Page 3505 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼躯体式受水槽(消防用水槽兼用)、屋上FRP高架水槽(消防用補給水槽兼用) 拳四朗 19/2/22(金) 19:10 ┣Re:躯体式受水槽(消防用水槽兼用)、屋上FRP高架水槽(消防用補給水槽兼用) masa 19/2/23(土) 0:03 ┃ ┗Re:躯体式受水槽(消防用水槽兼用)、屋上FRP高架水槽(消防用補給水槽兼用) 拳四朗 19/2/26(火) 20:59 ┗Re:躯体式受水槽(消防用水槽兼用)、屋上FRP高架水槽(消防用補給水槽兼用) 裕次郎 19/2/27(水) 21:27 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 躯体式受水槽(消防用水槽兼用)、屋上FRP高架水槽(消防用補給水槽兼用) ■名前 : 拳四朗 ■日付 : 19/2/22(金) 19:10 -------------------------------------------------------------------------
躯体式受水槽(消防用水槽兼用)、屋上FRP高架水槽(消防用補給水槽兼用)についてご教示お願いします。 築50年近いマンションなんですが、躯体式受水槽(消防用水槽兼用)て屋上FRP高架水槽(消防用補給水槽兼用)となっていました。 躯体式受水槽は、床コア穴にポンプ吸込配管か差し込まれてるいるだけで、コア穴から水面が覗ける状態で、飲料水と消防用屋内消火栓消防用水と共用となっています。 屋上高架水槽についても、飲料水と消防用補給水と共用となっており、配管には逆止弁も設置されておりません。 現行法ですと既存不適格となるかと思いますが、このまま使い続けていても衛生的に何ら良い事はなく 法的に問題となってくることあるかと思います。 どういった改修が必要になってくるのか?法的にどういった事が該当するのか? ご教示いただきたくお願い致します。 |
築50年と言う事なので、当然ながら、建築時に受水槽の6面点検の規定は無いので、建築時から、増築が無い場合は、既存遡及は無いので、そのままだったと言う事でしょう。 受水槽の場合は、建築基準法以外に、簡易専用水道の規定があります。 ただし、こちらは、昭和53年に施行されているので、築50年だと、昭和44年頃なので、この規制にかかっていない可能性があります。(受水槽容量によっては、専用水道の規定にかかっている可能性はあります) 確認する事は、給水対象者が100人以上か(居住者が100人以上の場合は、条件により、専用水道(受水槽容量100m3超)もしくは、簡易専用水道(受水槽容量100m3〜10m3)となります)、現在専用水道又は簡易専用水道となっているかです。 水道法の場合は、既存地下受水槽は、改良の必要はありませんが、専用水道又は簡易専用水道の場合は、管理規定があり、法定点検により、汚染が生じないように管理する必要があります。 汚染が生じた場合は、ただちに使用中止とする必要があるので、出来れば、建築基準法に適合した受水槽に改良するか、直結増圧式などへの切り替えが望ましいでしょう。 直結増圧式に改良する場合は、受水槽・高置水槽は飲用としての使用はやめて、消防設備専用とすれば良いでしょう。 なお、受水槽以下の配管の直結増圧配管としての利用に関しては、通常の直結配管の耐圧基準を緩和した規定を設けている水道事業者もあるので、水道事業者に相談する事をおすすめします。 |
ありがとうございます。 ご教示頂いた事を参考に調べてみます。 |
水槽をそのまま使い続けるつもりであれば、水槽外部を「強化塗装」する方法があります。 内部はメンテナンスしてこちらもコーティングし直せばしばらくは使えそうですよ。 築25年の公共建築で強化塗装してあと20年持たせましょうと言う工事の設計をしたことあります。 |
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