Page 3144 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼歩行浴について あーる13 16/3/30(水) 14:54 ┗Re:歩行浴について LA 16/3/30(水) 17:23 ┗Re:歩行浴について あーる13 16/4/1(金) 11:59 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 歩行浴について ■名前 : あーる13 ■日付 : 16/3/30(水) 14:54 -------------------------------------------------------------------------
歩行浴についてご意見を聞かせてください。 用途:デイサービスセンターの歩行浴 水深:1.0m 容量;5,000L 水源:井戸 給湯器を設置。 井戸水はろ過機を設置。ガス給湯器の寿命などは了承済み ※注水方法:カラン 20A ※注水時間:約2時間 ※歩行浴32度(40度で落とし込みを計画) 給湯器は、井水の冬季温度10度として50号相当 → 50号 カランは20Aの場合、約35L/分〜40L/分より、カランの場合は約140分。よくて125分で計画しています。 1.自分の考えでも、整合性がとれるか? 2.60分で充水する場合は、カランでは不可。湯口などが必要 3.他物件での歩行浴の温度 参考に教えて頂けません? 3.注意する点などがあったら教えてください。 |
通常の設計の考え方ですと、 歩行浴温度は34℃〜38℃がのぞましいと考えられています。 1.0mの設計でも宜しいかと思いますが、 水に浸かった際の体重差を考えますと、 おおむね110cm〜120cmが適正かと考えます。 このへんの考え方は日本建築学会の 建築設計資料集成の人間工学・単位空間を参考にされては如何でしょうか? 井戸水であれば、水質検査等も必要になると思われます。 好ましくない水質ですと、給湯器本体が1年も経たずに 劣化破損する場合も考えられます。その際のリスク説明も必要です。 (だいたい設計ー施主トラブルになる原因はこちらのリスク説明です) 現にメーカーで某地区一帯の 井水での給湯器設置に対して設置禁止(出荷しない)している区域もあります。 メーカーに問い合わせしませんと出ない資料だったりしますので、 確認が必要です。(基本、井水では製品保証無しが通常ですが) 井水であれば、こまめに 大腸菌群の水質検査も行う事が必要でしょう。 今良くても、将来的に 井水に大腸菌群が検出される事はよくある話です。 レジ菌と一緒で、一番死者が出やすい高リスクになります。 歩行浴をされた方が浴槽内で排便される事も考慮しなければなりません。 このあたりの考え方は、厚生労働省の 高齢者介護施設における感染対策マニュアルがあります。 こちらも参考にされると宜しいかと思います。 http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/tp0628-1/dl/130313-01.pdf 前述の考え方より、次亜滅菌器を事前に取付するなり、 高齢者の浴槽設計は万全の態勢を取るべきだと思われます。 |
ご意見ありがとうございます。 ・歩行浴温度は、再度、確認をしてみます。 ・水深は色々な論文などがありますが施設を運用した実績とのことですので、 対象年齢などをお施主が考慮してとの事だと思います。 ・井水に対して、もちろん水質検査は毎年。天災などがあった場合は注意深く監視をする必要があり。これは共通認識ができていると思います。 参考URLは、後日拝見してみます。 お忙しいところ、ありがとうございました。 |
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