Page 3351 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼一次ポンプ締切運転 MASAOKA 18/2/17(土) 20:11 ┗Re:一次ポンプ締切運転 masa 18/2/18(日) 20:09 ┗Re:一次ポンプ締切運転 MASAOKA 18/2/18(日) 22:49 ┗Re:一次ポンプ締切運転 masa 18/2/18(日) 23:49 ┗Re:一次ポンプ締切運転 MASAOKA 18/2/19(月) 12:09 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 一次ポンプ締切運転 ■名前 : MASAOKA ■日付 : 18/2/17(土) 20:11 -------------------------------------------------------------------------
ご教授頂けると助かります。 計装初心者です。 ツーポンプシステムの熱源設備において、 ターボ、吸収式のように運転効率が異なる熱源機が2台運転していた際、 通常 負荷流量が200m3/hであれば ターボ100、吸収式100となるように1次ポンプを制御すると思うのですが ターボ75、吸収式125 と負荷を配分して 効率の良い熱源機に多くの負荷を処理させて制御する やり方もある と聞きました。 その場合、ターボ側の1次ポンプは締切運転にならないのでしょうか。 (異能力を並列運転すると締切運転になると聞いたのですが) よろしくお願い致します。 |
能力特性の異なるポンプを並列運転した場合は、並列したポンプの圧力が平衡した状態が運転点となります。(締め切り運転になるわけでは無いです) 1次ポンプの場合は、熱源の圧力損失、1次配管の圧力損失を1次ポンプで受け持つ事になります。 1次ポンプを熱源毎に設置した場合は、ポンプ揚程は熱源毎の圧力損失分の揚程で選定すれば、きちんと圧力が平衡した状態になります。 省エネを考えない場合は、各熱源系統毎のバルブで流量調整すれば、ポンプ揚程がきちんと合わなくても調整可能です。(バルブでの調整量が大きい場合は、インバーターを設置して、ポンプ回転数で調整した方が省エネとなります) |
masaさん 回答ありがとうございます。 異能力であっても、 平衡した圧力がそのポンプの揚程を超えなければ締め切り運転にはならない。 (2次ポンプなどは、空調負荷の変動によって配管抵抗が変わるため 異能力ポンプ(定速+INV)を組み合わせると 揚程を超える締め切り運転になってしまう。) という認識でよいのでしょうか。 ご教授いただけると助かります。 |
並列運転で、一方のポンプが締切運転になる場合は、もう一方のポンプの圧力が締切運転になるポンプの締切運転圧力以上となる場合です。 定流量で運転しているのであれば、両方のポンプが設計流量となるように、バルブで抵抗を与えて調整可能ですから、通常は締切運転になるような状況にはしません。 変流量制御であっても、通常は圧力特性が制御範囲に入るようにポンプを選定すれば、通常は締切運転とはなりませんが、ポンプに余裕を持ちすぎた場合などは、現場ではそのような状況になる場合もあります。(締切運転に近い状態) 2次側の変流量制御で、定流量ポンプを使うのは、最低運転流量を確保する為ですから、インバーターポンプの最小制御時の揚程不足は、バイパス管などを利用して、解消するか、全台インバーターポンプとする必要があります。(インバーターポンプの最低運転周波数を定速ポンプの揚程特性に合わせて、過剰流量はバイパス管でバイパスするか、全台インバーターポンプとする) |
masaさん 回答ありがとうございます。 勉強になりました。 |
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