Page 2650 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼空気線図の書き方 設備のまるお 12/3/21(水) 14:43 ┗Re:空気線図の書き方 masa 12/3/22(木) 10:57 ┗Re:空気線図の書き方 設備のまるお 12/3/27(火) 8:48 ┗Re:空気線図の書き方 masa 12/3/28(水) 11:35 ┗Re:空気線図の書き方 設備のまるお 12/3/28(水) 14:11 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 空気線図の書き方 ■名前 : 設備のまるお ■日付 : 12/3/21(水) 14:43 -------------------------------------------------------------------------
サブコンの設計担当をしているものです。 空気線図を書いていて悩んでいるので分かる方がいたら教えてください。 恒温恒湿のエアハンを選定しているのですが、 湿度を制御するのに再熱が必要ということは分かっているのですが、 再熱後の吹出ポイントといいますか再熱負荷の決め方が分かりません。 例えば室内を23℃55%としたいときに、部屋の条件がSHF0.97で 風量は16,000CMHなのですが、どのように決めるのでしょうか? 上司に相談したところ室内温度から8〜10度差程度になるように再熱させなさい と言われたのですが、それだとほとんど再熱しないことになるのですが これで湿度制御は出来るものなのでしょうか? つたない文章で申し訳ありませんが、経験者がいらっしゃったら教えてください。 |
試験装置としての恒温恒湿室という事でしょうか? 多分、空気線図をながめていても再熱負荷を決める事は出来ないと思います。 顕熱比が0.97であれば、再熱自体が不要なんですよ。 エアハンは冷水コイルでしょうか? それとも、直膨コイルですか? この場合の再熱コイルは、湿度制御というより、吹き出し温度の微調整の為に必要なんです。 ただ、瞬時に必要再熱量を与えなければいけないので、瞬時制御が不可能な温水コイルや蒸気コイルを使用する事は不可能です。 電熱コイルを積分制御で使用するのが一般的だと思いますよ。 必要な能力として、送風温度を10℃上昇なら、十分な能力だと思います。 恒温恒室が狭くて、循環空気量が充分にあれば、吹き出し温湿度制御でかまわないと思います。 試験装置なら、中に入る機器によって、エアハンの能力を決定しなければいけません。 ただ、特に入る機器が決まっていないという事であれば、設定温湿度条件と、室の断熱条件から、余裕を持った能力を選定する事になります。 冷却プロセスも、加湿→冷却コイル→再熱の方が安定する場合が多いです。 加湿器の瞬時制御特性が良い場合は、冷却コイル→加湿→再熱でもかまいません。 あくまで、内部負荷の変動率と、温湿度安定度をどの程度にするかを決めてから、エアハンのシステムを選定するのが正解です。 上司の方に良く聞いてみると良いですよ。 独特のノウハウがあるはずですから。 |
masaさん 返信ありがとうございます。 試験装置の恒温恒湿です。エアハンは冷水です。 ぼんやりですが、分かりました。 聞きなれない言葉があったのですが、 再熱制御で電熱コイルとおしゃってましたが、これは電気ヒーターということですか? |
電熱コイルは、電気ヒーター(シーズヒーター)の意味です。 加熱量の制御は、パルス制御(パルス通電の積分制御)が必要かもしれません。 |
アドバイスありがとうございます。 非常に勉強になりました。 参考にさせていただきます。 |
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