Page 3278 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼湿球温度とエンタルピの使い分け kote 17/5/29(月) 9:44 ┣Re:湿球温度とエンタルピの使い分け いのさん 17/6/15(木) 8:57 ┃ ┗Re:湿球温度とエンタルピの使い分け kote 17/6/15(木) 9:48 ┗Re:湿球温度とエンタルピの使い分け suke 17/6/16(金) 9:38 ┗Re:湿球温度とエンタルピの使い分け kote 17/6/16(金) 11:41 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 湿球温度とエンタルピの使い分け ■名前 : kote ■日付 : 17/5/29(月) 9:44 -------------------------------------------------------------------------
設備設計に携わって35年、間もなく定年退職です。新人の頃から疑問に思いながら放置してきた疑問を、最後が近づいた今、解決したくなりました。 空調機やエアコンの吸込み空気、外気の状態を示す指標として湿球温度が使われていますが、実際に外気負荷や空調機能力を計算する際には、湿球温度線とほぼ平行なエンタルピに読み替えています。とくに空調機は空気線図上で吸込み空気を乾球温度やエンタルピを基準に計算した後、機器表には湿球温度で表記します。 エンタルピは乾球温度と絶対湿度から簡単な関数で算出できますが、湿球温度は関数が複雑なため計算するより空気線図を読んだほうが早く求められますが、数が多いと結構な手間になりますし、読み取り誤差も発生します。(なので、最近は参考値として機器表にエンタルピも記入しています) 冷却塔であれば、空気と水が接触して変化する温度なので湿球温度でも違和感はありませんが、空調機の吸込み条件などはエンタルピでの表現のほうが、提示する側もコイル選定する側も楽そうです。 エンタルピよりも湿球温度の方が測定方法が簡単(原始的)で済むからでしょうか? どなたか教えて下さい。 |
私の個人的な意見ですが エンタルピーは一般の人には馴染みが無くわかりにくいからではないでしょうか? 空調機の能力計算等エンタルピーは良く使います。 理解すれば便利な単位ですが 普段は使いませんしお客様等に話しても通じません。 お客様が解らないものでの表示を避けていると思います。 モリエル線図でもエンタルピーは使用します。 空調、冷凍の世界では良く使用する単位です。 あくまで個人的な意見です。 |
いのさん様 ご回答いただき、ありがとうございました。 確かに「エンタルピ」は空調・冷凍業界に関わるものにしか理解できませんよね。 翻って、「湿球温度」なら昔ながらの寒暖計でガーゼが付いたほうの温度といえば理解していただけますよね。 「水分計」も空気線図も必要なく、アスマン温度計で容易に測定できますよね。 納得しました。 |
単純に、空気の状態を計測できるものとして、 乾球温度、湿球温度を表記しているのではない でしょうか? (まったく確信はないですが) |
suke様 ご回答いただき、ありがとうございました。 やはり、測り易さが一番の理由でしょうね。 温度計が2本と、ガーゼと水タンク、通風ファン (全部まとめたものがアスマン形通風乾湿球温度計)があれば測定できますからね。 |
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