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 ▼保温が必要な配管の貫通部の処理について  がくぢん 14/12/6(土) 6:53
   ┗Re:保温が必要な配管の貫通部の処理について  masa 14/12/6(土) 10:03
      ┗Re:保温が必要な配管の貫通部の処理について  がくぢん 14/12/6(土) 13:40
         ┗Re:保温が必要な配管の貫通部の処理について  がくぢん 14/12/6(土) 13:49
            ┗Re:保温が必要な配管の貫通部の処理について  masa 14/12/6(土) 16:24
               ┗Re:保温が必要な配管の貫通部の処理について  がくぢん 14/12/6(土) 17:32

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 ■題名 : 保温が必要な配管の貫通部の処理について
 ■名前 : がくぢん
 ■日付 : 14/12/6(土) 6:53
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   いつもお世話になっております。

今回の現場はRC造の建物で機械棟の改造工事になるのですが、貫通部の処理で
わからないことがあるので質問させてください(散々質疑されてるとは思います
が)

今回は25・20Aの給水管、20Aの給湯管、100〜40Aの排水管が保温
の対象になると思うのですが、これらがスラブや外壁を貫通する時は、貫通部の
処理(モルタル詰め等)により、保温が切れる事になるのでしょうか。

PSの中にある配管は、保温されたまま貫通していますよね。

でも壁やスラブだと、モルタルで埋戻すためそこで保温が切れることになって
いたと思ったので。

この辺りはやはり防火区画の概念から処理方法が違ってくるのでしょうか。


自分の中でもまとめきれておらず、うまく文章にできなくてすみません。
初歩的な質問だとは思いますが、よろしくお願いします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:保温が必要な配管の貫通部の処理について  ■名前 : masa  ■日付 : 14/12/6(土) 10:03  -------------------------------------------------------------------------
   保温が必要な配管やダクトの場合は、不燃材料である保温材を使えば、保温したまま防火区画の貫通が可能です。
なお、認められる不燃材料である保温材はロックウールに限られます。(グラスウールも不燃材料ですが、火災時に溶けて落下する可能性があるので、使用できません)
なお、ロックウールが使用出来ない冷媒管などの場合は、国土交通大臣認定工法を使用すれば、不燃材料で無い保温材料も使用可能です。
なお、配管が外壁を貫通する場合は、防火区画貫通にはならないので、法的な規制はありませんが、延焼のおそれのある外壁の場合は、特定行政庁によっては、防火区画貫通と同等の処理を求める場合があります。
ダクトに関しては、延焼のおそれのある外壁に必要な防火設備の設置が必要です。(防火ダンパー、防火おおいなど)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:保温が必要な配管の貫通部の処理について  ■名前 : がくぢん  ■日付 : 14/12/6(土) 13:40  -------------------------------------------------------------------------
   masa様、返信ありがとうございます。

質問が下手ですみません。
自分が知りたいのは、貫通箇所を通る配管に保温を施さないといけないのかと
いう事です。

例えば給水管が外部から天井内の高さで外壁を貫通して中に入る場合等、外部
内部共に保温する必要があると思いますが、このような場合の処置についてです。

同じように、スラブ貫通の場合も、モルタル等により一度保温を切る必要がある
のか、保温したまま貫通させるのか。

PS内では給湯管等、保温したままスラブ貫通していたのを記憶していたので、
その辺りをちゃんと理解しておきたいと思いまして。


すみません、まだ何か自分が言いたい事がうまく表現できていないような・・・
曖昧な表現ですみません、伝わりますでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:保温が必要な配管の貫通部の処理について  ■名前 : がくぢん  ■日付 : 14/12/6(土) 13:49  -------------------------------------------------------------------------
   22年度の標準仕様書で、表2.3.5給排水衛生設備工事の保温の種別の表の後の
注-5.で、

次の管、弁、フランジは保温を行わない。(保温を行う場合は特記による。)
この部分の

(ハ)給水及び排水の地中又はコンクリート埋設配管

とありますが、これが関係しているのでしょうか?
貫通箇所はモルタルで充填する、その場合、コンクリートの中?に埋設された
状態になるので、その部分の保温は必要ない・・・。

自分で書いててわけがわからなくなってきました、すみません汗

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:保温が必要な配管の貫通部の処理について  ■名前 : masa  ■日付 : 14/12/6(土) 16:24  -------------------------------------------------------------------------
   給水管・排水管の場合の保温は、防露を目的としています。
したがって、空気にふれない部分に関しては保温が不要だと言う事です。
給湯管、蒸気管、冷水管・冷媒管などの場合は、コンクリート埋設部であっても、熱が逃げると性能が維持出来ません。
したがって、区画貫通部も保温が必要になります。
ダクトに関しても、空調ダクトの給気に関しては保温が必要です。
区画貫通部に保温が必要かどうかは、機能を考えて判断する必要がありますが、標準仕様書は機能も考えて内容が決められています。
したがって、特記されていないならば、給水管・排水管などは、コンクリート等に埋設される場合は、保温は不要と言う事です。
中空壁の場合は、防露が必要ですから、不燃材料であるロックウールを使用するか、国土交通大臣認定の防火区画貫通工法を使用する必要があります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:保温が必要な配管の貫通部の処理について  ■名前 : がくぢん  ■日付 : 14/12/6(土) 17:32  -------------------------------------------------------------------------
   なるほど、そういう考え方をすればいいんですね。

いつもわかりやすい文章で丁寧に説明してくださり、ほんとに感謝しています。


教えて頂いた文章を、自分なりにまとめてみる事にします。
飲み込みが悪く、また質問を繰り返してしまうとは思いますが、その時はまた
よろしくお願いします。


ありがとうございました。

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