Page 2720 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼管の支持間隔計算 すもも 12/12/18(火) 13:27 ┗Re:管の支持間隔計算 裕次郎 12/12/18(火) 19:42 ┣Re:管の支持間隔計算 すもも 12/12/19(水) 9:19 ┗Re:管の支持間隔計算 水道屋の修繕担当 12/12/19(水) 13:53 ┣Re:管の支持間隔計算 すもも 12/12/19(水) 17:18 ┃ ┗Re:管の支持間隔計算 水道屋の修繕担当 12/12/19(水) 20:01 ┃ ┗Re:管の支持間隔計算 すもも 12/12/19(水) 22:01 ┃ ┗Re:管の支持間隔計算 水道屋の修繕担当 12/12/20(木) 14:10 ┃ ┗Re:管の支持間隔計算 すもも 12/12/20(木) 22:46 ┗Re:管の支持間隔計算 すもも 12/12/19(水) 17:23 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 管の支持間隔計算 ■名前 : すもも ■日付 : 12/12/18(火) 13:27 -------------------------------------------------------------------------
配管の水平支持間隔の算出について教えてください。 一応、管種はポリ管を想定しています。 イマイチ、イメージ出来ていないので、変な質問になっているかもしれません。 1.両端がコンクリートにより固定されている場合、温度変化による軸方向の検討は座屈を起こさない支持間隔にすればよいのでしょうか? この時、式は温度変化を乗じるので温度変化の量により軸方向の荷重が増減するイメージで良いのでしょうか? 2.水平配管へ垂直荷重と、上記の軸方向荷重が同時にかかっている場合は、何を検討すればよいのでしょうか? ポリ管の場合は、たわみで判断と聞きましたが、同時にかかっている場合のたわみの計算方法が解りません。 よろしくお願いします。 |
ポリ管(樹脂管)で座屈や変形が起こりそうな場合は、やりとり継手を使うのが良いです。 樹脂管の温度による伸縮率はメーカーで出していますので、やりとり継手の差込長さを調整すれば問題ないと思います。 支持間隔は標準仕様書などに出ていますが、やりとり継手のことは出ていないことがあるので・・・ |
解答ありがとうございます! ただ、伸縮継手は採用せず支持金具間隔を決定する計算書を求められているのです。 屋外のため、積雪も考慮する必要があるなど、算出方法が解らなくて困っています・・・ メーカー様にも問い合わせましたが、推奨間隔は参考値で決まっていますが、計算書は作成していないとの解答でして。 |
多点で支持されて、両端が固定されているはりの計算になるはずです。荷重は等分布加重と考えれば良いかと思います。多点支持は計算が面等臭いので、支持間隔が一定であれば、そのスパンの両端固定はりと考えても良いと思います。水平方向の荷重の意味はわかりませんが、熱による伸び縮みはたわみの増減でしょうから、大きく意識しないでもはりの計算の後に伸び分のたわみを加算するだけで良いと思います。両端支持はりの計算で探してみてください。ところで、ポリ管とは水道用ポリエチレン管でしょうか。屋外にさらすのは短期間の使用(仮設程度)です。長期間使用するのであれば、鋼管を架空してその中に通す方が良いと考えます。日光等で劣化します。その場合は、熱での伸縮が管への応力になりますので、座屈とか引っ張りとかの考察が必要で伸縮継手が有効です。許容たわみ量とヤング率、単位長さの荷重、それと断面形状は最低限準備しなければならないことになります。断面2次形状の計算も必要かな。いずれにせよ柔らかな材料ですので、たわみに対しての考察で良いかと思います。 |
解答ありがとうございます! はりの計算方法は解るのですが、伸び縮みのたわみ量が解りません! はりの状態で、鉛直荷重がかかるとそれに対してのたわみ量は算出できるのですが、管軸方向に伸び縮みするものを、どうやってたわみ量を出すのでしょうか? もしかして、私の考え方が基本的に間違っているのでしょうか? 私のイメージでは、両端が固定されていて、1mの物が1.5mになったとしたら、蛇行すると思っています。 その蛇行量がたわみ量では?と考えていますが・・・ |
電線の電柱間のたわみ計算があったはずです。径間距離とかという用語を使っていたはずです。テンションとたわみの式です。 それに温度での伸びでのたわみの項無かったかな。定かでない回答で申し訳ありません。 単純に伸びた分たわみが増えるのですから、伸び率分たわみ量が増えると考えても大きな違いが出ないような気がしますが。 縮んだ場合の引っ張りが心配ですが、そのときの温度と考えられる最低の温度での管長を考えて、電線の式よりテンションを考えてたわみ量を決めれば大丈夫ではないでしょうか。 厳格に計算するのであれば、ポリ自体の温度によるヤング率と破断強度等を考えてエクセルあたりで有限要素法的な解き方をする必要がありますが、相手の方に説明するのが難しいので、単純な式の加算が良いかと思います。 水道の鋼管や電線管をさやにするのをお勧めします。 樹脂は、クリープ現象を起こしやすく、引っ張り加重は避けたいところです。 いかがでしょうか。 |
電線の案、非常に参考になりそうです! ありがとうございます。 調べてみます! 確かに、伸びだけではなく縮みによる引っ張りもありますね・・・。 鋼管などは、各許容応力度(座屈による圧縮応力度等)で照査している資料があるのに、ポリエチレン管の資料はなくて困っていました。助かりました。 そこで、さや管の件ですが、さや管の中にポリ管や塩ビ管を通す際には、スペーサーみたいな固定器具は必要なんでしょうか? 延長にもよると思いますが、裸のままだと水圧などで管が動いたりして問題になる気がしますが。 すいません、質問だらけになってしまいまして。 |
さや管の太さが許されるのであれば、防露の意味も込めて、10mm厚のワンタッチ保温筒を巻いて入れるのがベストかと思いますが、太くしたくないのであれば、保温テープ(ヒーターに付いてくるの)などでも良いかと思います。 水圧変動でポリ管が動く場合の摩擦による管の傷つき防止の意味で緩衝材的な考えです。くるくると巻くと入り難いのであれば、軸方向に長く貼り付けても良いかもしれません。下手に硬いスペーサーを入れると、管に傷が付きそうです。 圧力にもよりますが、ポリは外面の傷ですぐ裂けます。くれぐれも傷にはお気をつけください。 さや管を使うと、架台間隔も広げられます。対侯性を増す意味でも良いかと思います。鋼管の接続は、ねじを立てるまでも無いでしょうから、架台の上でうまく差し込みができりば良いでしょうし。薄肉電線管あたりが良さそうですが、太さにもよります。ちょうど良いのがあれば良いのですが。 ご検討ください。 |
なるほど! 勉強になります! いろいろと、ありがとうございました! |
補足です。 そうです。水道管のポリ管です! 直射日光の件などは、保温工を施したり紫外線劣化防止管の採用など、まだ協議検討中です。 各メーカー様にも聞いていますが、なかなか解りにくくて・・・ |
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