Page 2549 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼中央式給湯設備の加熱能力と貯湯容量の関係 プライベーター 11/4/19(火) 20:17 ┣Re:中央式給湯設備の加熱能力と貯湯容量の関係 リストラ予備軍 11/4/21(木) 15:42 ┃ ┗Re:中央式給湯設備の加熱能力と貯湯容量の関係 プライベーター 11/4/22(金) 0:49 ┗Re:中央式給湯設備の加熱能力と貯湯容量の関係 BM 11/4/21(木) 17:13 ┗Re:中央式給湯設備の加熱能力と貯湯容量の関係 プライベーター 11/4/22(金) 1:08 ┗Re:中央式給湯設備の加熱能力と貯湯容量の関係 BM 11/4/22(金) 11:50 ┗Re:中央式給湯設備の加熱能力と貯湯容量の関係 プライベーター 11/4/23(土) 11:27 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 中央式給湯設備の加熱能力と貯湯容量の関係 ■名前 : プライベーター ■日付 : 11/4/19(火) 20:17 -------------------------------------------------------------------------
一般住宅の設備施工管理をしているものです。 ラブホテルのボイラー更新のため必要加熱能力を確認してほしいとの依頼があり計算しましたが、加熱能力と貯湯容量の関係がわかりません。 設計条件は24室ラブホテル、1室当り2人利用、1日3回転、給湯温度60℃給水温度5℃、既存貯湯槽2,500L(実容量2,000L)を再使用です。 使用人員による算定、ホテルの場合で計算すると 加熱能力 24室×2人×3回転×150L×1/7×55℃=169,714kcal/h 貯湯容量 24室×2人×3回転×150L×1/5=4,320L となりました。 既存貯湯槽再使用なので加熱能力と貯湯容量の関係の式で計算すると、ピーク継続時間や貯湯槽からの給湯量を考慮しているため、上の式より貯湯槽が小さいのに加熱能力も小さくなってしまいました。 使用人員による算定では貯湯槽からの給湯量を計算していないからだと思いますが、貯湯槽容量が決まっている場合どのような計算をすればよいのでしょうか? どなたかアドバイスをお願いします。 |
プライベーターさん ラブホテル利用したこと有ります? いやいや プライベートな事お聞きしてすみませんでした。 ではラブホテルの利用目的を想像しましょう。 1室当り2人利用、1日3回転が妥当としても 使う量は計算どうりとは限りません。 浴槽もジャグジー付きのプールのような大きなものも有ります。 (それにしても 150Lは小さいですね 二人同時に入れるかな?) 途中でお湯が出なくなったら不評を買いますね? どのように計算して根拠づけしても 苦情が出たら設備施工管理者に責任が問われます。 仄聞したところ どうも選定にはラブホテル専門のノウハウが有るようです。 新築で有れば選定しなければなりませんが 今回は既設容量に合わせるのが得策ではないですか? 必要加熱能力を確認してほしいとの依頼目的ですが 不足しているからではないですね? 過剰懸念で有れば 計算根拠より現状のボイラー稼働状況や 貯湯槽温度計測をして結論付けたほうが得策と思慮しますが 余談です。 加熱能力と貯湯容量の関係 ピーク時の給湯量を満足する容量の瞬間湯沸かし器を選定すれば 貯湯槽は不要です。 50号のマルチ温水器を連結して貯湯槽を設けなかったビジネスホテルも有ります。逆に半日〜一日分の貯湯槽を24時間連続加熱とすればボイラーは小さくなります。そのさじ加減です。 雑学です。 ボイラーの発停を少なくすると省エネになります。着火時のプレパージ 消火時のポストパージで缶体を冷却してしまう熱損失を減らせるからです。 このように大きすぎるボイラーは燃費が悪くなります。HI-LOW-OFF 制御で有れば 夏は余裕があるのでLOW-OFFに切り替えるだけで燃費向上します。 |
>必要加熱能力を確認してほしいとの依頼目的ですが 不足しているからではないですね? リストラ予備軍さんのおっしゃる通りです。 >過剰懸念で有れば 計算根拠より現状のボイラー稼働状況や 貯湯槽温度計測をして結論付けたほうが得策と思慮しますが 言われてみれば、それが一番適切ですね。 教科書通りに計算することばかり考えていました。 今回の件は、未熟な自分への上司からの課題のようなものでして(現場は実際にあります)単純に計算した結果、最初の質問に書いた疑問がでてきたので投稿しました。 少しではありますが、設計者の考え方というのを勉強できました。 ありがとうございます。 |
やっとこ○○の資料がまとまって茶してるときに、KCAL/Hにオットと 思ったので、参考になればとレスします。 KCAL/Hとは、1時間当たりの熱量です。ボイラーもこの単位で 又はKW(ほぼ)で選定すると思います。 ボイラーの選定は、1時間あたりどのくらいの最大給湯量が 見込めるかと考えればいいわけです。流量に温度差を掛けます。 とりあえず、貯湯槽が2000Lあるわけですから、その分はあとで 引き算ができます。 満室が基本ですね。最大給湯量は、浴槽の大きさやカランの流量からも 想定できます。 とすれば、1時間で(○l/HX24室-2000L)に温度差を掛ければ必要熱量が でます。十分な安全率(ここが難しいですね。満室が続くかも?)を見込んでください。ノウハウではありません。答えを出す一つの考え方です。 最大給湯量のボイラー2台にオチ?があるかも知れませんね。 |
BMさん、ありがとうございます。 ボイラー選定の考え方はいろいろありそうですね。 未熟者ですので十分な安全率というのはとても悩みどころです。 現場によってでしょうけど、皆さん自分なりの根拠というか考え方などあるのでしょうね。 > 最大給湯量のボイラー2台にオチ?があるかも知れませんね。 すみません、どういう事かわかりませんでした。(汗) |
たとえば、100Kmを1時間で走るのに100Km/Hの車が必要です。 これから時間最大給湯量がくるぞ(100Kmを1Hで走るぞ)という ときに100Km/Hの能力の車が2台あればいいのではという意味です。 (1台途中で故障しても、その時点で引き継げるという話として) 貯湯槽が、たとえば50Km分(距離として)あれば車は50Km/Hで 1Hで目的地につけます。満室が次の時間も続く(ないか)とすれば、 ボイラーが50Km/Hでは、1Hより早く湯切れがおきそうです。 よって、どうしても給湯をとめられない施設では最大給湯量に 対するボイラーと貯湯槽を2セット並列で設定したらどうでしょう。 昔々、某Bホテルでボイラー(1台)故障で夜中に出動しただれか さんもいました。 |
詳しい説明で大変参考になりました。 > 昔々、某Bホテルでボイラー(1台)故障で夜中に出動しただれか >さんもいました。 どんな設備でも確実に故障する時がやってきますからね。 常にそういう考え方を持つように心がけます。 ありがとうございました。 |
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