Page 520 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築設備フォーラムへ ┃ 会議室に戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼給気口の風速 ジョン 04/4/17(土) 0:24 ┗Re:給気口の風速 masa 04/4/17(土) 3:09 ┗Re:給気口の風速 ジョン 04/4/17(土) 7:17 ┣Re:給気口の風速 ピッコ 04/4/17(土) 11:23 ┃ ┗Re:給気口の風速 兄やん(niiyan) 04/4/18(日) 1:08 ┃ ┗Re:給気口の風速 ジョン 04/4/18(日) 7:55 ┃ ┗Re:給気口の風速 masa 04/4/18(日) 8:10 ┃ ┗Re:給気口の風速 ジョン 04/4/18(日) 20:28 ┗文献 masa 04/4/18(日) 7:56 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 給気口の風速 ■名前 : ジョン ■日付 : 04/4/17(土) 0:24 -------------------------------------------------------------------------
扉のドアガラリやアンダーカットを換気の給気口とした場合、風速はどのくらいで設定したら良いのでしょうか?2.0m/Sと聞いた事がありますが、2.0m/Sで計算した場合、給気口が大きくなりすぎると思うのですが? |
面風速で2m/s、開口率45%だと通過風速4.5m/sが限度になります。(騒音を基準とした場合) 圧力損失は35Pa程度となります。 アンダーカットだと面風速と通過風速が一緒なので、4.5m/sでも大丈夫だと思います。(個人的には4m/s以下の通過風速で設計します) |
masaさん 有り難うございます。 面風速で4m/sで検討してみます。面風速の基準が載っている文献等がありましたら、参考に教えてください。 |
風速のめやすは 国土交通省の通称”茶本”にのってますよ。 ふと疑問に思ったのですが 排気外壁ガラリの風速の基準が 4m/sで開口率35% と茶本にはあるのですが この4m/sは通過風速?それとも面風速? わたしは今まで通過風速に置き換えて考えていましたケド・・・ 4m/sの面風速であれば開口率35%とすると 通過風速は 4/0.35=11.4m/s となってしまいます。 あー悩んできた・・ |
ガラリの設置場所が騒音発生源になるため、面風速が早くなると 風切音が大きくなります。面風速が2m/sであれば、近くに寝室が あっても気になりませんが、3m/sを超えると音が気になります。 屋上などで、人が居ない場所ならば、4m/sでも大丈夫でしょう。 但し、給気では風速が早くなると、どんな開口率のガラリでも 雨水を引っ張るので、水切り対策が必要です。 |
みなさん有り難うございます。 ちょっと簡単に整理しますと、 面風速は人の居る場所では2m/s以下、その他では4m/s以下と言う事ですか? その場合、通過風速は面風速以上になると思うのですが? そう考えると通過風速を重視したほうが良いと思うのですが? ?ばっかりですみません、ちょっと混乱しています。 |
面風速は一般的には2m/s以下となります。 ドアのアンダーカットの場合は面風速=通過風速となるので、3m/s〜4.5m/sが騒音基準では限度となります。 ドアガラリの場合は開口率により通過風速が変わりますので、一般的な室内のドアガラリの開口率45%では面風速を2m/sとすると通過風速が4.5m/sとなります。 設計上は通過風速3m/s〜4.5m/sで検討するのが普通です。 室内気流を重視する場合は、ドアガラリ・アンダーカットからの気流拡散を検討しなければいけませんが、ドアガラリ・アンダーカットの近くに人がいなければ騒音基準で設計しても問題ないでしょう。(家庭用のトイレ等で気流が気になる場合は1.0〜1.5m/sの通過風速で設計する必要があるかもしれません) |
みなさん 詳しい説明ありがとうございました。 明日さっそく計画してみます。 |
他の方も書いていますが、「建築設備設計基準」(茶本)、「空気調和ハンドブック」・「空気調和・衛生工学便覧」等に記載されています。 騒音基準ではガラリ等では通過風速3m/s〜4.5m/sが限界になります。 面風速はドアガラリで2m/s(ガラリ開口率45%・通過風速4.5m/s)・アンダーカットは3m/sが一般です。 室内気流風速を基準にした例では、居住域に近いドアガラリ・アンダーカットの場合は1.0〜1.5m/s以下と記載している文献もあります。(室内気流風速を0.5m/s以下とした場合) |
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