Page 2605 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼LPG配管におけるソケット溶接継ぎ手の使用 MNBEE 11/10/27(木) 19:50 ┗Re:LPG配管におけるソケット溶接継ぎ手の使用 こてつ 11/10/28(金) 17:18 ─────────────────────────────────────── ■題名 : LPG配管におけるソケット溶接継ぎ手の使用 ■名前 : MNBEE ■日付 : 11/10/27(木) 19:50 -------------------------------------------------------------------------
LPG配管の施工において、客先よりソケット溶接継ぎ手の使用を要求されております。つきましては以下についてご存知の方がいらっしゃいましたらご教示願います。なお、わかる質問内容だけでも結構ですので、宜しくお願い致します。 (1) 屋内外それぞれのLPG配管にてソケット溶接継ぎ手が使用出来ない場合の条件(配管内圧力,サイズ等) (2) 屋内外それぞれのLPG配管にてシームレス配管を使用しなければいけない場合の条件(配管内圧力等)←そもそもこういった条件があるのかが不明ですが、以前聴取したことがあるので。 (3) 一般的には低圧の場合でも、LPG配管は突合せ溶接継ぎ手を使用するものなのでしょうか。 以上 |
(1)について LPG配管の溶接継手ですが、LPガス設備設置基準及び取扱要領(KHK S 0738)には「溶接継手」とあるだけで、突合せ溶接と差込溶接の区別はありません。 高圧ガス関連の法規でもどちらでも使える表現となっています。 配管全般での一般論ですが、差込溶接継手は40A以下の小口径配管に多く使用されます。 小口径配管は一般にパイプ肉厚が薄いために、一般的に使われているアーク溶接の突合せ溶接では技術的に難しいことや、溶接に際してはパイプ内面にたれ込みなどの不具合が発生しやすいなどのことから差込み溶接が採用されています。 差込溶接が使用出来ない場合ですが、差込溶接継手はJISが80Aまでなので当然100A以上は使えませんね。(当たり前か) それ以外の条件はLPG配管では特にないと思います。 (2)について シームレス配管は内部が腐食性流体の場合に使います。LPGは腐食性がないガスなのでシームレス配管にする必要は特にありません。 (3)について 低圧はねじ込みが一般的だと思いますが、突合せ溶接継手でもなんの問題もありません。差込溶接継手は少ないと思います。(継手価格が高いので) |
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