Page 2974 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼冷却塔の配管の水はシーズンオフはどうする? kojiro 14/11/2(日) 22:05 ┣Re:冷却塔の配管の水はシーズンオフはどうする? takumi 14/11/3(月) 12:14 ┃ ┗Re:冷却塔の配管の水はシーズンオフはどうする? kojiro 14/11/3(月) 19:32 ┗Re:冷却塔の配管の水はシーズンオフはどうする? masa 14/11/3(月) 15:32 ┗Re:冷却塔の配管の水はシーズンオフはどうする? kojiro 14/11/3(月) 19:46 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 冷却塔の配管の水はシーズンオフはどうする? ■名前 : kojiro ■日付 : 14/11/2(日) 22:05 -------------------------------------------------------------------------
いつも勉強させて頂いています。 まだ未熟なビル管理設備員です。 タイトルの通りなのですが、 冷房がシーズンオフになったので、 冷却塔の清掃をしたのですが、 その際先輩から、冷却塔の配管の水は常に入れておかないと、 配管が劣化するから水は抜かないと教わりました。 配管というのはそういうものなんでしょうか? 死に水になったりしそうなので、 良くないのではないかと思っていたのですが。 |
寒冷地ではない、配管が白ガス管、と想定しての意見です。 多分、配管内の溶存酸素を増やさないほうがいい、っていうことだと思います。 亜鉛と水中の溶存酸素との化学的作用により、配管内面に水酸化被膜が形成 されるそうで、これが防蝕になるそうです。(溶存酸素も消費して低減化する) なので、水替えをすると、せっかく減った溶存酸素がまた新しく供給される ことになり、繰り返すたびに亜鉛が消費されてしまい、腐蝕しやすくなって しまうそうです。 ただ、どれくらいの頻度で水替えするとまずいか? は、すみませんが 知識不足で分かりません。 一応私は、冷温水等の空調水配管はなるべく密閉回路にしてます。 |
レスありがとうございます。 なるほど、溶存酸素というのは頭にありませんでした。 亜鉛を減らさないような管理というのも重要なのですね 自分でも詳しく調べてみます。ありがとうございました。 |
冷却水配管が密閉式の場合は、冷却水を抜く必要は無いですが、シーズンオフの時に熱交換器の清掃や点検をするので、一部は水抜きする必要があります。 再度水張りして、防錆・殺菌剤を投入して、翌シーズンまで水張りしておくのは特に問題は無いでしょう。(散水回路は、殺菌後水抜きしておく事になります) 開放式冷却塔の場合も同様ですが、シーズンオフ時に殺菌運転も行います。 充分に殺菌が出来ていれば、防錆・殺菌材を投入して、水張りしておいてもかまいませんが、運転開始前に再度殺菌運転を行う必要があります。 上記の理由から、官庁などの管理委託仕様書では、シーズンオフ時は開放式冷却塔の水抜きを義務付けています。 密閉系の場合は、溶存酸素の問題もあるので、配管の防錆の点からは、頻繁な水の入れ替えは行わない方が良い場合が多いです。 開放系の場合は、レジオネラ菌他の感染性雑菌の増殖の問題があるので、きちんとした水質管理が必要ですから、シーズンオフ時は水抜きした方が管理が楽になります。 |
レスありがとうございます。 まさにこれが知りたい事でした。 私が務めている場所は開放式なので、 水を抜かないとレジオネラとかどうなんだろう、って思っていました。 takumi様もおっしゃっていたように、 溶存酸素の問題で頻繁な入れ替えはしない方がいいようですが、 やはり水は抜いた方が管理上は良いようですね。 官公庁の例等も上げていただき、大変わかりやすかったです。 ありがとうございました。 |
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