Page 3484 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼スプリンクラー総合連動試験 さいとう 19/1/12(土) 7:00 ┣Re:スプリンクラー総合連動試験 masa 19/1/12(土) 14:24 ┃ ┗Re:スプリンクラー総合連動試験 さいとう 19/1/14(月) 20:11 ┗Re:スプリンクラー総合連動試験 K2 19/1/14(月) 17:34 ─────────────────────────────────────── ■題名 : スプリンクラー総合連動試験 ■名前 : さいとう ■日付 : 19/1/12(土) 7:00 -------------------------------------------------------------------------
消火屋の1年目です。 スプリンクラー設備、連結送水管のある現場にいます。 総合連動試験や消防検査時にはどのようなことをするのでしょうか 事務所、住宅など勝手が違いましたら教えて頂きたいです。 基本的な質問になってしまうかも知れませんが、宜しくお願いします |
消防設備の試験成績報告書の様式を見てください。(こちらに記載する内容を、検査・確認する事になります) 消防検査(完成検査)時は、試験成績報告書、設置届の内容を確認し、加圧送水装置などは、実際に運転して検査します。 スプリンクラー設備に関しては、スプリンクラーヘッドの散水障害の有無、加圧送水装置の機能試験、末端試験弁、補助散水栓で放水圧力の確認を行います。 連結送水管に関しては、送水試験(設計送水圧で一定時間送水後、圧力低下が無い事の確認)、場合によっては、放水試験で放水圧力の確認を行う場合があります。 総合試験としては、末端試験弁、補助散水栓開放での、加圧送水ポンプの自動起動、アラーム弁の警報装置(一般的には、自動火災報知設備の警報)への発信表示、加圧送水ポンプの起動表示、加圧送水ポンプの呼水槽の減水警報表示などを確認します。 |
返信ありがとうございます。 試験成績報告書を確認してみます。 とても分かりやすい返信ありがとうございました。 |
総合連動試験は、関連する消火、防災、避難設備の一連の動作試験です。 本格的な試験では、火災想定階において、油に火をつけて煙を発生させて、煙感知器を作動させます。すると空調が連動停止し、手動または火報連動で排煙装置が作動します。そのあとスプリンクラーが放出するわけですが、水浸しになるので、実際には、手動で末端試験弁を開放して減圧し、スプリンクラーポンプを起動させます。 連結送水管はブースターポンプがあるなら、ポンプ車を送水口に接続してポンプを稼働していきます。これら防災負荷(排煙ファン、SPポンプ、連送ポンプ)がすべて稼働したところで、停電を発生させます。 そうすると、蓄電池で非常照明点灯、誘導灯点灯して、40秒以内に非常用発電機が稼働します。そのあと順次防災負荷を再起動させていきます。そして防災負荷の全負荷試験となります。 そのあと発電機を停止させて商用復電操作に入ります。 建物の一連の防災負荷を全負荷で、停電時を想定して試験をします。 総合連動試験は建物にもよりますが、消防検査で求められます。建築検査は消防検査の報告を兼ねる場合もありますが、防火防煙(シャッターや防火扉の作動、排煙)は建築検査でも必要ですので、要相談です。 |
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