね。
もし宜しければお返事願います。

最後に、高圧引込部または高圧分岐によるケーブルで6KV耐火ケーブルを使用する場合ってどういうときでしょうか?
6KV耐火ケーブルって高圧消防負荷の場合のみにしか使用しないものなのでしょうか?
質問ばかりで申し訳ありませんが、またご指導願います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:高圧引込耐火電線の使用について  ■名前 : EM  ■日付 : 08/6/21(土) 8:32  -------------------------------------------------------------------------
   >建物用途は工場です。→非常電源専用受電で良いですか?
>また、屋外キュービクルは日東製で消防認定品に準ずるものです。
 いいと思います。

>最後に、高圧引込部または高圧分岐によるケーブルで6KV耐火ケーブルを使用する場合ってどういうときでしょうか?
>6KV耐火ケーブルって高圧消防負荷の場合のみにしか使用しないものなのでしょうか?

 基本的な話ですが、非常電源専用受電は電力会社がダウンすると使えないもの
です。そのかわり、電力会社がダウンしない限り使えなければならない。よって
ピラーボックスか田舎のほうではPASSが責任分解点になるので、それ以降
は6KV耐火ケーブルにする必要があり、キュービクルも制限を受けると解釈
できると思いますが。所轄消防確認が一番に重要です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:高圧引込耐火電線の使用について  ■名前 : ルーク  ■日付 : 08/6/21(土) 11:27  -------------------------------------------------------------------------
   EM様
ご返事頂きありがとうございます。
消防の見解により高圧耐火ケーブルの使用は決まんですね。
てっきり消防負荷の種類と接続状況及び高圧引込ケーブルの配線方法(例えば架空線で何M以上はダメとか、区分開閉器以降地中配線(柱の立ち下げ部等は除く)なら良いとか)何か決まりがあるのかと思っていました。
ありがとうございます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    建築設備フォーラムへ  ┃  会議室に戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                                Page 1896





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━