Page 3459 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼エルボとベンドの使い分けについて tomo810 18/11/18(日) 11:23 ┣Re:エルボとベンドの使い分けについて masa 18/11/18(日) 13:33 ┃ ┗Re:エルボとベンドの使い分けについて tomo810 18/11/19(月) 19:44 ┃ ┗Re:エルボとベンドの使い分けについて masa 18/11/19(月) 22:48 ┃ ┗Re:エルボとベンドの使い分けについて tomo810 18/11/20(火) 11:31 ┃ ┗Re:エルボとベンドの使い分けについて masa 18/11/21(水) 21:23 ┣Re:エルボとベンドの使い分けについて ABCDE 18/11/19(月) 9:21 ┃ ┗Re:エルボとベンドの使い分けについて tomo810 18/11/19(月) 19:48 ┃ ┗Re:エルボとベンドの使い分けについて ABCDE 18/11/20(火) 9:44 ┗Re:エルボとベンドの使い分けについて LA 18/11/20(火) 13:35 ┗Re:エルボとベンドの使い分けについて tomo810 18/11/20(火) 15:07 ─────────────────────────────────────── ■題名 : エルボとベンドの使い分けについて ■名前 : tomo810 ■日付 : 18/11/18(日) 11:23 -------------------------------------------------------------------------
建築設備の監理、工事の監理等業務に携わって3年になるものです。 管継手で、エルボとベンドというものがあるかとお思いますが、その使い分けを教えて下さい。エルボは流体の進行方向を90度変えるのに使用するのは分かるのですが、エルボではなく、ベンドを使用しなければならないような特別な場面は、どのような時なのでしょうか? ネットや本を調べても、角度が滑らかに変わり、エルボと違って直管部分がある程度しか書いておらず、いまいち使い分けがピンときません。素人のような質問で申し訳ないですが、どなたか分かる方がいらっしゃいましたら、ご回答宜しくお願いします。 |
一般的な、衛生・機械配管の場合は、通常はエルボ(90°、45°)を使用し、ベンド管は特殊な納まりの場合の製作物しか使用しないでしょう。(排水継手の場合は、大曲り管などは、使用します) 工場などのプラント配管の場合は、流体の種類により、途中での閉塞を防ぐために、ベンド管を使用する場合があります。 水道事業者の配水管などでは、勾配調整の為に、特殊な形状のベンド管が使用されます。 電気配管の場合は、逆にエルボ(90°)は使用しなくて、ベンド管を使用します。(エルボでは、通線が困難な為) スパイラルダクトの場合は、ベンド継手だけで、エルボはありません。(プレスベンドとセクション(エビ継)ベンドがあります) |
masa様ご返答ありがとうございます。 給排水管においては基本的にエルボを使用すること、理解できました。ちなみに特殊なおさまりとは、例を挙げるとするとどのようなおさまりの場合なのでしょうか? また、 >>水道事業者の配水管などでは、勾配調整の為に、特殊な形状のベンド管が使用されます とありますが、水道配水管で、勾配を調整する際はやはりエルボではなく特殊なベンドを使用する理由としては、急激な流体の曲がりを防止するためなのでしょうか?それは配管保護のため? 色々と申訳ございませんが、よろしくお願いいたします。 |
局部的なオフセットなど、エルボの組み合わせでは、抵抗が大きくなりすぎる場合などに、特注のベンド管を使用する場合があります。(排水の場合は、閉塞防止の理由が大きいです) また、交差部などには、エルボの組み合わせでは無く、専用のベンド管が用意されています。 これらは、設計時と言うより、施工時に提案される場合が多いでしょう。 プラント配管の場合は、流体輸送での閉塞などを防止する為に、設計時からベンドで設計される場合が多いでしょう。(抵抗を減らすと言うより、閉塞や流体の停滞を防ぐのが目的です) 水道配水管の場合は、微妙な勾配調整の為のオフセットがあるので、既製の水道配水管継手でも、各種勾配のオフセットベンド管が準備されています。 |
masa様早速のご返答ありがとうございます。 ベンドは微妙なオフセットや勾配調整等に使用できること理解しました。 そこで、大変申訳ありませんが更に質問させていただきます。排水等で使用する際、通常のエルボでは詰まり等の恐れがある場合、大曲エルボとベンドのどちらかを選択するとご教示いただきましたが、その選択の際の大曲エルポとベンドの使い分けとしては、大曲エルボは45度や90度といった規定の角度しかなく、微妙なオフセットができないため、自由な角度で製作できるベンドを選択するという認識でよろしかったでしょうか? |
基本的には、そういう事になります。 横排水の大便器などは、専用のサニタリーベンドが用意されています。 |
masaさんも言われている通り明確な区分は無いと 思いますが、粉体輸送などに使うと ベンド管は有効では、ないかと思います。 ベンド管ではありませんが、紙片を送るのに 大曲エルボを使ったことが、あります。 |
ABCDE様ご返答ありがとうございます。 >>masaさんも言われている通り明確な区分は無いと思いますが、粉体輸送などに使うとベンド管は有効では、ないかと思います。ベンド管ではありませんが、紙片を送るのに大曲エルボを使ったことがあります。 とありますが、ベンド管を流体輸送などに使う際、エルボよりも有利な点としては、やはり、角度が緩いため、上記の紙片を送る場合等においては詰まり防止になる点ということでしょうか? |
そういう具合に、理解してもらっていいです。 |
基本的な考え方なのですが 建築設備の配管耐用年数の関係もあるかも知れません。 箱物の耐用年数は 15〜20年程で配管の更新するという考え方なので 基本エルボと呼ばれるものを使用しますが 配水管やプラント配管(道路埋設されるものでφ50以上の口径継手)は ベンドと呼んでおり基本の耐用年数が管路で40年とされております。 (これは厚生労働省配水管減価償却耐用年数の基準があります) 現在は埋設するにあたり使用40年という年数では無く、 長く持てばそちらを使用するべきと なっていて、継手自体50年持てばそれでも良いという指針です。 その為、配水管に関しては土圧や腐食に耐えられる基準に 基づいて製作して日本水道協会JWWAでも認定している筈です。 JWWAでは、機械設備に関しては平均使用年数21.3年となっています。 一般的にベンドと呼ばれるものはそれだけ 耐腐食性や土圧等による影響を受けにくい材質であると 考えます。 あくまでも個人的な考えですので その点は御容赦下さい。 |
LA様ご返答ありがとうございます。 ベンドは耐用年数がエルボと比較して倍程度あるのですね。そのあたりも考慮して選定しなければならないこと、理解することができました。 ありがとうございました。 |
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