Page 3547 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼北面カーテンウォールのガラス仕様 虎二郎 19/5/11(土) 2:33 ┣Re:北面カーテンウォールのガラス仕様 LA 19/5/13(月) 8:40 ┃ ┗返信 虎二郎 19/5/13(月) 23:49 ┗Re:北面カーテンウォールのガラス仕様 カクジロー 19/5/16(木) 18:23 ┗Re:北面カーテンウォールのガラス仕様 虎二郎 19/5/19(日) 12:00 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 北面カーテンウォールのガラス仕様 ■名前 : 虎二郎 ■日付 : 19/5/11(土) 2:33 -------------------------------------------------------------------------
ご無沙汰しております。早速ですが、 エントランスホールの北面が外壁面で、北面をカーテンウォールにする計画です。 ペアガラスにしようとしていますが、Low-eはどうするか、という相談です。 夏よりも冬が厳しそうです。 Low-eについて勉強できていないだけで恐縮ですが、 東西南北でLow-eの内外どちらにつけるか、不要とするか、 それよりもトリプルにするか、など、皆様の普段の考え方などご教示頂けますと幸いです。 よろしくお願い致します。 |
建築意匠上の問題は オーナーの意向を元に 建築設計側で設計した後に 設備側は熱貫流率を考慮して設備設計するのが通常です。 施主側の意向・要望に反して 設備側で勝手にこうするべきだというのはどうか?と考えますが… 厳しければ厳しいだけ 建築設計に合わせた 設備機器能力を上げるしか無いと推察しますが この質問は 建築設計者に向けての質問でしょうか? 設備設計者・設備施工者側にされても厳しいと推察しますが |
そうですね。外装は意匠になりますね。 コールドドラフトが強かろうが、それが意匠条件になるので、 熱量として十分な空調を用意しておけば、設備としては問題ありませんでした。 ペリメーター空調を提案します。 こちらでお伺いする内容ではありませんでした。失礼致しました。 ありがとうございます。 |
北側のガラス面近傍に打合せコーナーなど人が滞在する可能性があるのであれば輻射環境まで考慮してペリメーター計画を検討するべきではないでしょうか。 ガラスの断熱性能が低下すると、空調機器容量が増大するだけでなく、ガラス表面温度が低下しますので、室内の輻射環境が変わってきます。機器容量を大きくすれば、室温を22℃にすることはできますが、冷輻射により窓際での体感温度が著しく悪くなる恐れがあります。そのためLow-eガラスの検討も必要となると思います。 単に負荷が大きくなったから、それに負けないだけの機器大きくしても、得られる効果に違いが出てきます。 そもそも省エネルギーが求められる現在、先ず負荷を小さくする努力をすることは基本中の基本です。 ご質問の内容から判断すると、日射はほとんど当たらないので、冬期に室内の熱を逃がさない「断熱タイプ」のLow-Eは検討する価値があるのではないでしょうか。 ガラスの仕様は設備設計者が決定することではないのですが、むしろ設備設計者から、負荷増大による機器容量(コスト)の増大、室内環境の悪化を建築設計者や時には施主に伝えて、(むしろLow-Eガラスにすることのメリットを伝えて)トータルで秤にかけて決定することが、双方の利益にもなると考えます。これこそ設備設計者の役割であり責務ではないでしょうか。 少し質問の意図からそれてしまい。申し訳ございませんでした。 |
いえいえ、お伺いしたかったのはまさにその点です。ありがとうございます。 ペアガラスだけでも結露しなさそうなところまでは来たのですが、 次によい空間を求める場合、Low-eかトリプルか、ガス封入か、といった所です。 Low-eを使った場合の熱還流率はネットにもあるのですが、 日射が当たらない部分でも効果が同程度あるものなのでしょうか? 屋内側からの赤外線を戻してくれるなら効果はありそうですが、 紫外線関係の話は日射対策が主かなと思っています。 Low-eを使った場合の熱負荷計算がうまくできず、 そもそもLow-eの仕組みがよく分かっていないのだと痛感している所です。 Low-eかペリメーターヒーターかで比較して話したいと思います。 引き続き勉強していきたいと思います。 レスありがとうございます。 |
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