Page 2896 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼空調機原因不明で止まります。 ビルトンカチ 14/5/28(水) 15:22 ┣Re:空調機原因不明で止まります。 銀河 14/5/28(水) 16:36 ┃ ┗Re:空調機原因不明で止まります。 ビルトンカチ 14/5/29(木) 22:31 ┣Re:空調機原因不明で止まります。 105号室 14/5/29(木) 13:04 ┃ ┣Re:空調機原因不明で止まります。 空 14/5/29(木) 15:03 ┃ ┗Re:空調機原因不明で止まります。 ビルトンカチ 14/5/29(木) 22:46 ┣Re:空調機原因不明で止まります。 イワン 14/5/29(木) 15:17 ┃ ┗Re:空調機原因不明で止まります。 ビルトンカチ 14/5/29(木) 22:20 ┗Re:空調機原因不明で止まります。 いちおうビルメン管理者 14/6/6(金) 9:44 ┗Re:空調機原因不明で止まります。 ビルトンカチ 14/6/6(金) 17:14 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 空調機原因不明で止まります。 ■名前 : ビルトンカチ ■日付 : 14/5/28(水) 15:22 -------------------------------------------------------------------------
空調機が原因不明で過電流でブレーカートリップします。 本体のVベルト付のモーターを手で回してもスムーズに回り、電流値を見ていても大きな電流は流れて安定しているように見えます。 一日 動かして多い時で4・5回トリップします。 調子のいい時には全く止まるようなことは起きません。 電気主任技術者は多分マグネットスイッチが悪いのだろう?と言っていますが、何をもって悪いのか私にはわかりません。 マグネットスイッチの接点が酸化して悪さをしている場合、どのよな方法で調べればいいのでしょうか? また、このような現象はなぜ起こるのでしょうか?? ビル管理勉強中です。ご存知の方教えてください。 |
「過電流でブレーカがトリップする」とのことですが、 ブレーカと呼ばれる器具はJISで言うところの「配線用遮断器」ですか? 「漏電遮断器」ではないのですね? また、どうして「過電流」と判断されたのでしょう? そこのところが正確にわからないと、現場を見ていない者には、 「ほんと?」ということになります。 それで幾つか確認させてください。 @間違いなく配線用遮断器で、漏電遮断器の漏電トリップではない。 しかも短絡ではなく、過電流でまちがいない。 Aマグネットスイッチ(電磁開閉器)には過電流(過負荷)を検出する ーマルリレーが有って、それは動作していない。 配線用遮断器がトリップするには、設定値より大きな電流が 一定時間流れないと起きませんが、その原因は幾つかあります。 しかし、一般的な設備では過電流を検出して電磁開閉器が先に トリップします。そのようになっているはずですが・・・ 過電流になる原因は・・・ @過負荷(機械的な摩擦が大きいとかで)で電動機の定格電流を 超えて運転した。一般にはこれが一番多い。 A電線の1本(稀に複数)が、どこかの端子で緩んでいて、単相運転になっている。単相運転になると電流が増える。 マグネットスイッチ=電磁開閉器は、電磁接触器と過電流継電器(サーマルスイッチ)が組み合わさったものです。過電流継電器がないものは、 電磁接触器=マグネットコンタクタといいます。 主任技術者が正確に用語を使っているなら、過電流継電器はあるはずです。 これが動作しないで、配線用遮断器がさきにトリップするのは、 ちょっと不思議です。単純な過電流ではないような気がします。 電磁開閉器の主接点が損耗して接触不良を起して、過電流になるとすれば、 先に書いた単相運転の一種です。 三相電源がが正しく電動機に供給されないと過電流になります。 しかし、接点の酸化程度では接触不良にはなりません。過剰な運転回数とか、 過剰な起動条件とか、短絡電流が流れたとか、起動電流が有るうちに 開閉を繰り返したとか・・で損耗します。酸化しただけでは 接点の材料が損耗したのではないので、起動電流で酸化した表面は 吹き飛んでキレイになることが多いです。 接点の磨耗を簡便に調べるのは、目視で接点の状態を観察します。 黒くなっているとか減って厚みが少ないとか、バリが出ているように 見えるとか、斜めに減っているとか・・いろいろなパターンがあります。 新品と比べるとよくわかりますが、最近の電磁開閉器は外からは なかなか見難いでしょう。分解しないと見られないかもしれません。 でも、接点はなかなか消耗しないと思います。 10万回程度の開閉には耐えられるので、運転回数が少ない場合には めったに起きないと思います。 もし、接点の異常なら、故障が頻繁に起きても不思議ではありません。 しかし頻繁ではないとすれば、端子が緩んでいて、 振動などで、時々状態が悪くなる・・とかが考えられます。 この原因を除外するために、関連する電気の端子を増し締めしてみるのは、 一つの方法です。 |
他の宿直グループが増し締めをしたという話を聞いていないので、増し締めをしてみたいと思います。 電気の詳しい人たちの話の中で「単相になっているからだよ」という話を耳にしたことがありました。 私には少し理解できないところなので今後、勉強していきたいと思います。 |
不思議です。 なんでメーカーを呼んで点検してもらわないのでしょうか。 突然止まってしまって動かなくなるぐらいなら「我慢」ですみますが、 火事になったりなど取り返しの付かないことになるという心配はしないのですか? |
横レスですがパッケージではなくエアハンだからじゃないでしょうか? エアハンは基本的にモーターがついて回っているだけです。 現場電気、計装工事に原因がある可能性が大です。 |
105号さんの言われている通り、転勤当初はのんびりしている現場だなぁと思っていました。担当レベルで動いているので、口出しができないのです。 |
新築で試運転調整時でしょうか? 数年は問題なく動いていてある日突然でしょうか? モータが特殊でしょうか? 極数が大きい,IPモータ INVは関係していないでしょうか? 商用でも症状は同じ? ファンが追い風・風圧を受けて,過剰に回転し発電していないでしょうか? |
築15年になるビルに設置してある空調機で、昨今同様な症状が、他の危機でも発生してきています。インバーターの不良ではないかと担当者が考えていたようですが、今商用で運転中です。 ビル風が強い現場ですが、過去にこのような症状はなかったと思います。 |
私も古い物件を管理していますがよくある事例としてご確認いただければと思うことをいくつか… @ブレーカー(配線用遮断器、漏電遮断器等)は15年もすると動作が不安定になるものが出てきます。もちろんサーマルも同様に設定どおりに遮断しなくなってきます。たとえば異常電流が流れていなくてもトリップするとか、別回路からの侵入も含む高周波電流による漏電機能の誤作動、遮断電流を少し越した電流が流れても遮断しないため1ランク細く作ってもよい盤内配線が焦げたとか…。ブレーカーの誤作動をオーナーさんに説明するデータを作るのは困難なので同容量のブレーカーと振り替えたりして調査することが多いです。 A空調機のファン電流は動かす空気の量に応じて変化します。なので最近風量調整をしていませんか?元々ファンの選定段階では能力不足が怖いので圧損計算にも安全係数を掛けたうえ、ファンも能力曲線が上回ったものを選定します。空調と電気工事の協調が悪いと電気が後手に回りブレーカー容量が抑えられていることもあります。竣工調整ではもちろん空調機出口のダンパーを絞り、風量も電流も調整しているので異常状態ではありませんが(笑)。アネモメーターなど風量測定ができるものがあれば設計値と現在のとの違いを確認してみるのもよいかと思います。 BAと同様に風量によるものですが、風が強いビルとのことですので、外冷期において風上の窓を開け風下を閉じ、排気ファンを通じて換気をしていると風の静圧を受けて排気側ファンが過負荷運転をすることも考えられます。ただ通常はダクトの圧損やガラリの圧損が大きいのでこんなことは起きにくいのですが全外気冷房ができるように考えられた物件なら起きるかも。 @,Aは実体験済みですのでご確認されてはいかがでしょうか ところで、マグネットスイッチの不良を確認するときは運転中にR,S,T相のそれぞれの1-2次端子間の電圧を測定するといいです。マグネットを通過する電気がどのくらいの抵抗を受けて電圧降下を起こしているかを見るのです。新品ならほとんど0V、古くなると3V位の電圧低下がみられます。 |
いちおうビルメン管理者さん オーナー側の施設課が業者を連れてくるので、もしかしたら調整などをしいるかもしれません。我々ビル管理の空調担当者も全く把握していない部分が多々ありますので、風量の調整をしたなどの影響もあるかもしれません一つの要因として確認をしてみたいと思います。 ご丁寧なご回答ありがとうございました。 |
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