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 ▼鉄骨スリーブの区画貫通処理(岩綿吹付後)  FUKUBE 15/2/12(木) 13:19
   ┗Re:鉄骨スリーブの区画貫通処理(岩綿吹付後)  masa 15/2/12(木) 18:56
      ┗Re:鉄骨スリーブの区画貫通処理(岩綿吹付後)  FUKUBE 15/2/13(金) 16:09

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 ■題名 : 鉄骨スリーブの区画貫通処理(岩綿吹付後)
 ■名前 : FUKUBE
 ■日付 : 15/2/12(木) 13:19
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   令114条区画の間仕切り壁上部の鉄骨スリーブに冷媒配管、ドレン配管、ダクトを貫通致します。

この時、間仕切り壁は鉄骨下で止まっており、スリーブを貫通する配管の区画処理の正しい処理方法を教えて頂けないでしょうか。岩綿吹き付けは完了しております。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:鉄骨スリーブの区画貫通処理(岩綿吹付後)  ■名前 : masa  ■日付 : 15/2/12(木) 18:56  -------------------------------------------------------------------------
   建築基準法施行令第114条区画については、配管の区画貫通及びダクトの区画貫通は防火区画(112条区画)に準ずる事になっています。
梁の耐火時間が2時間までは、告示1422号の規定及び国土交通大臣認定工法(中空壁用)が適用できます。
ダクトについては、告示1377号により、特定防火設備である防火ダンパーを設置する事が義務付けられています。
具体的には、保温材を除去出来ない冷媒管の場合は、冷媒管を梁の耐火被覆の必要厚さを減じないように貫通したのち、区画貫通工法を施工します。
中空壁用なので、両側施工となります。
硬質塩化ビニール管(告示適合)又は鋼管等の不燃材料の配管の場合は、貫通部の隙間に不燃材料を充填します。(支障が無ければ、耐火被覆をしてもかまいません)
ダクトの場合は、特定防火設備の防火ダンパーを設置して、貫通部分のダクトの板厚は1.5mm以上(亜鉛鉄板の場合は1.6mm)とします。
配管と同様に、区画貫通部の隙間は不燃材料を充填します。(配管と同様耐火被覆をしてもかまいません)
保温を区画貫通部で除去できる不燃材料の配管やダクトの場合(保温材が不燃材料の場合も含む)は、耐火時間が3時間の梁貫通も可能ですが、硬質塩化ビニール管や区画貫通工法の場合は、耐火時間が3時間の場合の規定がありません。
したがって、耐火時間が3時間の場合は、区画貫通はできません。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:鉄骨スリーブの区画貫通処理(岩綿吹付後)  ■名前 : FUKUBE  ■日付 : 15/2/13(金) 16:09  -------------------------------------------------------------------------
   ご回答ありがとうございました。

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