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 ▼連通管で連結された水槽間に発生する水位差について  suntos 22/11/25(金) 8:52
   ┣Re:連通管で連結された水槽間に発生する水位差について  tama923 22/12/2(金) 12:24
   ┃  ┗Re:連通管で連結された水槽間に発生する水位差について  suntos 22/12/2(金) 16:18
   ┗Re:連通管で連結された水槽間に発生する水位差について  masa 22/12/4(日) 2:52
      ┣Re:連通管で連結された水槽間に発生する水位差について  suntos 22/12/5(月) 15:26
      ┃  ┗Re:連通管で連結された水槽間に発生する水位差について  masa 22/12/10(土) 1:10
      ┗Re:連通管で連結された水槽間に発生する水位差について  Em7 22/12/15(木) 9:14
         ┗Re:連通管で連結された水槽間に発生する水位差について  masa 22/12/15(木) 10:16

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 ■題名 : 連通管で連結された水槽間に発生する水位差について
 ■名前 : suntos
 ■日付 : 22/11/25(金) 8:52
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   お世話になります。
設備屋をやっております。

現在、躯体水槽を連通管で連結させた水槽にて
発生する水位差を数式化できないか検討中です。

流入管は水道圧で水槽内に解放となっており、
流出管は給水ポンプ(吸い上げ)につながっております。
流入量は定流量弁にて常に一定量となっており、
流出量は二次側の負荷に応じて変動します。
また、流入>流出とする必要があり、
越流管より常に余剰分を流出させています。

この条件にて、水槽間に水位差が発生するはずなのですが、
水位差を計算するにはどう考えたらよいのか。

似たような考え方として、連結された消火水槽の有効容量を
算出する際に、水位差を算出する式はあるのですが。
これの根拠も分かりません。

ご回答の程、よろしくお願い致します。


添付画像
【水槽間の水位差.jpg : 78.9KB】
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:連通管で連結された水槽間に発生する水位差について  ■名前 : tama923  ■日付 : 22/12/2(金) 12:24  -------------------------------------------------------------------------
   どういう理屈で連結された水槽の水位が違うのでしょうか?

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:連通管で連結された水槽間に発生する水位差について  ■名前 : suntos  ■日付 : 22/12/2(金) 16:18  -------------------------------------------------------------------------
   ご回答ありがとうございます。

理屈としては、流出量に対して連通管が細すぎる場合、
連通管での水の移動(水槽C←水槽B及び水槽B←A)が追い付かず、
水位差が発生するのでは、と考えています。
(水位が水槽C<水槽B<水槽Aとなる。)

連通管内の流速or流量が数式化できればよいのですが。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:連通管で連結された水槽間に発生する水位差について  ■名前 : masa  ■日付 : 22/12/4(日) 2:52  -------------------------------------------------------------------------
   基本的には、連通管の抵抗分の水位差が無いと、水が流れないと言う事になります。
一般的な連通管の流量係数C=0.75で算出される場合が多いと思います。
この場合の水頭差hは、h=V^2/(2g・C^2) V:連通管流速[m/s]、g:重力加速度(≒9.8m/s)、C:流量係数(連通管の場合は0.75で算出する例が多い)
仮に、連通管の流速=1.0m/sとすると、水位差h=1^2/(9.8×(0.75^2))≒0.18mとなります。
したがって、水槽Cと水槽Bの水位差h2=(Q2/3600/S2)^2/(9.8×(0.75^2))、水槽Bと水槽Aの水位差h1=(Q2/3600/S1)^2/(9.8×(0.75^2))となります。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:連通管で連結された水槽間に発生する水位差について  ■名前 : suntos  ■日付 : 22/12/5(月) 15:26  -------------------------------------------------------------------------
   ご回答ありがとうございます。

流量係数というのは、管内面の粗さ等に左右される係数かと思われますが、
連通管がコルゲートパイプでできていて、波型形状となっている場合、
流量係数は変わってきますでしょうか。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:連通管で連結された水槽間に発生する水位差について  ■名前 : masa  ■日付 : 22/12/10(土) 1:10  -------------------------------------------------------------------------
   粗度係数が異なるので、流量係数は変わるはずです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:連通管で連結された水槽間に発生する水位差について  ■名前 : Em7  ■日付 : 22/12/15(木) 9:14  -------------------------------------------------------------------------
   横からすいません。

h=V^2/(2g・C^2)

水位差h=1^2/(9.8×(0.75^2))≒0.18m

の計算で

9.8のところが「2g」であれば

水位差h=1^2/(2x9.8×(0.75^2))≒0.09mですね。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:連通管で連結された水槽間に発生する水位差について  ■名前 : masa  ■日付 : 22/12/15(木) 10:16  -------------------------------------------------------------------------
   ご指摘のとおりです。

誤:連通管の流速=1.0m/sとすると、水位差h=1^2/(9.8×(0.75^2))≒0.18mとなります。
したがって、水槽Cと水槽Bの水位差h2=(Q2/3600/S2)^2/(9.8×(0.75^2))、水槽Bと水槽Aの水位差h1=(Q2/3600/S1)^2/(9.8×(0.75^2))となります。

正:連通管の流速=1.0m/sとすると、水位差h=1^2/(2×9.8×(0.75^2))≒0.09mとなります。
したがって、水槽Cと水槽Bの水位差h2=(Q2/3600/S2)^2/(2×9.8×(0.75^2))、水槽Bと水槽Aの水位差h1=(Q2/3600/S1)^2/(2×9.8×(0.75^2))となります。

訂正します。

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