Page 2828 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼高温空気の希釈 仙崎 13/12/5(木) 8:07 ┣Re:高温空気の希釈 kote 13/12/5(木) 10:32 ┃ ┗Re:高温空気の希釈 仙崎 13/12/5(木) 12:50 ┣Re:高温空気の希釈 水道屋の修繕担当 13/12/5(木) 10:52 ┃ ┗Re:高温空気の希釈 仙崎 13/12/5(木) 13:15 ┃ ┗Re:高温空気の希釈 水道屋の修繕担当 13/12/5(木) 19:28 ┗Re:高温空気の希釈 イワン 13/12/5(木) 13:05 ┗Re:高温空気の希釈 仙崎 13/12/5(木) 13:25 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 高温空気の希釈 ■名前 : 仙崎 ■日付 : 13/12/5(木) 8:07 -------------------------------------------------------------------------
いつも勉強させて頂いております。 表題の通り、高温空気の希釈について、賢者様達の知恵をお借りしたいと思い投稿しました。 概要・・・ 高温空気 600℃(大気圧・湿度不明)を200℃まで下げれないかと ※コイルで冷却したり水噴霧したりは無し 外気(標準状態)を混入させて400℃の降温に必要な風量は? 経験が無いので行き詰っております。 どうか皆様の御知恵のお貸しくださいませ。よろしくお願いします。 |
小生も経験はありませんが、以下のように考えました。 まず、体積ではなく空調屋が使う温度場での質量に換算します。600℃の空気を1,000m3としましょう。 1,000×(273+20)/(273+600)×1.2=403s 空気の定圧比熱は20℃では1.0kJ/kgですが、高温場では少し大きくなるようです。 yahooの知恵袋(URLは下記)に700℃で1.14とあったので、常温から600℃に至るまでに定圧比熱が変化しながら加熱されているので、常温から600℃に至るまでの平均の定圧比熱を1.1としましょう。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1025606040 常温は1.0、600℃は1.1として、200℃は1.05くらいですかねぇ。(正確な数字の求め方も知恵袋に載っていましたが、計算したわけではありません。) 混合する常温空気をx[kg]とすると 403kg×(600-0)℃×1.1+x×(20-0)℃×1.0=(403+x)×(200-0)℃×1.05 を解いて、x=1,005kg 体積に換算すると1,005/1.2≒795m3 となりましたが、 個人的には600℃に耐える材料選び、これだけ温度差がある空気をどのように均一に混合するか、600℃空気と常温空気が接触するときの材料に掛かる熱ストレス、 などに興味があります。 600℃に耐える材料はそのお客様が600℃で使われているものでよいのでしょうかね。 |
kote 様 分かり易い説明有難うございます。 結論からいくと、600℃の空気に対して約8割の常温外気が必要と なるわけですね。 現場の空気量が明確ではないのですが、求め方が分かっただけでも 大きな一歩となりました。 材料についてですが、SSで内側に耐火モルタルをライニングしようかと 思っています。 熱ストレス等、他にも見えてない事が出てきそうですね・・・ 追加情報として、 @最終、集塵機を介して排出したい ※集塵機の温度上限は250℃ A問題の空気は、高温機器からの放射熱により加熱されたケーシング内の空気 今のところこれぐらいの情報しかありません。 |
200℃以下に下げたいのか、200℃の空気が必要なのかにより、混合の方法が異なり、その方法により外気送風機の能力が変わると思います。ただ下げたいのであれば、600℃の空気の風量程度の外気を高速で送り込み誘引で混合するのが良さそうですが、600℃側をいくらかの負圧にしても良いのかによります。もう少し情報が必要かと。燃焼ガスならば、冷やすと腐食をおこすこともあります。いかがでしょう。 |
水道屋の修繕担当 様 貴重な御意見ありがとうございます。 追加情報として、 @最終、集塵機を介して排出したい ※集塵機の温度上限は250℃ A問題の空気は、高温機器からの放射熱により加熱されたケーシング内の空気 200℃に下げる理由は集塵機を通すためだったようです。 誘引で混合・・・なるほどですね。フィルターを通す場合、普通は二次側に FANを置きますよね?一次側に置き、送り込む形にしたら何か問題があるのでしょうか?早速調べてみます。 発生源付近を負圧にしても問題はなさそうです。 高温空気は特に不純物は無く、工場の生産ライン中の高温機器と接触して加熱かれた部屋の空気のようです。 参考になる意見ありがとうございます。 |
ひとつ疑問ですが、不純物が無い熱気を集塵機(フィルター)に通す必要があるのでしょうか。 集塵機のフィルターが高温に弱いのであれば、サイクロン式の集塵機あたりも検討する必要がありそうです。出口にフィルターを据えて。 600℃は、煙導(煙突)と考えて設計すると良いと思います。排気扇を大きめにし旋回するように外気を煙導内へ導入すると、重い冷たい空気は煙導に触れるように旋回しますので、煙導の過熱を防げます。徐々に混合して温度が下がります。短い場合は、案内羽で混合させることになります。 なんか鋳物工場のキューポラの排気みたいな気がしますが・・・・ フィルターの前に送風機を据えると、埃等が羽や軸受けに付着して掃除の回数が増えますし寿命が短くなります。送風機的には、この配置の方が効率は良さそうですが。 特殊な条件ですので、具体的に図面でも見ないことにはどれが良いとも言えません。ずれたこと言っているならごめんなさい。 |
このご時世ですので,熱回収し利用する提案をされては・・ |
イワン 様 おっしゃる通り、コージェネできれば良いですね。 その線も踏まえながら考えていきたいと思います。 |
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