Page 3467 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼屋外避難階段に屋内消火栓の設置について yukari 18/12/4(火) 9:11 ┣Re:屋外避難階段に屋内消火栓の設置について masa 18/12/4(火) 20:00 ┗Re:屋外避難階段に屋内消火栓の設置について 響 18/12/6(木) 0:53 ┗Re:屋外避難階段に屋内消火栓の設置について yukari 18/12/7(金) 14:56 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 屋外避難階段に屋内消火栓の設置について ■名前 : yukari ■日付 : 18/12/4(火) 9:11 -------------------------------------------------------------------------
テナントビルで、屋内消火栓(放水口併用)を屋外避難階段の踊り場に設置しようと思いますが、避難の妨げになるので、設置できないとも聞いたことがありました。 踊り場部に設置することはできるのでしょうか? 消火の立管は階段外に立ち上げて、階段の外壁を貫通する予定です。 よろしくお願いいたします。 |
連結送水管の放水口だけならば、問題無く、屋外階段に設置可能ですが、ホース付の屋内消火栓は、初期消火、避難の観点から、設置は難しいのでは無いでしょうか? 放水口ボックスと違い、屋内消火栓の場合は、扉も大きいので、よほど広い屋外階段で無いと、階段の有効幅が縮小してしまいます。 図面を提示して、所轄消防に相談するしか無いでしょう。 |
文面を拝見しただけでは、テナントビルの新築か改修かよく分かりませんが、 考慮すべきではないか?と思われる点を記載します。 1、階段の有効幅員については、例えば消火栓ボックスを壁面から露出させて 設置する場合、masa様の仰る通り、問題が出るおそれが有ります。 (建基法施行令第二十三条) 階段の有効幅員が足りるか検討する場合、この条文に関する数値の解釈は、 一般的には確認申請memoに掲載されている解釈が多いようですが、地域により 条例や解釈方法の違い等が有る場合も考えられますので、意匠設計者との 打ち合わせか、指導課もしくは審査機関との協議を行った方が良いでしょう。 また所轄消防から、避難経路についての指導を受ける事もありますから、 所轄消防とも協議しておいた方が無難です。 2、仮に有効幅員の問題がクリアできても、消火栓ボックス前面の扉を きちんと開放できますか? 分電盤やキュービクルでは、盤の扉が他の建具やフェンスに干渉して 扉を全開に出来ない…というトラブルが、たまに有ります。 どうしても前面の扉を中途半端にしか開けない位置に設置する場合は、 所轄の消防に確認されたほうが良いのではないでしょうか? 3、竪管は階段の外壁を貫通する、との事ですが、階段に通ずる出入口以外の 開口部は設けない事が原則です。(建基法施行令第百二十三条第2項) 一般的には、排気ダクトや冷媒管はNG判定を受ける場合があるものの、 衛生配管や消火設備に関しては、鉄管もしくは告示1422号に適合する配管を 使用し、貫通部をモルタル等できちんと埋戻しを行えば、貫通を認めて 貰える事が多いように思います。 しかし、中には条例等で貫通できる配管の条件(サイズの上限等)を 設けている地域もありますから、この点も確認を怠らない方が良いでしょう。 4、機械設備を担当されていると思うので、担当範囲外かと思いますが、 消火栓ボックスの表示灯の配線・配管は考慮されているのでしょうか? 衛生や消火配管の貫通は認めても、露出している電線管の貫通は認めない 地域もあります。 |
ありがとうございます。 そちらを参考に調べてみます。 大変たすかりました。 |
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