Page 3461 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼コーキング処理について tomo810 18/11/22(木) 15:25 ┗Re:コーキング処理について masa 18/11/22(木) 20:35 ┗Re:コーキング処理について tomo810 18/11/24(土) 9:40 ┗Re:コーキング処理について masa 18/11/24(土) 13:26 ┗Re:コーキング処理について tomo810 18/11/25(日) 9:44 ─────────────────────────────────────── ■題名 : コーキング処理について ■名前 : tomo810 ■日付 : 18/11/22(木) 15:25 -------------------------------------------------------------------------
建築設備の監理業務について3年になる者です。 公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)(平成28年度版)で、第4節 配管施工の一般事項 2.4.1一般事項(i)に 「鋼管、鋳鉄管、鉛管等配管に対するコーキング処理は、禁止する」 とありますが、これはどういう意味なのでしょうか?逆に言うと、これら以外の例えば塩ビ管等や銅管に対してはコーキングを行っても良いということでしょうか?あまり配管にコーキング処理を施すというのは、経験がないのですが、処理をするとしたらどのような場面において実施するのでしょうか? どなたか経験のある方、ご回答いただければ幸いです。 |
読み方の問題だと思いますが、この文章は、配管のコーキング処理は禁止すると言う意味です。 「鋼管、鋳鉄管、鉛管等」は、等が付いているので、配管の種別の例の一部を表示しているだけです。 銅管、塩ビ管、ポリエチレン管なども、コーキング処理は禁止です。(特に、塩ビ管はソルベントクラックの危険性があるので、注意が必要です) |
masa様いつもご返答ありがとうございます。 基本的にはどの配管にも使用禁止なのですね。分かりました。塩ビはクラックが発生する恐れがあるとのことですが、金属にもクラック等悪影響が生じる為、使用禁止なのでしょうか? |
基本的に配管接合に関しては、コーキングは、止水性の向上には使えないと言う事だと思います。 配管接合で使える止水性向上補助部材は、シールテープ、ヘルメチックなどの防食シール材だけと言う事でしょう。 コーキング(ファインコーク)などは、どちらにしろ圧力配管には使えません。 使用するとしたら、衛生器具の接続フランジの止水用だけでしょう。(衛生器具接続に関しては、メーカー推奨工法としての、メーカー指定シール材の使用は禁止されていません) 特殊な場合を除いて、一般配管では、コーキングでの止水は禁止と言う事でしょう。 なお、地中壁貫通部の止水の場合は、シール材の使用は可能です。 用語の定義の問題もありますが、コーキングは、標準仕様書では、不乾性コーキングを意味しているのかもしれません。 |
masa様いつもご返答ありがとうございます。 コーキング処理はいづれにしても圧力がかかる配管部については、地中埋設貫通部や衛生設備のメーカー推奨部以外については、一般的には禁止ということですね。 よくわかりました。ありがとうございました。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━