Page 3799 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼空調機を複数台接続する幹線について お花箱 21/6/23(水) 20:19 ┗Re:空調機を複数台接続する幹線について デンスイ 21/6/24(木) 6:19 ┗Re:空調機を複数台接続する幹線について お花箱 21/6/24(木) 9:14 ┗Re:空調機を複数台接続する幹線について デンスイ 21/6/24(木) 19:36 ┗Re:空調機を複数台接続する幹線について お花箱 21/6/25(金) 9:17 ┗Re:空調機を複数台接続する幹線について デンスイ 21/6/25(金) 16:47 ┗Re:空調機を複数台接続する幹線について お花箱 21/6/29(火) 11:12 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 空調機を複数台接続する幹線について ■名前 : お花箱 ■日付 : 21/6/23(水) 20:19 -------------------------------------------------------------------------
空調機器(インバータ)の幹線を選定する際の考え方についてご教示をお願いします。 分岐回路についてはメーカー資料の値(基準電流値、遮断機の定格電流等)を参照すれば良いと思うのですが、空調機を複数台接続する場合、幹線の遮断機の定格電流や電圧降下の計算で用いる設計電流はどのように求めれば良いのでしょうか。 下の①~③中のどれかかなと思っているですが、、、 ①全ての機器の最大運転電流の合計 ②接続する機器の中で最大となる機器の最大運転電流と、その他の運転電流の合計 ③運転電流の合計 独学に近いので内線規程や茶本のほかに参考になる図書等も教えて頂けるとありがたいです。 宜しくお願い致します。 |
失礼ながら、質問をされる前に過去ログを 検索してみましたか? 参考までに https://www.setsubi-forum.jp/cgi-bin/c-board/data/design/log/tree_3137.htm のようなスレッドも参考になるでしょう。 他にも膨大な技術の財産が蓄えられているので、有効に 活用されることをお勧めします。(管理人さんに感謝!) |
デンスイさん、朝早くから返信して頂き有難うございます。 過去のスレッドはいつも参考にさせてもらっています。(管理人さん有難うございます) 過去のスレッドの内容で分からないところは、最大運転電流の合計でブレーカーの選定をするという内容が多かったと思うのですが、内線規程だと運転電流、定格電流になっている点です。 内線規程だと大まかにいうと以下の①~③ように書いてあると思うのですが、分岐回路の定格電流を2.5~3倍したものは最大電流と同じで、メーカーの資料で値が分かるときは最大電流を用いる。 幹線の場合は定格電流の1.25、1.1倍を用いる。となるのでしょうか。 ブレーカーの定格電流<幹線の許容電流とした場合、最大電流からブレーカーの定格電流を選定するのは③からいくと手順が逆になると思うのですうが、空調などのインバーター機器では余裕を見てそのように選定するのでしょうか。 また、電圧降下で定格電流を用いるということは、複数台に同時に最大運転電流を供給することはないという考え方で宜しいでしょうか。 長文で申し訳ありません。ご教示のほど宜しくお願い致します。 内線規程 ①負荷電流は運転電流の1.2倍とするのが良い。→1.2倍したものを定格電流とする。 ②分岐回路 【ブレーカー定格:定格電流2.5~3倍の定格のもの、ケーブルサイズ:ブレーカー定格の40%以上かつ50A以下は定格電流の1.25倍以上、50A以上は定格電流の1.1倍以上】 ③幹線 【ケーブルサイズ:50A以下は定格電流の合計の1.25倍以上、50A以上は定格電流の1.1倍以上、ブレーカー定格:幹線の許容電流以下】 |
私の場合は、フェイルセーフの観点から 低温暖房時の最大電流を基本として、ブレーカー定格を 選び、幹線太さを選定します。 需要率を低く選べば工事費は安くなるでしょうが 万一需要が重なり、トリップしてしまったら 工事屋の責任にされるのがオチですよね。 それもエアコン専用回路ならまだしも、事務機や 他の機器も繋がっていれば、思いも掛けない損害が 出て、トラブルになるのも危惧されます。 1口にエアコンと言っても種類が沢山ですし 台数も1~ン十台と範囲が広いので 住宅や小規模店舗・事務所ぐらいでイメージしています。 |
返信ありがとうございます。 内線規程では定格電流としているけれども、デンスイさんは信頼設計ということで 最大運転電流の値を採用しているということですね。 その場合、ブレーカーの定格電流:最大運転電流の合計の直上の機器、幹線の許容電流:ブレーカーの定格電流の1.25倍または1.1倍、電圧降下の設計電流:最大運転電流の合計という考え方で検討すれば宜しいでしょうか? |
はい、私はその様にやってます。 他の方は異論もお有りでしょうが・・・ ギリギリで設計すると、後々融通が利きませんです。 |
返信が遅くなって申し訳ありません。 設備については、どこに余裕分を見込んでおくのかというのは難しいですね。 今回の内容については納得出来ましたので、デンスイさんの方法で検討していきたいと思います。 お付き合い頂き有難うございました。 |
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