Page 3040 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼水道連結型スプリンクラーの放水区域について まぁ 15/6/17(水) 13:02 ┗Re:水道連結型スプリンクラーの放水区域について masa 15/6/17(水) 18:51 ┗Re:水道連結型スプリンクラーの放水区域について まぁ 15/6/17(水) 19:22 ┗Re:水道連結型スプリンクラーの放水区域について masa 15/6/18(木) 0:32 ┗Re:水道連結型スプリンクラーの放水区域について まぁ 15/6/18(木) 2:45 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 水道連結型スプリンクラーの放水区域について ■名前 : まぁ ■日付 : 15/6/17(水) 13:02 -------------------------------------------------------------------------
水道連結型スプリンクラーの放水区域について質問です。 スプリンクラーヘッドが4個以上の放水区域は最大4個同時解放として設計する、となっていると思いますが放水区域の定義がわからなくなりました。 木造のグループホームで、給水ポンプを利用し末端をトイレに接続する方式のため配管は一筆書きですが、各部屋を1つの放水区域と考えればよいのでしょうか? そして各部屋を1つの放水区域とする場合、防火上主要間仕切りで区画されている必要があるのでしょうか? 最初にアクアマーメイドシステムという商品のカタログを見て各部屋が1つの放水区域という認識をしていましたが、改めて調べてみるとはっきり書いてある資料がみつからなかったので不安になりました。 よろしくお願いします。 |
放水区域は、各室となります。(居住室・食堂・談話室等SPヘッドの設置が義務ずけられている室単位となります。) 建築基準法で定められている区画(防火区画・界壁・防火上主要な間仕切)以外は義務付けられていません。(区画に関しては、建築基準法に適合していれば良い) 内装が準不燃材以外の場合は、放水量が30L/個(準不燃材の場合は、15L/個)となります。 |
masaさん、ありがとうございます。 建築基準法で定められている区画以外は義務付けられていないとのことですが、独立した放水区域とするために最低限必要な壁・開口の基準などはあるのでしょうか? 住宅を改装したグループホームの場合で、ふすまで仕切られた6畳ずつの和室やリビングと隣接した和室などがどのような扱いなのか気になりました。 |
2室を1室とみなせるような状態ならば、放水区域としては、1体と考えても良いと思いますが、どちらにしろ、最大同時開放個数は4個ですから、それで計算すれば、放水区域については、難しく考えなくても良いと思います。 廊下等は、スプリンクラーヘッドの設置は不要ですが、廊下に面した談話スペース等は設置の必要があります。 この場合は、廊下とは間仕切り等はありませんが、放水区域としては、談話スペースだけです。 ただ、ふすま等で開放可能なスプリンクラーヘッドの設置が必要な場所は、開放された状態で放水区域と考えるのが適当な場合もあります。 所轄消防署の判断になりますが、そのような場合であっても、最大放水区域で同時開放個数は4個ですから、それで水理計算を行って、正常に機能するならば、技術基準に適合すると思います。 |
masaさん、たびたびご回答いただきありがとうございます。 以前に施工した物件で、住宅からの改装のため動力が使用できず単相の給水ポンプ、露出配管でライニング鋼管という条件の時に、水理計算上かなりぎりぎりの設計になってしまったのですが、今回別の現場での話から放水区域の考え方に疑問を持ち不安になっていたところでした。 丁寧に教えていただきましてありがとうございました。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━