Page 2846 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼正体不明の弁の正体は? 鉢兵衛 14/2/10(月) 9:25 ┗Re:正体不明の弁の正体は? 隅の老人 14/2/12(水) 1:58 ┗Re:正体不明の弁の正体は? 鉢兵衛 14/2/12(水) 9:03 ┗Re:正体不明の弁の正体は? 隅の老人 14/2/13(木) 22:37 ┗Re:正体不明の弁の正体は? 鉢兵衛 14/2/14(金) 22:28 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 正体不明の弁の正体は? ■名前 : 鉢兵衛 ■日付 : 14/2/10(月) 9:25 -------------------------------------------------------------------------
設備管理会社の設備保守員です。 よろしくお願い致します。 エアハンの冷水配管に正体不明のもの(添付ファイル)がついています。 すぐ上流には流量調整用の計装制御弁があり、これと直列につながっています。 仮に正体不明が定流量弁だとしたら、流量制御弁を使っている意味がなくなってしまいますが、最大流量を制限するものだとすると合点がいきます。 一体この正体不明は何でしょうか? |
設備管理 鉢兵衛さんへ しばらくこのサイトを離れてましたが、久しぶりにコメントします。 エアハンに使用されている実例は、初めて聞きました。 地域冷暖房の設備では、時々見かける自力式圧力保持弁でメーカは「ザムソン」だと思います。日本のメーカでは「フシマン」等に問い合わせ願います。 建物が中層階(当時は20階でも高層ビル?)で、入口圧力を保持し(結果的に最大流量を抑える)空調器の銅管コイルの破損を防止するために設置されたと思います。 昔は、停電、瞬停が現在より多いためウォーターハンマーの影響を避けるためにも設置されたみたいです。 自力式のためダイアフラムで動き保守メンテも比較的楽ですが、本体は価格が高くて、通常のビルには使用してないと思います。 生産工場の熱源から供給するシステムか、水蓄熱システムで開放回路の冷水配管と思われます。 写真のバルブのメーカー名と型式を確認されメーカーに問い合わせてください。 ところで、なぜ保温を剥し点検されたのでしょうか教えてください。 |
隅の老人さま ご教示ありがとうございました。 名前を出すと納得される金もかけられている大組織の旧棟の数あるエアハンの内の一つです。すべての旧エアハンには計装弁の隣に大きなラッキングがあり、気になっていたので内緒で口を開けて見ました。(^_^) ところでやはり、最大流量を抑えるアプリケーションとして使われていたんですね。夏場に各部署で冷水の「取り合い」となるので改修時につけたと、たまたま話す機会があった一会の関係者から聞いていました。 刻印部のアップをアップさせて頂きますので、恐縮ですがご確認お願い致します。 |
>最大流量を抑えるアプリケーションとして使われていたんですね。夏場に各部署で冷水の「取り合い」となるので改修時につけたと、たまたま話す機会があった一会の関係者から聞いていました。 このコメントは、1階の関係者の方が、1階は、夏季に冷水が最上階より抵抗が少ないため自力式圧力制御弁を設置して、他の階(最上階等)にバランスするようにしたとの内容です。設計、施工とも改修工事で電電・自動制御の設備を考慮して適切に設置されたと思われます。開放配管等を配管系統図にてチェック願います。 添付の写真の内容ですが、DN OOO がバルブ口径を、PN 16 が許容圧力16K、GGまたは、CG−25がメーカの型式でーー>が流れ方向でその下が商標または、メーカー名と推定できます。それ以上は残念ですが読み取れません。 竣工図書の納品機器の「取扱説明書」を参照するか銘板の「メーカー」に問い合わせて設定圧力、制御範囲等を確認して下さい。 尚、バルブがわざわざ「ラッギング保温」されている理由は、動作チェック、グランドパッキンの締め付け確認等ーー保守メンテで確認できるように施工されていますのでよろしくご配慮願います。 |
隅の老人さま お返事ありがとうございます。 一会とありますのは、一階の意ではなく、一期一会(いちごいちえ)の一会でございます。たまたま話す機会が最初で最後の機会であり、それ以降は会うこともなかった関係者であります。仮に顔見知りであったなら、かの人物から様々な資料をも入手できたと思っております。 隅の老人さまにお聞きした後、自分なりに調べてみた所、DNとあるのはドイツ規格みたいで、ザムソン本部があるドイツに繋がると思われます。また、GG-25はどうやら材質の記号のようです。 同じ外観でも自力式制御弁は上流側を調整するものと下流側を制御するものとあるみたいで、コイルの往側か還側か流量調整弁の前か後かでいくつかのバリエーションが考えられそうです。この観点から見直してみたいと思います。 |
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