Page 3880 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼公共建築工事(機械設備工事)の積算方法について めぐまる 22/3/24(木) 14:58 ┣Re:公共建築工事(機械設備工事)の積算方法について LA 22/3/24(木) 18:26 ┃ ┗Re:公共建築工事(機械設備工事)の積算方法について めぐまる 22/3/25(金) 10:45 ┣Re:公共建築工事(機械設備工事)の積算方法について 裕次郎 22/3/25(金) 11:40 ┗Re:公共建築工事(機械設備工事)の積算方法について 常勝気流 22/3/25(金) 13:21 ┗Re:公共建築工事(機械設備工事)の積算方法について 常勝気流 22/3/25(金) 14:06 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 公共建築工事(機械設備工事)の積算方法について ■名前 : めぐまる ■日付 : 22/3/24(木) 14:58 -------------------------------------------------------------------------
初めまして。先月より機械設備工事の会社に勤務し、公共建築工事の積算を勉強しています。過去の公共建築工事の内訳書を使用して単価を算出しているのですが、算出方法が分からない項目がいくつかあり困っています。ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授いただけたら幸いです。 ≪不明点≫ ①給水管の保温について 「工事歩掛要覧」という本を使用しています。配管保温の歩掛が掲載されているのですが、ポリスチレンフォーム+ステンレス鋼板の配管保温工事の場合、ステンレス鋼板の価格が「積算資料」「建設物価」で探しても見つからないのですが、どのように算出しているのですか? ②地中埋設標・埋設表示テープについて こちらも歩掛は分かるのですが、材料の価格が「積算資料」「建設物価」で見つかりません。どのように計算していますか? ③樹脂管(ポリブテン)について 歩掛は何を使用すれば良いのでしょうか? ④冷媒用断熱材被覆銅管について 保護プレートの価格が「積算資料」「建設物価」に掲載されていないと思うのですが、どのように計算していますか? 本当に素人同然の質問でお恥ずかしいのですが、よろしくお願いいたします。 |
>①給水管の保温について どのように算出しているのですか? そのような場合は 地元保温工事業者に見積を取り、 都度、その価格を入れています。 >②地中埋設標・埋設表示テープについて 地中埋設標も基本は見積です。 埋設表示テープは機械設備の当該設計資料を参照します。 管に巻くだけのテープは管明示テープ。 管がそこに埋まっている事を掘削時に分かるように入れる 埋設表示帯と呼ばれる物を採用している設計もあります。 そこは図面から読み取り、材料問屋さんにも図面を流して その地区の特性が分かる担当者に見積を取ります。 もし歩掛要覧に無ければ、 厚生労働省管轄の水道実務実務必携を御参照下さい。 管明示テープや埋設表示帯の部掛が記載されています。 こうした単価を設計事務所で採用している場合もあります。 >③樹脂管(ポリブテン)について ポリブデン管に関しては 全日出版社の積算実務マニュアル等に 記載があると思慮します。 >④冷媒用断熱材被覆銅管について 数が多ければその個数分、見積を取ります。 保護プレート込みでm当たりの複合単価が 全日出版社の積算本にあると思います。 ただ、あまりにこちらの価格と乖離がある場合、 材料見積等を取って専門工事業者に施工見積を取り、 御社の積算担当者と協議して積算するべきと思慮します。 積算ですが 機械設備は多岐に渡り、 国土交通省のみならず、 厚生労働省積算単価等を採用している場合もあります。 地道に調べていくしかありませんので、 材料の問屋さんにも聴取すると設計事務所に癖のような物は 掴める筈です。 あくまでも ある人間の個人的見解ですので、 一つの意見として御参照下さい。 |
LA様、丁寧にご回答いただき、誠にありがとうございます。 全日出版社の積算実務マニュアルは見たことがなかったので、早速見てみます。 また、見積りを取るものについて、今まで空調機器や衛生器具等しか考えていませんでした。こちらも見積りを取ってみたいと思います。 機械設備工事の積算は多岐にわたるとのことですので、これからも一つずつ覚えていきたいと思います。また、分からない点がありましたら、よろしくお願いします。 |
まず、前提として、「公共工事」であれば、積算システムを使っていると思われます。RIBC、エスティマなどですね。 設計側の積算システムに単価がありませんので、単価を官公庁からもらうことになります。 まさか、EXCELで複合単価作りなさいではないですよね。。。。 それであれば、積算資料、物価版、メーカーカタログ、価格表など駆使するしかないですね。 > >≪不明点≫ >①給水管の保温について > 「工事歩掛要覧」という本を使用しています。配管保温の歩掛が掲載されているのですが、ポリスチレンフォーム+ステンレス鋼板の配管保温工事の場合、ステンレス鋼板の価格が「積算資料」「建設物価」で探しても見つからないのですが、どのように算出しているのですか? >>ステンレス鋼板普通に載っています。WEB盤使うと検索機能があるのですぐに探せますよ。 >②地中埋設標・埋設表示テープについて > こちらも歩掛は分かるのですが、材料の価格が「積算資料」「建設物価」で見つかりません。どのように計算していますか? >>>埋設表示テープなど電気の項目にありますね。 >③樹脂管(ポリブテン)について > 歩掛は何を使用すれば良いのでしょうか? >>>VPを使用するか、架橋ポリエチレン管を使用するか、ない場合は、メーカーが歩掛かり持っていますので取り寄せて下さい。 >④冷媒用断熱材被覆銅管について > 保護プレートの価格が「積算資料」「建設物価」に掲載されていないと思うのですが、どのように計算していますか? >>>冷媒管の保護プレート? カバーのことですか? 樹脂製であれば官公庁で複合単価が入っています。 樹脂製など、ない場合は、材料+保温工事の適当なもので複合単価作製です。 金属製のカバーは、単価をメーカーに聞いて、ケーブルラックなどで代用ですね。 > >本当に素人同然の質問でお恥ずかしいのですが、よろしくお願いいたします。 >>>個人的な見解もあるかと思いますが、単価本は、WEB版おすすめします。2種類だと年間10万超えですが、コスパとしては良いと思いますよ。 |
公共建築工事の積算とは 発注者が予定価格を適正に算出する目的です。 官庁営繕にて統一基準が規定されており、国交省HPよりダウンロードできます。 ①公共建築工事積算基準 ②公共建築工事共通費算出基準 ③公共建築工事標準歩掛 ④公共建築数量積算基準 ⑤公共建築設備数量積算基準 ⑥公共建築工事内訳書標準書式 ⑦公共建築工事見積書標準書式 問にある「工事歩掛要覧」は、③に掲載がない場合の二次的資料となります。 受注者側は、公共建築基準で算出した予定価格に乗率を掛け 応札することになります。 >③樹脂管(ポリブテン)について > 歩掛は何を使用すれば良いのでしょうか? 「公共住宅機械設備工事積算基準」 さや管ヘッダー工法 樹脂管 10φ~20φ 配管工0.016人/mがあります。 |
>①給水管の保温について 公共建築工事では市場単価となります。 >④冷媒用断熱材被覆銅管について > 保護プレートの価格が「積算資料」「建設物価」に掲載されていないと思うのですが、どのように計算していますか? 刊行物には掲載がありませんのでメーカー見積となります。 参考として「積算実務マニュアル」に1枚当たり単価の掲載があります。 ※単価は二次利用となりますので控えます。 管理人さんへの質問です。 発刊(有料)されている書籍から、歩掛等の 転載は、不可となるのでしょうか。 |
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